TVアニメ 鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST DVD感想 その2 

まだまだ続くよDVD感想。4クール目からはこちらで。
ここから先の感想は全て原作最終回・FA最終回を踏まえての話になるので
コミックス派の方はネタバレ注意。

そしていつも通り管理人の個人的意見炸裂なのでスルーできない人は回れ右。

各巻へ→11 12 13 14 15 16


 
【第11巻】第39話「白昼の夢」 第40話「フラスコの中の小人」 第41話「奈落」 第42話「反撃の兆し」 特典「リンとグリードのグリリンラジオ」

 感想遅くなってすみません。アニメも本放映終わっちゃってどうにもテンションがね……DVD自体はとっく観終わってるんですが、感想まで終わっちゃうと一気に寂しくなってしまいそうなのでちびちびゆっくりやっとります。
最終巻まで感想は続けるつもりなので、のんびりお付き合い頂けると幸い。
 で、11巻パッケージはイケメンお父様…ではなく若ホーエンですよ。1クールOPからとうとうここまで来たかーって感じだわ。でもこのホーエン、微妙に兄さん寄りの顔してると思う。正面だから鼻の高さ分かり難いからなぁ。
原作だと明らかに16歳兄さんより若ホーエンの方が鼻が高くて美形なんだよね。まぁ、兄さんも成長して同じくらいの年になればそれなりにイケメンになるんですが(笑)。それとは別に、このホーエン………胴体のバランスおかしくね?
そうじゃないとしたら、どんだけハイウエストで紐結んでるんだよ。どんな流行だよ。10巻のウィンに続きまた菅野さんやっちゃったか。大佐でもたまにありましたが、大の男の胴体がやけに短いと気になって仕方ない。
作画崩壊とかならまだしも、キャラデザが1枚絵で素人でも分かるくらいバランス崩しちゃうときっついです……orz
 アイキャッチカード。やんちゃっぽい若ホーエンはいいんだけどね。キンブリーと兄さんの対比も好きなんだけどね。
ウィンリィのマフラーが髪と同化しているのがね。下の方、これも髪だとしたらどんな髪型なんだと小一時間。
本放映では一瞬だから気付かなくても、カードだとバレバレだよ……色間違いくらい直そうぜ頼むから。マジで。

 ブックレット。キャラ紹介のホーエンはバランス悪くもないのになぁ。青年期から壮年期への顔の変化は禁句(笑)。
でもってロイとオリヴィエの会話はまだ割とキャラ掴んでますが、アルとメイのはね……。
何度も何度も言いますが、ブックレットのキャラ会話書く人はせめて単行本読み直せ。
アルはメイ「ちゃん」なんて呼ばない。お国柄もあるだろうけど、兄弟が人の名前にわざわざ敬称をつけるのは思いっきり年上で目上の立場である人に対してか、エリシアちゃんレベルで幼い子供に対してだけだよ。同年代、もしくは少し年上年下くらいなら初対面でも呼び捨てがデフォです。ロゼもパニーニャも大人であるヨキですら呼び捨てだからね。
同年代でもメイは皇族だから敬称つきにしたってのは言い訳にならない。リンが呼び捨てなんだから。
メイもこれじゃただのアホの子みたいでなんか嫌だ。妄想キラキラとアホの子は別だよ。結婚式場とか引き出物とか、ギャグのつもりとしても寒い。無駄に日本の結婚式とリンクしてどうすんの。曲がりなりにもFAは公式でしょ、メイはシンの皇女だって本当に分かってる? フォロー不可能。
 色彩設計やクセルクセス人の色トレスについて詳しく書かれていたのは良かった。並べてみると暗色ってこんなに差があったんだねー。アナログテレビだと暗い背景はとにかく画面見難くて大変でしたが、描く方も大変だわな。
牛さん4コマは後述。

 第39話。数少ないぷちエドウィン回。
ああ4クールOPが懐かしい。でかいTV画面でデジタルで観るのは初だったのであまりの綺麗さに吹いた。
本当に大好きだこのOP。歌も構成も作画も。最終回を踏まえて見てるとじわっと泣きそうになります。皆の力万歳。
 ウィンリィの棒止血はDVDでもスルーか……まぁそれは後々まで影響なかったから仕方ない。
だけどアルの雪中行軍で地図に紐ついてない&思いっきり地図から手放しちゃったのは致命的だと思うの。

地図なくしたら確実に遭難する。紐くらい修正で直せよー。何の為のDVDだよー。
アイキャッチのウィンリィもやっぱり色直してなかったしさ。はぁ……。
ウィンの頭ぽんとピアスぎゅっとピアス見つめをやってくれた事に驚いたのも今は懐かしい。
そういやここでジェルソとザンパノの家族の話がオリジナルで入ったけど、これ見て牛さんもキメラさんズの背景とか扱いとか追加したみたいな事をインタビューで言ってたね。それは良い相互補完。

 第40話。若ホーエンのターン回。
ホーエン登場のシーン、窓からぐるっと廻り込んで見せるシーンが何気に芸細かくて好きです。3D?
マリモお父様の声はここで初登場だった訳ですが、マリモ→お父様→メタボ目玉まみれ→イケメンで微妙に加工やら言い方やら変えてあるのは上手いよなぁ。イケメンお父様が23号と同じ浪川さんになるんじゃないかと夢みた事もありましたが、長年成長しなかった中身を思えば中の人が変わらなくて当然か。ホーエンとは別人だし。
しかしこの回でホーエンが錬丹術使えるって話をカットしたフォローは最後までされなかったなぁ(苦笑)。
ボス戦で錬金術封じされた後もホーエンがガードしまくれたのは賢者の石があるからだけじゃないんだぜー。ホーエンが使ってたのは錬丹術(+錬金術のミックス?)なんだぜー。FAしか観てない人はそこんとこ勘違いしてそうだ。
一応次の回でメイが東の賢者の話をしてホーエンの絵を重ねてるけど、お得意の「アニメ的分かり易さ」を出すならホーエンに直接言わせるべきだったんじゃなかろうか。原作で師匠に言った台詞をカットせずに。
 あと物凄く今更なんだけど、人体錬成=扉を開けるには血が必要なんだよね。マリモがクセルクセスでホーエンの血を使ったように。エドアルが自分達の血をママンの材料に混ぜたように。……で、それらを踏まえるとエドがグラトニーから出た時、大佐の無理矢理人体錬成、エドの最後の錬成ではいつどこの血を使ったかが疑問な訳で。敢えて血を捧げてはいないよね。本人の人体錬成(材料は身体まるごと)だから身体の中を流れる血で代用できたのか、いずれの場合も満身創痍だったから怪我から流れる血が使われたのかどっちなんだろう……。

 第41話。後半で数少ない兄さんのターン回。
ゴリさん・ハインケルとのバトルやキンブリーとのバトルはワクワクします。
雪煙で真っ白な世界もウチのデジタル化のおかげか、DVDで少しは観易くなったのか、結構はっきり見えるようになってる気がする。でも一番力入ってるのは炭鉱崩壊の煙だよね(笑)。
串刺し兄さんは何度観ても痛い痛い痛い! 朴さんの掠れた声も凄いよなぁ。このシーンの静かなBGM好きだ。
そして無音になり、最後にハインケルに背負われてEDの明るい曲を重ねてきた流れはGJ。
ちょうどこの辺りの原作本誌掲載時に牛さんも出産で叫んでたのかなと思うと感慨深いです(笑)。

 第42話。兄さんお休み回。
何度観ても皆がずらっとバラバラアルの周りを取り囲んで立ってる図は違和感……。外が真っ暗になるまで何を長時間説明してたんだという。なんだかバラバラ殺人事件で遺体を取り囲んでどう処分するか相談している集団みたいだ。
メイが気付くまでの流れやヨキのクシャミ追加は良かったんだけどね。
おちゃめホーエンについては………最後までFAと原作に差があったなぁ。この回の原作通りっぷりが異常。
まぁ原作エドとFAエドの差程度には原作ホーエンとFAホーエンは別だと割り切れるようにはなったけどね。

 4コマ。OPはキメラさんズ4人+キンブリー。爆発の等価交換がどうとか野暮な事は言いません(笑)。
そして最強ウィンリィさんに全て持っていかれた。ちょっ……ヒロインだよねこの子!?(大笑)
エドのマジ泣きとキンブリーの申し訳なさそうなすみませんに超笑った。愛されてるねウィンリィ★
お馬鹿大佐は牛さんにおける大佐の位置付けが如実に現れてると思う。肉きゅうは私も触りたい。
アルのアレは元ネタありそうだな……特に最後の。ロボット系アニメ? タ●コマ?
最終回疲労ピークだったであろう牛さんのハードワークを思えば、全体の出来は充分か。

 今回のメイン、グリリンラジオ第2弾。
そうか、ラジオキャピタルの電波をジャックしてたのかコレ……(笑)。
全体の流れは前と同じだけど、宮野さんと中村さんもだいぶ慣れてきた感じだなぁ。いいコンビだ。
ゲストはバーローとマダオ…もとい初っ端からエンヴィーとスロウスかましてくれる高山さんと立木さんが好きだ。
 しかし立木さんの「喋りたい」って切実だな(大笑)。今ナレーション役多いから余計に違和感あるんだろね。
スロウス役が立木さんだって事をTVのオンエア見て初めて知った宮野さんとか(グリードとスロウスって一緒にいる場面が一切ないんだよね)、高山さんがスロウスを見てエンヴィーの変身した姿だと勘違いしてたとか、面白かった。
筋肉バトルで内海さんに「めんどくせー」って弄られてたという立木さんにちょっと萌え(笑)。
FA声優陣って年齢幅物凄く広いけど仲良さそうで何よりだ。
 鋼ネタは冒頭とかお題だけですが、普通に最後まで面白かったです。素で声出して笑っちゃったよ。
声優さん4人皆の好感度アップ。声優という仕事に対しての心構え的なものも聞けて「おー」とか思ったり。
あと、高山さんに言われてコンビニプリン食べたくなった(笑)。ぶっちゃけ視聴者参加コーナーはいらんと思うけど。
次回のゲストは大総統とプライドだよね。それも凄い楽しみだ。柴田さんとの絡みがごっつ気になる。

 総評。この巻は本編も大きく動くし、ラジオも良かったし、かなり買いだと思います。ここ暫くで一番じゃね?

(10.08.30)



 【FULLMETAL ALCHEMIST FINAL BEST】

 12巻感想の前に、主題歌ベストアルバムも買ったので軽く感想をば。
全体的に思ったよりも丁寧な作りだったなぁと。化粧箱の無駄に上半身裸兄さんにはちょっと引いたけど(…)、ブックレットの紙も本編DVDよりずっと上質で厚い。各OP・EDにコメントが付いてるのが色んな意図が分かって面白いです。
気のせいか、嘘とレインに対してのコメントがね……他の曲のコメントとは視点が違うというか、失恋歌について必死でスルーしようという大人の努力が窺えるのがね。まるで「考えておきます、善処します、意味は全ていいえです」みたいなね。物は言い様って素晴らしい。遠慮なく切り貼りしまくった事といい、FAスタッフのこういう姿勢は好きよ(笑)。
牛さん描き下ろしの兄弟も可愛い〜。人体錬成前だね。ちびエドのまるっこい目と口が珍しい。ざっと描いたように見えて、蓄音機とか結構描き込んであって牛さんが楽しんで描いてるのが分かります。コメントも大人だなぁ。
 おまけのカードは……これはシングルで売ってた時のカバーイラストなのかしら。いくつか見覚えなかった。
白黒線画の兄弟・リン&ランファンの雰囲気が好きだわ。
 CDとクレジットなしOPEDは別にここで改めて語るような事もないので(DVD感想の方でまた語るかもだけど)、おまけの公式MAD…フルバージョンPVについて少し。これの為に買ったようなもんだからね。

レイン:初っ端から「6月の嘘」も何もないだろって盛大にツッコミ入れました。スカーとヨキ組が歩いてるあのシーンは約束の日直前=春だけど、本当に歌詞に合うシーンがないんだね……。「恋」って歌詞でスカーってもう合わせるの諦めてるでしょコレ。他もなんとか歌詞に合わせようと努力はしたけど無理でした、みたいなシーンのオンパレードというか。
ここまで全体的に歌詞と画面が合ってないMADも珍しい。世界観に対していかに歌詞が大切かって事やね。
あ、「笑う」って歌詞でオリヴィエに胡散臭い満面の笑顔を見せる大佐のアップになったのは素で吹いた。
これ観ると5クールOPの切り貼りが鋼的にいかにギリギリだったかよく分かります。スタッフ頑張った。

RAY OF LIGHT:本編バージョンでもホーエンEDになってましたが、更にホーエン倍プッシュMADになってます。
しょこたん的には自分=エドで歌詞を書いたっぽいですが、一期アニメをイメージして書かれたそれよりFAのホーエン変換の方がずっとマシだ。スタッフGJ。全体的にはホーエン視点の総集編+一部エド視点ってところか。23号時代も写真撮るシーンもホーエン絡みは殆ど入っていて走馬灯のようだ。途中でエドへの世代交代(墓掘り起こしシーン)、最後はエドとの和解をイメージしたのかな。あーやっぱりこの曲を63話のEDで観たかったよ……。

LET IT OUT:これが一番のヒット! 元々曲も絵も好きなEDでしたが、全てアル視点のMADに置き換えられててちょっと感動した。鋼って漫画もアニメも無意識にエド視点で見てしまうから新鮮な視点というか。
そうだよねアルも主人公なんだよね。これ観てアル好きメーターがぐんと上がりました(笑)。じわじわと泣ける。
ただ、最後がなぁ……26話のエドから見た生アルって、中身は真理君なんだよね。アル本人じゃない。
絵柄のインパクトで外せないってのと、まだDVDになっていない本編最終回近くのシーンを使えないって事でここを使ったんだろうけど……うーん微妙。ここが本物の生アルだったら文句なしだったんだけどなー。
とはいえ、これだけでもベスト買った価値あったと思うよ。うん。

(10.08.30.UP)



 【第12巻】第43話「蟻のひと噛み」 第44話「バリンバリンの全開」 第45話「約束の日」 第46話「迫る影」

 すっかり2本遅れになってますがやりますよ12巻感想。
このパッケージの兄弟は割と好きだなぁ。兄さんの横顔が老け…大人っぽ過ぎる気もするけど、シリアスな雰囲気に合ってるし。アルの塗りもアニメ塗りと厚塗りとピカピカ塗り(?)の中間くらいの色合いで好きだ。
兄弟揃って逆の方向を見つつ、拳を握ってるのがいい。この辺はずっと別行動だもんなぁ。(しみじみ)
 アイキャッチカード。かっこいいマルコーさん単体やバリンバリン兄さんもいいですが、なんといってもメインはウィンリィの生着替えとお風呂だよね(笑)。可愛く描いてくれてこれは感謝。ウィンのピアス摘んでる兄さんは何がしたいのか微妙ではあるんですが。エドウィンというよりもうちょっとこう、持ち方ってもんが……。

 ブックレット。だからアルとメイの婚姻ネタはもういいから。お腹いっぱいだから。
他にネタないのかよ……今度は「ちゃん」付けじゃないだけマシだけど、いいかげん飽きました。いくらメイでもそこまで強引じゃないと何度言ったら(以下略)。エドとハインケル・ゴリさんの会話もなぁ。ベタが悪い訳じゃないけど、いちいちオチが微妙というか昭和臭いのはなんとかならんのか……たまたま私とセンスが合わないだけなのかねぇ。
 作画メイキングは良かったです。マルコーさんに縋りつくエンヴィーの中の人の動き、細かいなーとは思ってたけどちゃんと作り込まれてたのね。OPのアクションカットも凄い。こういうのこそもっと見たかったよ。
牛さん4コマは後述。

 第43話。マルコーさんVSエンヴィーがメインのようであっという間に終わる回。
初っ端のメイの錬丹術講座に和むわー。シャオメイもちゃんと真面目な顔してるのよね。
全体的な流れは本放映の時と同様、とにかくパパパッと終わっちゃった感じ。大きく端折ってはいないのに物凄く話が進んでるのよねこの回。原作も忙しかったとはいえ、よく30分で納まったよなぁ。アルの声とスカーの声が重なってるとこはDVDでもう少し分かり易くしてくるかとも思ったけど、特に変化はなかったです(多分)。ここは原作の台詞知ってなきゃ聞き取れんよ……。そしてアルの「錬丹術習いにシンに行く」っていう台詞が予想ではなく最終回でガチになったのに感無量。私含め誰でも予想できるネタだったとはいえ、この時点では流石にスタッフもまだ最終回ネタを牛さんから貰ってない、よね………?

 第44話。ウィンリィさんのおっぱry回。
ツッコミ入れたいあれやこれやは本放映で散々言ったのでここではパス。ホーエンやロゼの性格がDVDで修正される訳ないしなー。とりあえずウィンリィさんのお風呂シーンで満足しとけと。湯気…気のせいか減ってない?(笑)
後は兄さんのバリンバリンとエドワードマッハ号が見所と言えば見所か。ゴリさんの小脇に軽々と抱えられるエドが漫画通り無表情のギャグ顔なのはいいけど、こうして見るとほんとちっこいよね兄さん……これから春までの数ヶ月で10センチ以上伸びた事になるんだろうか。アルとのリンク切れ&機械鎧軽量化があるとはいえ、成長期すげぇ。

 第45話。EDが全部持ってった壮大な前フリ回。
本編はグリリンVS大総統とアームストロング姉弟のバトルと日陰組結成で満足っちゃ満足なのよねこの回。
でもメイがセントラルに戻る切っ掛けはなぁ……何度観ても無理矢理感が。炭鉱話、エドのと纏めておまけDVDとかにならないかしら。いっそ映画はこれで……はないな、きっと。グリードとリンの中の会話は最終回を思うと泣ける。
 そうそう、大佐が「年を越して『らいはる』」と言ってた事について私は『らいしゅん』だと来週と聞き間違え易いから敢えてアニメでそういう読み方させたんだろうとスルーしてましたが、結構ツッコミ入れてる方いましたね。
実際、来春と書いてあれば普通は『らいしゅん』読みなんでしょうが辞書的にはどっちの読み方でも正解だそうな。
でもってここのEDは本放映と違ってクレジットなしバージョンです。空気読んだ。

 第46話。ウィンの下乳回であって思い出の地図回(笑)。
いやー…懐かしい。放映時は津波テロで思いっきり地図載ってたからなぁ。あの騒動も今となっては楽しかった。その後ギャオで地図なしバージョンは観ましたが、テレビサイズでデジタルの綺麗な画面で観るとまた全然違うねー。
今改めて観ると当事気付かなかった事もちょこちょこある。ウィンが「機械鎧触らないでね」って北軍の人に言ってあったのに悲鳴聞こえた時、触ろうとしてたりとか。乙女の部屋から男共を叩き出した時、ゴリさん(ハインケル?)のお尻がドアの向こうにちゃんと描いてあったりとか。しかしエド……顔真っ赤にしてその不自然な言い回し、マジでウィンの部屋で何やってたんだよ……。そして問題の整備シーン。ウィンの部屋だと結論付けた人は多いようですが、私はやっぱり違うと思ってます(しつこい)。扉とベッドの位置から、少なくとも原作のウィンリィの部屋ではない。
ついでにあんな部品だらけの棚もないよね。まぁだからどうした、ウィンリィの部屋ならマズイのかって訳でもないんだけどね。いくらFAでエド→ウィンカットが多いとはいえ、何でもかんでもエドウィンやエロウィンに持ってくのは逆に虚しいだけだと思うんだ……。

 おまけ4コマ。オープニングのマルコーさん。暗号研究書のせいもあるだろうけど、3分クッキングがやけに似合うよねこの人。いつでもどこでも「ここに賢者の石があります」って胸ポケットから出しそうなイメージ(笑)。
そしてブラッドレイ一家に全部持ってかれた。夫人……っ!!
他の4コマが牛さんの忙しさもピークで低空飛行だったせいか、これだけ群を抜いてるなぁ。
「死のせっぷん」って似た様な技がなんかのゲームでなかったっけ……FF? 死のキス? あれ?
羊テロはギャグというよりほのぼの。大総統の通勤電車シリーズもこれでお終いか。

 あと、この巻には3クールOPEDのノンクレジットバージョンも入ってます。
ファイナルベストCDがあればいらないけど、まぁこっちが優先ですから。もうとにかく全てが懐かしい。
……ラップはあちこちで不評だけど(どんなアニメでもラップ曲は嫌われてるよね…)、別に嫌いじゃないよ私は。
そして何故か45話EDのクレジットありバージョンがここに。本編と置く場所逆じゃないかとは思うけど、声優や制作陣のクレジットありバージョンを抜く訳にはいかなかったという事か。

 総評。この巻の収録回はどれも作画は綺麗だし話はごっそり進むし、かなりお薦めの部類に入ると思います。
この後最終回近くまですっかり出番がなくなるウィンリィの見納めも含め、エドウィン的にも美味しいしね。
おまけがノンクレジットバージョンだけなのは他に比べて寂しいけど、本編だけで充分元は取れてる感じ。
再放送を逃して地図テロ録画しかできなかった人はこれだけ買うのもありでは?

(10.09.25.UP)



 【第13巻】第47話「闇の使者」 第48話「地下道の誓い」 第49話「親子の情」 第50話「セントラル動乱」 特典「それもまた彼の戦場」

 そろそろ内容忘れそうな13巻感想です。特典映像は先に感想書いてあったけど、本編はちゃんともう一度観たよ!
最後の牛さん描き下ろし特典BOXは黒。赤、銀、白ときて思いっきり予想通りというか、妥当だわなー。
ウィンが一度もBOX絵に入らなかったのは寂しいけど、最後がエルリック父子なのも納得。ストーリーの締めとしてはこれ以外ない。3人ともキリッとしていてこれから最終バトルって感じがするよ。実際はアルは一緒にこの地下道を歩く事はなかった訳だけど、一緒に描いてくれて有難う牛さん!
 13巻のパッケージも凄いカッコイイよランファン。相変わらず作画スタッフに愛されてます。ランファンの機械鎧って漫画でも黒塗りが多くてパーツがよく分からなかったんだけど(フラ絵で模写するのに泣いた…)、こうなってたのか。
色の切り替えがある分兄さんより派手なんじゃないか(笑)。……ん? この剣の長さだと肘下の部分に全部入らないよね? このまま肩までの部分に納めるとしたら、剣がつっかえて肘が曲がらないよね? ………………。
つ、突っ込んじゃダメって事ですね。きっと凄いギミックがあるのでしょう。後ろのグリリンもいい味出してます。
というか、明らかに魔王=グリリンで勇者(武闘家?)=ランファンの図だよねこれ。グリリンがラスボス扱い。
 アイキャッチカード。おお。これは14巻のおまけだけど、カードケースに5クールOPEDのカードも入ってる! 
しかもOPは朝チュン兄さんと見下ろすウィンだ万歳! え、何このエドウィンサービス。最終回から何があったFA。
ED絵はエドとアルの1枚絵でした。元が動かない1枚絵だからあんまり有り難味がない(苦笑)。13巻のカードはロス少尉とハボのツーショットが一番嬉しい。タヌキなグラマンもいい雰囲気だ。涙浮かべたグラちゃんは卑怯……。

 ブックレット。黒板キーッとか、相変わらずネタのセンスが一昔前だけどアルとプライドの会話の雰囲気は結構好きかもしれない。プライドのSっぷりは不動だ。でもロイアイ会話はやっぱり寒いなぁ……なんというか、オチが最初から見えてるんだよね。メイの時の浮きっぷりといい、このキャラ会話シリーズ書いてる人って私より一回り上…40代以上じゃないかと予想しております。エドVSうねうね、ホーエンVSうねうねの原画は良かった。ここのホーエン、漫画だとドキドキしてたけどアニメはあくまで冷静というスタンスなのね。でもって4クールEDの青空にばばッと仲間達が飛び出てくるシーンの原画がいい! キャラ1枚ずつ、こういうポーズしてたのかと今頃理解。皆動きのあるポーズだなー。こういう構図が描けるようになりたい。4コマは後述。

 第47話。ブラウン管アナログTV泣かせの真っ暗回。
賢者の石を使わない!!とオーバーアクションの兄さんに当事は違和感と不安を覚えましたが、最終回を観た後だとこれで良かったのかーと思える不思議。本当に最後まで賢者の石使わなかったもんなぁエド。私、思いっきりナナメな考察してましたね(苦笑)。あの裏技は予想外だった。この時点でスタッフは裏技を聞かされてたのかしら。
だけどこの直後にアルが賢者の石を使ったのは事実なんだよね。元の身体に戻る為ではないけど、後でアルが使う事を考えれば必要以上にエドに強調させない方がいい気がするんだよなぁ。アルが汚れ役でエドだけ綺麗ごとを言ってるようにも見えてしまう。アルはアルで考えた末の使用なんだけどね。結局、アルの身体を取り戻すまでエドはアルが既に賢者の石を使った事を知らなかったという………。主人公補正で仕方ないのか(苦笑)。
 あ。よーく見れば、樽の上のコート錬成でちょっとだけ布に触ってる……? 修正した? 前から??
兄さんが手パンでスラムの明かりを消した原理は漫画でもアニメでも何度観てもやっぱり不明。これも主人公補正ry
そしてデジタルTVだとこんなにはっきり画面が観える事に感動。部屋暗くしなくてもキャラの顔が分かるよ!

 第48話。引き続き真っ暗回。
物凄く久しぶりのマスタン組。「海賊王大総統に、俺はなる!!」も今となっては良改変になるのかねぇ。分かり易さ重視で。実際はグラマンが大総統になる訳でそこは予想通りだったけど、インタビューによると牛さん的にはその後の大総統はロイって考えてるらしいよ。グラマンの爺ちゃんは引退後はロイに譲る気で色々させてるらしい。ロイの後がオリヴィエ。まーどっちにせよまだまだ先の話だろうから、それまで付き合わされる部下は大変だ(笑)。
 大総統夫人の拉致シーン。ロイアイ二人だけでSP倒したのはそのままだったけど、よーく見ればSPが倒れた直後に車からブレダ(茶色い服の太めの男)が降りてきてるね。ロープで縛ったのはブレダか。
……にしても、素手(と足払い)で倒されるSPって使えねぇ……。軍人相手とはいえ、責任問題だろこれ。

 第49話。まだまだ続いてる真っ暗回。
この回のプライド戦バトルは本当に動きも作画もいいよなぁ。この後もまだまだバトル続くのに全力だわ。
それとは別に、キンブリーのシーン。ずっと気になってたのでよーく見てみました。一応、錬成陣(紙?)を持ってる人はここで死んだイシュヴァール人の中にはいないっぽい。何度か書いてますが、ここで逆転の錬成陣(のパーツ)を持ってる人がキンブリーに殺されて、本番までに錬成陣配置できていなかったらマジで全てアウトだったよなぁ。怖い怖い。集合場所にでも集まる途中だったのかしら。
というより牛さんもこのシーンの存在忘れていたに100センズ。
他には特に改めて言う事もなし。アルが漢前! メモ:最後の銃声は3発。

 第50話。やっと明るい画面になった回。
これで4クールは終わりかー。OPこのままでいいよー。銃声は5発になってました(笑)。勘違いじゃなかった。
おお。市街戦で兵の周りに火の粉が舞ってる。追加された? 私がアナログTVで気付かなかっただけ?
師匠のWCスリッパもデジタルだとはっきり分かるな。
うーん……レベッカの補給の謎はもう仕方ないとして、ロス少尉がフード下ろすシーンの止め絵はやはり気になる。許容範囲だけど、あと3枚動画入れてくれてたらなぁ。DVD修正されるかとも思ったけど甘かったか。
 余談。フー爺さんの「先日よりも地下の気配が広がってるような」の台詞って、漫画でもアニメでも初見は「約束の日だからお父様が賢者の石を地下に張り巡らせてる(国土錬成陣発動に必要な為)」のかと思ったけど、もしかしたら単純に「カナマとセントラルを繋ぐ伝達パイプ」として張り巡らせた(セリムを探していた)というのも考えられるのかねぇ。
お父様の背中のパイプって結局最後までいまいち用途がハッキリしなかったなー……なんとなくは分かるけど。

 4コマ。オープニングのセリム(&うねうね)が凄い可愛いんですけど!! 久々にぶりっこ声聞いた気がする。
その分、4コマは低空飛行です。どれもイマイチ。牛さんボックス描き下ろしで疲れてたのか。
レベッカのは好きだけどね。牛さんのイメージするイイ男ってのがよく分かる(笑)。

 特典感想。8月の日記からそのまま移動。長い。
「それもまた彼の戦場」ってフィギュアブルーの漫画が元ネタなんだよね。「シンプルな人々」を既にやってるから妥当っちゃ妥当なんだけど初っ端から18歳士官学校時代のロイですかオリジナルですか。スタッフロールの入れ方が映画っぽいなー。ってなんだこの分かり易い苛めっ子! どこのハ●ポタだよ、「ポッ●ーのくせに生意気だ」という幻聴が聞こえてくるかと思ったよ。高飛車な苛めっ子3人組は海外の全寮制学校のお約束なのかねぇ。
一瞬このイシュヴァール人はマイルズ!?と思ったけど、流石にそこまで都合よくはできないか。年も違いそうだし。
 そして食堂のほうれんそうのキッシュを巡ってヒューズと対決。あーそういえばFAグレイシアさんの得意料理ってこれだっけ。しかし最初のきっかけが食い物の恨みって器の小さい男だなロイ。あれは別にヒューズは悪くないだろ。寧ろ一声掛けるだけ良心的だ。ちょっと苛めっ子と話していたからって「お仲間」と決め付けるのも如何なものか。
そこがロイの青さなのかもしれんが、個人的にはPSP「約束の日へ」のサブイベントでヒューズがエドに教えてくれたネタの方がずっとこの二人らしかったと思います。優等生だけど微妙にクラスで浮いていたロイを心配してヒューズがちょっかい出したって奴。つか、ロイ視点とヒューズ視点で話が変わるだろうってレベルじゃないぞコレ。
どっちも公式なのに後出しFAがゲームに合わさないのは「アニメの方が立場が上」という念押しか。
FAよりもゲームよりも原作が一番上なのは言うまでもないがなー。(…)
 んで、例のイシュ人が苛めっ子達に囲まれている場面に出くわしたロイが無謀にも喧嘩吹っかけて、そこにヒューズが助っ人に入るという超ベタベタな展開きたー。もう………ね。ごめん。ベタな展開全てが悪い訳じゃないけど、根本的にこの脚本家……大野木さん(※本編放映中の感想は先入観を持たないよう敢えて脚本家の名前を出すのを避けていましたが、最終回もとっくに終わったので言います。シリーズ構成という監督の次に重要な位置にいる方だし、特典番外編はいつもこの方が担当してるしね)と私は感性が合わないんだと思う。FA兄さんのウェットっぷりといい、妙に話がねちっこいというかしつこいというか、じわじわ後から胸焼けする感じがするんだよ。これがこの人の持ち味なんだろうし、そこが好きだって人もいるんでしょうが、牛さんの描く原作鋼とのズレが気になって気になって仕方ない。
あと、ああいう場所で射撃場以外で銃の持ち出しなんて有り得ないでしょ普通。持ち出した時点で良くて停学、銃口を人に向けて脅してるんだから冗談抜きで退学レベルじゃね? 懲罰が穴掘りだけで済むとも思えないんですが。
 うーん。イシュ人ヒースクリフが始終無抵抗だったのは師父の「耐えねばならんのだよ」の教えだろうって想像つくのはいいんだけどなぁ。仕官学校に入って軍の内側から変えようと考えたのがマイルズ1人だけじゃなかったってのもネタとして悪くないけど、ヒースクリフ・アーブに「ぴったりな名前だな」と言ったヒューズの台詞についてはスルーで。
ググれば「嵐が丘」が一番に出てきますが、復讐を成し遂げる主人公と同名だという意味なのか単純に崖っぷちに生えた花という意味なのかどっちの意味で使ったのは分かりませんが、だからどうしたっつーか。子供向けアニメなのに辞書で調べなきゃ分からないような分かり難い台詞は伏線とは言いません。ただの自己満足。
 その後やっと、メインのイシュ戦時代突入。だから指揮官が誰よりも率先して前に出過ぎるなと以下略。
まーそういうロイだから部下がついてきたんだけどさ。全身兵器みたいなグラン准将に比べると見た目からして圧倒的に不安が(苦笑)。何気に室内にチャーリーがいたのに2回目の視聴で気付きました。芸が細かいのは嬉しいが、FA本編で「俺達にとって英雄」の話を削られた分、ここでしっかり台詞補完して欲しかったなぁ。オリキャラ話よりも。
 でもって超ベタベタ展開その2、必然レベルで予想されていたヒースクリフとの戦場での再会。きっと戦争始まってすぐに軍(士官学校)を抜けたんだろうなこの人。先に撃ったのはヒースクリフ。そのヒースクリフを殺したのはヒューズ。
……ロイに敢えて彼を殺させなかったのはロイが甘ちゃんだからか。スタッフの甘さか。こういう時頼りになるのはヒューズ、だよなぁ。銀時計で銃弾が止まって助かったという展開にはもう……ベタベタを通り越して乾いた笑いしか。
戦場で沈んでいるロイに「国を変えようとしていたイシュヴァール人=友人殺し(直接は殺してない)」を負荷するのは沈む理由として分かり易い追加エピソードだけど、そんな大事件があったってのに最終回までイシュヴァールを放置していた大佐に「んー?」と思わないでもない(苦笑)。その点、ヒューズは最後までブレなかったな。内心はどうあれ。
何より原作でロイが「焔の錬金術師」の眼になる瞬間のシーンが好きだったのにあっさり流されて拍子抜けしてしまったよ。おいおいー。ここが一番の見せ所だろー。本っっ当に大野木さんと感性合わないなぁ私……。
 最後は原作の東方司令部のシーンを丸々カットして戦場から帰って来たロイとヒューズ。ここまでの流れがこの二人メインだったんだから東部メンバーを削るのは仕方ない。そういうとこでは怒りませんよ。強引に入れるよりは余程いい。
……ん? グレイシアさんがえっらい可愛いけど声も違う? ミサトさんじゃない!? 若い頃といっても声変わりするような年齢でもないだろうに、予算の問題だろうなこれは。本編最終回の時に一緒に録音できたら良かったのにね。
戦場でやってきた事も何もかも全部飲み込んでグレイシアさんを抱き締めるヒューズはいい男だ。
そこまで強くなれないのを自覚して去るロイは「らしい」とは思う。が。リザちゃん何処行った。
戦争終わった直後ならリザの背中を焼いた直後とも言える訳で。未だ入院治療中の彼女と別行動で先に戦場から帰って来たのだとしても(薄情ではあるけど、上司と部下という立場ならその方が自然。所属部隊も違うだろうし)、ここで全くリザの事に触れないのは不自然じゃないかと思うんですが……どうでしょ。それともあの右手を見つめる動作がリザの背中を焼いた事も思い返しているんだろうか。脚本家がリザの存在そのものを忘れてるようにしか見えないが。
恋愛感情は抜きにしても、グレイシアさんに重ねて1カットだけでもリザちゃんを思い出して欲しかったよ……。
戦場で自分がした事を飲み込んで生きていく道を選んだのは何もヒューズだけじゃない。
 特典総評。ブックインフィギュアのネタだけなら5分足らずで終わるものを、オリジナルキャラと過去話追加で20分まで伸ばした努力は評価します。作画も汗の染み込んだTシャツとかヒゲのないヒューズとか全体的に良くて文句なし。
だけど私個人としては「んんんんー?」といちいち微妙な気分になる事が多々……。
オリジナルを追加して掘り下げるのは構わない。だけど最後まで責任持って一貫して欲しかったっつーか、脚本家がやりたい事やりたいネタを好きなだけ詰め込みまくって自己主張してその結果原作通りのネタがブレたように見えてしまうのはなんだかなー。本末転倒というか。これも好みの問題、なのかねぇ……。
「盲目の錬金術師」や「シンプルな人々」「師匠物語」は8割方原作通りなのである程度安心感がありましたが、今回の話は原作とオリジナルが3:7くらいなので好き嫌いは分かれるかと。
元ネタ本未読の人はガンガンオンラインにフラッシュ版が公式で上がっているので、そっちを読むのもお薦め。


 13巻総評。BOXはかっこいいし、本編はぬるぬる動くし、特典映像もお得だとは思いますよ。
今まで集めてきたなら買う価値あり。そうでなければレンタルでもry

(10.10.25.UP)



 【第14巻】第51話「不死の軍団」 第52話「みんなの力」 第53話「復習の炎」 第54話「烈火の先に」

 実は13巻と続けて感想書き溜めしていた14巻です。調整調整。特典のアイキャッチカードファイルとおまけカードについては前巻で書いたのでパス。このケース、何気に分厚くてしっかりした作りだよなぁ。
 14巻のパッケージは大佐を背後から撃つ中尉です(語弊あり)。これだけ見れば別のドラマがありそうだ(笑)。
この作画は大佐も中尉も凄くいいと思うよ。牛さん絵とは違うけど、雰囲気もキャラのイメージに合ってる。バストアップ絵のみだしね(…)。しかし前巻といい今回といい、主人公何処行ったっぷりが凄いな。
 アイキャッチカードはハインケルかっこええー!大佐の目が怖ぇー!…もありますが、白タイツ3匹(匹?)の「見ざる言わざる聞かざる」のインパクトが半端ない。当事も笑ったもんなー。命令も聞かない、制御不能って事を現してるんだろうがどうしてもギャグに見える。どうでもいいけど公式にはこいつら「人形兵」って言うんだよね多分。約束の日へゲームでは全部そう表示されてる。だけど白タイツって言い慣れてしまってるので未だに違和感が……気分によって今後もどっちも使うと思います(笑)。

 ブックレット。あ。人形兵、ここのキャラデザでは「不死の軍団」ってなってる。こっちが正式なのか? でも1匹でも軍団って呼ぶのだろうか……うーん。そこまで細かく考えてないか。どうせ声は合成だし、大量発生もCGだし。
しかしここでも兄さんの影薄っ! アルと大佐のオンステージ扱いですよ。まー活躍してないから仕方ないんだけど。
 キャラ会話はアームストロング姉弟。あれ、今回1つか。内容は…本編まんまでネタもオチもないね。力尽きたか。
5クールOPの筆で描いたみたいな原画凄いなぁ。最初のコマ、絶叫するエドだったのか! ここのコマ速いからホムクルズ+キンブリーだけだと思ってた。つか、最初のエドの次のコマもエド…だよね。三つ編みあるから。何このガリガリの餓鬼みたいなシルエット。しかもマッパ。……もしかして賢者の石に変換した時のイメージ??? 時期的にネームくらいは見せて貰ってるかもしれない? これは判断が難しいなぁ。ただのコマ埋めの可能性も高い(笑)。
 作画監督・菅野さんのインタビューもあり。この人前作の時から参加していたんだよね。その時のギャップとか、今作は原作に近付けるとか、後半につれて傷ありでキャラデザ変更とか、結構語ってくれてます。が。FAのガイドブック4でも同じような事が書かれていたのでどっちか読むだけで充分かと。牛さん4コマは後述。

 第51話。メイちゃんのぬるぬる動きとアルの漢前っぷりに萌える回。
とうとう最後のOPED。OPも絵はいいんだけどね……どうしても歌詞がね……切り貼り頑張ってるんだけどね。ごめん、きっとこれからも永遠にシドを好きになる事はないと思うよ私。カラオケでFA曲を歌う時もシドだけ抜いてます。
人形兵の緑の血はやっぱり違和感あるなぁ。時間帯で赤だと規制入るって事なんだろうが、賢者の石も培養液も赤だったしねー。漫画の方は牛さん的に赤色の気がする。そういうとこは誤魔化さない人だと思われ。
でもってここのくぎゅは何度観ても凄いわー。中尉を庇うシーンと、アルの見せ場ベスト3に入る。ハインケルの声優さんも文句なしに上手いのとBGMで泣きそうになるんだよね。EDとの被せ方もGJ。

 第52話。アル様無双の回。
初っ端のバトルが本当に面白い。よく動いてる。その後のキンブリーとの会話時のBGMはバイオリニストのソロなんだよね。いい曲なのでもうちょい長く聴きたかったなぁ。尺的に無理なんだろうけど(苦笑)。
そしてまさかの挿入歌DVD改悪。放映時も散々ツッコミ入れたけどね! あれはまだOP切り貼りバージョンだったから救いがあったんだけどね! DVDでまさかの編集なし、1番そのまま使いですよ。「6月の〜」と流れてきた時は耳を疑ったよ。ふ ざ け ん なこっちは金出してDVD買ってるのに、歌詞とバトルシーンの合わないっぷりは笑うしかないレベルです。もうフォローも何もできない。いっそDVDでは挿入歌抜いてくれと願っていたのに、逆方向で来るとは思わなかった。要するにソニーから圧力あったって事だよね。「本編にレイン入れろやコラv」とお偉いさんに言われて、仕方なく切り貼りバージョンを無くてもいいシーンに突っ込んで誤魔化したのに、「1番入れろ、あれじゃ宣伝にならないだろ!!」と放映後に怒られたと。……これでシドを好きになれという方が無理ってもんさ。
ちくしょー。本放映の時のビデオなんか残してないよー。DVDで買う気満々だったからさー。
銀魂でもよく本放映とDVDで曲変わるってのはありましたが(DBネタとかね)、あれは色々怒られるのも分かりますが(笑)、ああいうの観ると「本放映のBGMこそスタッフが使いたかった曲」だというのがよく分かる。まさかFAでこういう形でやられるとは思ってなかったので油断してたよ…orz

 第53話。大佐無双の回。
白タイツを一掃した大佐の炎、凄いよなー。本放映の時も凄いと思ったけど、ここのディレイはDVDで減ってるんだろうか。元々派手だったから変わってない? こういうのって並べてじっくり見比べなきゃ判断つかんのよね。
そういやグレイシアさんに変身したエンヴィー、声は高山さんのままだってのは声優ケチった訳でもなんでもなくてそれがエンヴィーの能力だったんだよね。本放映の時は忘れてた。エンヴィーはグレイシアさんの姿はヒューズの持ってた写真で知ってるけど、直接会った事はないから声までは真似できない。だからヒューズを殺した時も、声は高山さんのままだった。そういう芸は細かいなぁFA。
水島版嫉妬は写真だけで声も再現できるトンでも設定だったからね……。
お。エンヴィーとの一対一で炎連発するシーンはディレイだいぶ減ってる? エグさが放映時よりハッキリしてる、気がする。炎の本番は次回だろうけど。最後の大佐と中尉の引きは上手いよなぁ。

 第54話。ロイアイ無双の回。
ぱっちんぱっちんダンシング大佐♪ 炎の迫力凄いよマジで。ここの三木さんの演技も上手いんだよなぁ。
この方、ギャグ大佐含めて本当に大佐を理解していると思う。そう努力してるんだよね。プレッシャーも大きかっただろうに、インタビュー読むと素直に凄いと思います。
これまでずっと空気だった兄さんの演説はエンヴィー高山さんの神演技に食われちゃったけど(苦笑)。
どっちにせよ、「ほらほらエンヴィーかわいそうでしょー!」という演出は好きじゃないんだけどね……演技の上手さに罪はない。アニメとしての見せ方は上手いんだけど、このモヤッとした感覚はウィンリィがスカーに銃を向けたシーンでスカーの回想を挟んできた時に似ているかも。身内殺されて錯乱したスカーかわいそう>何の罪もない両親を殺されたウィンリィ…になったら絶対にダメなんだよ。「人間に嫉妬していたエンヴィーかわいそう」の前にエンヴィーのせいで死んだ人間が沢山いる事を忘れちゃいけない。だから原作の兄さんはあの小さなコマで、あの表情だったんだと思うよ。
 この回の特別EDはクレジットなしバージョンになってます。放映時のクレジット入りはおまけにあり。フラスコ越しにお父様を映す演出は上手いよなぁ。それが全て。

 4コマ。暗い「ぱっぱら〜…」に誰の声かと思ったら、オープニングは白タイツ家族。
なに、真理君家みたいにこいつらも家族あんの!? ああ、「おかーさーん…」の台詞があるからか……?(笑) 
とことんキャラを拾ってくるなぁ。次は誰か来るか予想もつかん。まだ出てないキャラいたっけ?
 「チビ」は漫画だと小声だったのでどうやって聞き取るのかと思ったら全員で声を合わせてきたか。
見せ方は考えたけど、ネタ自体は新しさもなく。狙い撃ちもラストで同じようなのやったから新鮮味はなかったけど、ご丁寧にBGMは本編のカッコイイ曲だし三木さんも高山さんもマジ声なのが良かった。アニメ化万歳。
個人的にはスロウスの一発ギャグと
「キューティー☆プリティー ラブリーロイたん」が甲乙つけ難いです。
これを真面目にやるのが大佐(三木さん)だよ……!!! 漫画にはそこまでないのにしっかり銃声も2発入ってて笑った。後ろから撃つ容赦ないリザさん素敵。前巻が低空飛行だった分、牛さん復活か。
この1コマ目って14巻パッケージ絵まんまだってのも笑いどころだと思う。それ知っててやったのかしら牛さん。

 総評。4コマは観る価値あり。本編も、アル無双や大佐無双は凄い。
けど、本放映をDVD録画してあるならそっちの方がいいかもね……orz(まだショックから抜け出せない)
因みに15巻、16巻は各5話収録になりますよ。最終回延びたからねー。お得。

(10.11.20.UP)



 【第15巻】第55話「大人達の生き様」 第56話「大総統の帰還」 第57話「永遠の暇」 第58話「ひとばしら」 第59話「失われた光」

 アップは遅かったけど、今回はちゃんと発売日にゲット&感想書いております。15巻は5話収録+4クールノンクレジットOPED+グリリンラジオ付きなのでアニメDVDとしてもかなりお得な方じゃなかろうか。
毎月5000円弱の出費レースも残り1回と思うと感慨深いなぁ……。
 15巻パッケージ絵はセリム、ブラッドレイ、お父様(目玉まみれバージョン)。ずっと密林でも画像出てなかったら宅配届くまで誰が表紙か分からなかったけど、このメンバーで来たか。最終16巻のパッケージは未来兄弟だから15巻はラスボス軍団ってのも妥当かねぇ。しかしこの巻の時点ではお父様もこの姿だから仕方ないけど、よりによってこの姿……ホーエン似のイケメンバージョンは本編ネタバレになるから無理にしても、せめて前のバージョンにしてあげて欲しかったような。ビジュアル的に(苦笑)。悪そう〜なセリムやちょっと笑ってる?なブラッドレイはいい感じなんだけどね。
 アイキャッチカードはカーリーが異彩を放っております。フー爺さ〜ん……バッカニア……(涙)。美女と野獣な中尉とゴリさんが結構好きです。アニメだから出来た構図だよなこれ。カードケースに移しながら「あれ?カードの数が中途半端?」ってうっかり焦ったけど、5話なんだから当たり前やね(苦笑)。

 ブックレット。おお、とうとう寒いキャラ会話(…とついでに新キャラデザ)が消えた!
5話分のあらすじと牛さん4コマ載せなきゃだから単なるページの都合かもしれないけど、これでいいよもう。
 おやま。入江監督のインタビューがここで入ったか。てっきり最終巻に入るとばかり思ってたんですが、こうなると最後は誰のインタビューなんだろう。牛さんだと嬉しいけど無理……だろうなぁ。TV関係のお偉いさんか、良くて兄弟の声優さんか。まーそうだとしても殆どはFAガイドブック4に書かれてる事と変わらないと思うけどね。そういう意味でも牛さんのコメント……無理ですか……? ここの入江監督のインタビューも、殆どはどっかで読んだ感じかなー。63話と64話のシーン入れ替えについても考えに考え抜いた結果だったと。初見は原作コンテが間に合わなかったからかとも思ったけど、それは何度も繰り返し観て「あーわざとか」「これがFAやね」って納得してたから特に文句もないです。
 前々から感じていたけど、入江監督って誠実な人なんだと思う。謙虚、なのかな。決して我を強く出そうとはしないけど、自分の仕事はきっちりやるタイプ。そして原作を尊重している。だからFAの脚本には色々物申す事も多かったけど、入江監督個人を悪く思う事は殆どないのよね。
いやー見事に前作とは正反対だ(笑)。作品と監督って絶対似るんだよなぁ。
牛さん4コマは後述。5本目の空いた半分のスペース、何か描いてくれるかなーとも思ったけど牛単体のみ……。

 第55話。筋肉が全ての回。
何度見てもシグさんと少佐のシーン、作画がイキイキとしてるな(笑)。師匠の無敵っぷりは一見するとチート過ぎて未だにぶちぶち原作アンチの方に重箱の隅をつつくように突っ込まれたりしてますが、これはこれでいいと思うのよ。
それでなくてもスロウス戦長かったんだから、これ以上伸ばしてもダレるだけだ。誰がそんなの望むというのか。
これ以降も師匠のチートが不自然だったって事はない(※FAはともかく原作お父様戦では師匠は錬金術しか使ってないので、肉弾戦のスロウスや白タイツとは比べられない)しね。
…あああ!! オリヴィエに「ここで指揮を執られますか」と言った北軍兵士が若返ってるー!!(笑)
放映時の感想で密かに突っ込みましたが、すっごい違和感あったのよねこの作画と声。髭兵士なのに声が異様に若くて。DVD修正でしっかり髭がなくなって(顔の輪郭も変わってる?)違和感なくなっておりましたよ。
私が他に気付いてないだけかもしれないけど、15巻目にして初めて明らかな作画修正見つけたかもしれない。
ウィンの生足とか髪とか今まで散々明らかな作画ミスをスルーされてきましたが、やっとスタッフにも作画を修正する時間が出来たという事なのかねぇ……。そして本編、勝ったという盛り上がりムードの中での大総統の一言の破壊力半端ねぇ。BGMのブチ切れ感はやっぱり気になるけど、インパクトとしては卑怯だよなー。

 第56話。大総統無双の回。
ほんと…戦車相手に無双状態のブラッドレイ見てると勝てる気しないよね……。割れたガラスがスローモーションで舞ってる間を縫うように走るのとか、こういう見せ方はアニメの特権だよなぁ。グリリンVS大総統もよく動いてる。
うおお。放映時は黒コートに気を取られて気付かなかったけど、フー爺さんの大総統への最初の連続攻撃も凄かったのね実は。この回だけでアクションに一体何枚動画使ったんだろう。エドもアルも全く出てないのにね(笑)。

 第57話。フー爺さああああんの回。
放映時も書いたけど、初っ端からシグさんと師匠、少佐とお姉様の身長比オカシイよ……これこそ目立つんだから作画修正しようよスタッフ……。デジタルで縮小するだけでいいんだからさー。アクション以外は全体的に残念作画の回だから諦めたのかしら。よく見ればグリリンのコートが先週よりボロボロになってるのね。袖も裾も。
爺さんの出血は白黒漫画より色鮮やかな分ハードだ。本放映でもここまで血真っ赤で多かったっけ……あれ?
 師匠とお姉様のオリジナル会話は最終回大丈夫かよ全部入れられるのかよ〜と当事見ていてハラハラしたものですが、時期的にちょうどこの頃に最終回ネームをスタッフが貰って63話で入りきらない→64話にしようかって決まった頃なんだよね多分。スタッフとしても全てが綱渡りだったんだろうな……お疲れ様。
それにしても焔使って金歯と大総統候補を倒さない大佐のもったり役立たずっぷりは変わらないけど。
いっそもっと師匠達の説明会話長くして、ここのエド達のバトル時間そのものを短縮した方が良かったんじゃ。

 第58話。バッカニアぁあああああの回。
続けて観ればよく分かる、大佐の「鋼の!!」の言い方が前回と全然違う罠(笑)。まー銃声の数も変えるくらいだから、これくらいは朝飯前ってか。この回はリンの演技が光ってるよなー。宮野さん熱演。てっきりこの辺はリンの意識でもずっとグリードの赤い目かと思ってたけど、バッカニアと会話した辺りはリンの目(黒と茶色)になってるのね。
そしてエレベーター降りてる「あと女!!」ってところで赤い目&グリードの声になってる。本放映もそうだったっけ?
バッカニア殉職時の空、真っ青でブリッグズ色だったのか。続けて映ったセントラルの薄い青の空との対比にやっと気付いた。そして最後の大佐の「分かった」も来週冒頭と違う、と。
 そういやお父様がホーエンの中の賢者の石を「後でゆっくり」って改変したのは……放映時は良改変と書いたけど、最終回を見た後によくよく考えると実は悪改変・矛盾だったという(苦笑)。ホーエンの中の賢者の石はそれぞれ意思がある反抗期みたいなもんだから、お父様は「後でゆっくりも」吸収できないんだよ。もしそれが可能なら、最終バトルでイケメンお父様がエドと師匠を賢者の石にしようとした時に庇ったホーエンを手でなぎ倒さず、そのままホーエンから賢者の石を吸収した方が早かった。それをしなかったのは、ホーエンからは吸収できないから。だからそれを見越して牛さんはここのお父様に「うまく吸収できなかった」と言わせた。あくまで、ウロチョロ邪魔するホーエンを「人柱」として使うその時まで捉えとく器として腹に入れてるのよ。ホーエンとの最初のバトル時にホーエンを吸収しようとしたのは「吸収できない」のを知らなかったから。今はそれを学習したから。
行き当たりばったりとか言ってごめんなさい牛さん。私の洞察が甘かったです(土下座)。

 第59話。ひっそりあからさまなロイアイ回。
見捨てない大佐と中尉のやりとり云々はもうね。散々書いたから言いません。牛さん的にはここよりも、大佐がエンヴィーを殺さなかった事や大佐の視力を回復させた事にもやもやが残ってるみたいだけどね……。
メイが賢者の石の瓶を追い駆けるシーンは初見より不自然に見えなかったなぁ。私が動きに慣れたのか。というか、デジタル画像で室内がはっきり見えるようになったからだなきっと(苦笑)。明るさって大事。
 今じっくり観ると、大佐の真理の扉には模様はあるけど字は掘り込まれてないのね。エドとアルは文字も書いてあったのに。あの扉って「その人の人生経験」が模様として掘り込まれているという設定らしいですが、だからこそマリモの扉はつんつるてんだった訳ですが、大佐の人生経験は半分の年齢の兄弟以下なのか(大笑)。
 くぎゅの神演技は何度観ても泣きそうになるわ。超漢前だアル。でもここで皆の為に戻るようなアルだから、あの右腕との交換もあっさり決意出来たのかもしれない。そう考えるとこれもさり気ない伏線だったのかも。ついでにここの意味深な生アルは最後に敵に回るかとも深読みしたけど、流石にそこまで意地悪ではなかったか(笑)。

 4クールノンクレジットOPED。これはまぁ、CDのベスト買ったので新しさもなく。
だけど一番好きなOPとEDなので素直に嬉しいです。何度も観る気になる。

 4コマ。OPにウケた。誰が来るかと思ったら、ホーエンとお父様がフー爺さんの屋台で飲んでるよー!(笑)
いいなぁダブル親父談義。確かに親父と呼ばないわ家放火するわ、エドってすんげー悪い息子だよなー。父親ホーエンも家出して育児放棄してるのでお互い様っちゃお互い様だけどね。お父様の言う家出息子ってグリードか……。
 内容の感想としては寂しがりやお父様可愛い。これはあの声で聴く事に意味がある気がする。
マジカル(はーと)チェーンジ☆ラブリーブラッドレイは前回のラブリーロイたんの流れなんだろうか。
柴田さん、どんな顔でやったのかごっつ気になります。そりゃグリリンも見たくないわ。
犯人はヤス……いいのかそのネタ!?と思ったらポートピア連続殺人事件作ったのってエニックスなんだよね。
だからこそ具体的な名前出しOKで出来たネタ。牛さん分かっててやったのか、wikiで調べたのか。
……実際に牛さんご本人か姉弟かがプレイしてる気もしないでもない。こんなのが遺言だったらやりきれないけど。
モテ期バッカニア。牛さんもあのシーン気になってたんだねぇ。しょこたん声だったのもあって皆ツッコミ入れてたしね。
じゅげむじゅげむ。漫画で見た時は「ふーん」って感じだったのに、アニメで観て爆笑した。
三宅さんも柴田さんもプロ声優すげぇええええええ!!!
ってか、コレ明らかに牛さんが声優さんに言わせたかったんじゃね?(笑) 
三木さんの時の指ぱっちん歌と同じ空気を感じるよ。原作者とアニメのいい連携プレイ…なんだろなぁ。
今回は牛さんのテンションも良くてアニメ向きのネタが多くて面白かったです4コマ。

 グリリンラジオ。もう3回目…にして最終回ですが、すっかり馴染んだなぁこの2人。トークが自然だわ。
初っ端から中村さんと宮野さんの本音トークに吹いた。
そうだよね、ホムンクルスを呼ぶ=柴田さんゲストで何話せばいいか悩むよね…!(大笑)
つーか登場から柴田さん、渋っ!! うわああこの人、素でも喋り方もブラッドレイだーーーーーーー。
おかげで三瓶さんの影が薄い薄い(笑)。セリムとは全然地声が違うのね三瓶さん。さっぱりした姐御系?
でもこの場で一番新人で年下だから「親子水入らず」とか「仮面親子」って話振られてもキツイわな(笑)。
三瓶さんって元々原作ファンだったようですが、「この方々のお兄ちゃん」って凄いプレッシャーだよ。宮野さん達もブラッドレイに勝てる気がしないとか、ブラッドレイのシーンの作画が凄いってのはファン目線と同じなのね(笑)。
「セリムが一番グレーな未来」ってのは上手い言い方だと思った。ブラッドレイの最期とか大総統夫人の話とか他にも色々最終回の話をされていましたが、この場の全員本当に鋼(原作)が好きなんだね。実際に演じている役者さんなんだけど、感想とかもう完全にファンと同じだよ。牛さんの意図を理解し、素直に物語にのめり込んでる。
延々続きそうな鋼のストーリー談義をもっと聞きたかったけど、これだけ鋼を好いてくれてると分かると嬉しいねー。
 柴田さんの小学生時代の商売とかも面白かった。怠惰がないというか、根っからの努力の人なんだねぇ。リアルブラッドレイ。ってマジで危ない方との接点が……戦後の時代とはいえ、なんてハードなの……。
FAは予算がいっぱいあったから大物役者が一緒に大勢出れたってのもリアルなネタでございました。
 今回は柴田さんが全て持ってってくれましたが(これはもう格が違うとしか…笑)、ラジオの締めとしてもいい感じだったよ。DVDをリアルタイムで追い駆けてきた甲斐あったというか。上の感想は一部なので、ぜひ全部聴いて欲しい。
中村さん宮野さんお疲れさまでした!

 総評。本編はずっと兄さん空気だけど(…)、4コマもノンクレジットOPEDもラジオも満足です。お薦め!

(10.12.05.UP)



 【第16巻】第60話「天の瞳、地の扉」 第61話「神を呑みこみし者」 第62話「凄絶なる反撃」 第63話「扉の向こう側」 第64話「旅路の涯」

 大変お待たせ致しました。とっくにゲットして一通り観てたんですが、これが最後と思うとなかなか手を付けられなかった16巻の感想でございます。いいかげん腹括った(笑)。
 最終巻パッケージは何故か15巻よりも発表早かった2年後兄弟。二人ともいい顔してる。
実際は二人バラバラに出発する訳だけどトランク持ってコート姿で、これから旅に出るイメージだよねこれ。
背景はどう見てもリゼンブールのロックベル家付近です。この手前にはウィンとばっちゃんとデンがいるに違いない。
DVDの本編観る前から生アル復活&エド右腕復活のネタバレしていいのかというのはツッコミ入れるだけ野暮ですかそうですか。まぁ、わざわざDVD買うような層はFA放映も観てるから今更ネタバレ云々もないわなー。
 余談ですが何気にこの構図、単行本27巻の牛さん反転ラフ絵とも同じ構図なんだよね。
但し兄弟の位置が逆で、兄さんが完全に背中向けて手を上げてる。時期的にニアミスはおそらく偶然なんだろうけど、同じようでその位置関係が物凄く原作鋼とFAの差…兄弟の性格の違いを現してると思います。振り向いてこっちを気遣って微笑むアルと、振り向かないけどしっかり手を上げてこっちを安心させてくれるエド。あー私はやっぱり原作兄弟の方がしっくりイメージに合うというか、納得できるなぁ。多分単行本3巻の兄弟とも対比してるんだよね。懐かしい。
 アイキャッチカードも5話分です。ロイアイもマスタン組も兄さん単体も幼馴染もホーエン&トリシャもいいわー。どれが一番いいか選べない。メイとシャオメイのアップだけがなんだかギャグ調で異彩を放ってますが、これもまた良し。
これでアイキャッチホルダーも全部埋まりました。パラパラと見てると感慨深い。

 ブックレット。全巻同様にキャラ会話もなしで、各シーンが詰め込まれてます。最初からいらんかったよねあの会話。
微妙に決めシーンや決め台詞とズレたカット絵を載せてるのはネタバレ防止(今更)でわざとなのか、編集センスの無さなのか悩むところ。ド三流はあのポーズがいいんだし、幼馴染は抱きついてこそだし、プロポーズシーンも必要だと思うんだがなぁ……。つか、文章説明は入れてるのにネタバレ防止もないっしょ。最後の最後まで意味の分からんブックレットでございました。根本的に私と何かが合わない(苦笑)。
 だけどこれだけは良くやった牛さんインタビュー! 期待してなかっただけに、ここで特典BOXのラフも見れたのは嬉しい。完成品と変わらないくらい結構描き込んであるなぁ。そういや色んなインタビューでちょこちょこ載ってた漫画本編の下描きも背景までしっかり描き込んであったっけ。ラフや下描きではあんまり細かく描かない漫画家も多いし、主要キャラでさえアシスタントに描かせる事で有名な人もいるけど、牛さんは自分で納得いくまで描き込むタイプなんだろうね。
だからこそネーム状態で渡したアニメ最終回付近もなんとかなったんだろうなーとしみじみ。
 インタビューの内容自体は特に目新しい事はないかな……。あ、アームストロング姉弟VSスロウス戦が最初から決まってたってのはここが初出の気がする。大佐VSエンヴィーは牛さんも「もう止めて〜!」ってアニメ観てたのねぇ。
ウィンリィはアレで幸せなのかって質問(インタビュアーさん入江監督にも聞いてたし、しつこい…GJだけど。笑)も、牛さんの答えはある意味予想通りだったなぁ。そういう認識でなきゃ、ああいうラストにしないだろうしね。亭主元気で留守がいいって素敵な言葉だと思います(笑)。4コマは後述。

 第60話。大総統無双とお父様無双とエヴァ無双の回。
もう何もかもが懐かしい。終盤のこの辺りは何度も繰り返し録画観て本放映時の感想がアホみたく長いので、改めて書く事もないんだけどねー。しかし今観てもアイキャッチのメイ&シャオメイとウィンは唐突だ。血生臭いバトルの連続だから癒しが必要って事なのか。そういや本放映時に書き忘れていたけど、ここでホーエンが触手(違う)に縛られてから最後の抵抗でお父様に反撃しようとした時、錬成光が赤なんだよね。=賢者の石使用。だからどうって訳じゃないけど、それだけホーエンが本気だったのか、この時点でお父様の錬金術封じを警戒していたのか。
 そして地球の扉の開き方がやっぱりパンスト最終回のアレと似ている(笑)。いや勿論こっちの方が先だし、おそらくあっちがパロディとしてこのネタ(というより構図?)を使ったんだろうけどさ。あのアニメならそれくらいしてもおかしくないけどさ。エヴァ同様に、アニメ界でこのシーンが語り草になるといいなぁ。人気作品の証拠。

 第61話。大総統お疲れ様回。
初っ端からクライマックスです。逆転の錬成陣発動が熱い。発動の瞬間が子供の声ってのもいい演出だ。
だけどレイン、てめーはダメだ。ぬくもりに寄り添いながら天井に穴開けてどうするよ。
何度観ても激しくシーンと歌詞が合わない。せめてDVDでは歌詞なしにするとかできんかったもんかねぇ。
放映時は「え!?」って言ってた家弓さん声のイケメンお父様は今となっては正解だったと思います。マリモの中身が成長してない的な意味で。イケメン声じゃないのは残念だけど、棒読みっぽいのも狙ってたんだろうね。
 兄さんVSプライド戦のあっさりあっけなさ具合も時間的に仕方ないんだろうなぁ。白い変態さんがイキイキしてて、作画が良かっただけマシだと思おう……うん。やっと来た兄さんのターンは次回へ続く。
あ! 胎児プライドさんのおデコにちゃんと◎ある!? すっごい薄い色のピンクだけど、デジタルTVの大画面でよーく観れば確かにありました。これはDVD修正というよりブラウン管TVでは画質悪くて、ギャオでは画面小さ過ぎて私が見過ごしていたっぽいな。にしてもこれ、漫画未読者でちゃんと気付いた人がどれだけいたんだろう……セリム2歳児バージョンでは濃いピンク色の◎がやけにハッキリしていただけに違和感が。

 第62話。お父様無双とアル様漢前の回。
人柱組と北軍皆でお父様フルボッコしようにも、全く効果なしですよー。グリリンがお父様に腕突っ込んでるところに師匠が飛び込んで行くオリジナルシーン、よく見ればグリリンがお父様にぶらーんとぶら下がったままぐるんぐるん振り回されててちょっと笑ってしまった。でもやっぱりエドの機械鎧が壊れるシーンは唐突過ぎる……ちくしょー。
いくら混戦具合を目立たせたかったにしても、もうちょい見せ方あったと思うのよ。まぁこの回の肝はそこじゃなくて、アルが自分の魂とエドの右腕を交換するシーンって事なんだろうけどさ。「勝てよ兄さん」の漢前っぷりは何度観てもいい。
 そういや最後の「ド三流」の決めシーン。原作は左手を手前にしてるけど、FAは右手をぎゅって握ってるのね。
これはアニメの演出としてはこっちが正解なんだろうなぁ。戻ってきた右手を分かり易くクローズアップ。
漫画の方は1巻リオールでの決めゴマと対になってるからね。エドのアップの角度を変えて、機械鎧の右手と生左手の対比。ついでに言うと、オレ=機械鎧=自分1人の力と、オレ達=人間の生手=皆の力との対比。
アニメだと「どっかで聞いた台詞だな〜」という記憶はぼんやりあっても角度なんざ誰も覚えてないからね。私もそこは漫画とアニメの違いだと割り切っておりますよ。漫画通りやるのが最善って訳じゃない。

 第63話。グリリン良かったねとホーエン主役回。
ハイ、やっと分かり易いDVD修正来ましたよー。空飛ぶ風船スパイダーマン(※顔だけ)が、原作通り黒い霧っぽくなっていました。あれはマジで笑えたからね……当事、めっちゃツッコミ入れられてたからね……。明らかな作画ミスでも滅多に修正しないFAスタッフ(…)も流石にコレは描き直したようです。滞空時間の長さはどうにもならんが。
あと、一瞬の間に突然湧いて出たホーエンのベストも綺麗に消されていました。良かった良かった。
 兄さんの涙とかキャンドルサービス兄弟とかホーエンの最期とかレインは放映時に散々書いたので割愛。
あの時の色々な違和感は私の中で今も健在です。アニメはアニメ、原作は原作。それでも引っ掛かるものはある。
 ここで更に不満を1つ追加するなら、原作のようにばっちゃんと一緒にデンも登場して欲しかったです。ホーエン初登場時に物凄く警戒して吠えていたデンが、ここでは吠えてない。警戒せずに近寄っている。=ホーエンの中に沢山あった賢者の石の魂がもうないって象徴だからね。あんな初期の頃からしっかり伏線張られてたんだよなぁ。牛さんは丸っきり意味のないキャラを登場させて意味深な行動させたりしないんだぜ。まぁFAはわざとデンを削ったというより、この時本当にスケジュール厳しかったから面倒な動物を描いてる余裕もなかったという可能性の方が高いか。

 第64話。プロポーズが全て持ってった回。
…と言いつつ、この回も散々語ったので改めて書く事もなかったり。ごつい顔の生アルやグレイシアさん家の作画崩壊家具も修正されてないしなぁ。まぁ今までの傾向からしておそらく直らないだろうとは思ってたけどさ。
でもロックベル家のスカーの写真だけは気付いて考え直して欲しかったよ。細かい事だけど道徳的にね。
ついでに。爆笑した大佐のチョビ髭ですが、どうやらこれはネームからの作画ミスではなくFAではマジで髭大佐が公式らしいです。というか、FAのインタビュー記事によると皇帝リンの写真にも最初は髭あったらしい……おそろしや。
大佐は下に舐められないように髭生やすのも分からんでもないが、リンはまだ18歳だっつーの。
それでなくても老け顔なのに危なかったな、リン!

 特典の5クールノンクレジットOP・ED。これも今更特に語る事もないなぁ。
…ってそういやここでちゃんと書いてなかった気がしますが、OPの真理君もどき真っ白ウィン。あれは公式にはウィンではなくトリシャのイメージらしいね。ただ、ウィンとも見えるようにしたと。ポニテな髪型見る限りウィンとしか思えないのは作画スタッフの好みなのかねぇ。兄さんがギュッとしようとして見事にスカしてるという点からすれば、マザコンでウィンにあんまり優しくないFA兄さんっぽいという事でトリシャの方が納得と言えない事もない……。

 DVD本編ではクレジットがカットされてましたがオマケで61話冒頭のクレジット入りバージョン(これ、歌も入ってないのに何の需要があるんだろう)、63話ホーエンEDのクレジット入りバージョン、64話写真EDのクレジット入りバージョンもあり。

 牛さん4コマ。最後のOPはホムクルズや死者も含めた全員集合です。天井にミノムシみたいに張り付いてるフー爺さんとランファンが可愛い。少佐のキラキラと筋肉だけぴくぴく動いてるのはボンズの愛か(笑)。
タイトルコールはアルとウィンに促されたエドでした。面白みはないけどすっげーしんみりしちゃったよ。
 ネタ的には正直、前回に比べると低空飛行です。まだ漫画のままの方が分かり易く笑える奴が多い気がする。
アホ大佐や変態紳士さんは定番だしね。数えてないけど、ネタにされた数はこの二人がトップ3に入るんじゃなかろうか…牛さんの中での彼らの認識がよく分かる(笑)。個人的には他人の墓の前で息絶えたホーエンにウケました。
散々おちゃめなシーン削られたんだから最期くらい渾身のギャグやってもいいよFAホーエン。ばっちゃんの隣にデンがいないのは、牛さんも思うところがあったのだろうか……というのは穿ち過ぎですかね?
 でもって鎧カタログよりも以心伝心エドウィンに萌えた。帰郷直後だろうに、何なのこの天然夫婦。
ここでさり気なくアップルパイの皿を持ってるウィンですが、あくまで小道具であって「兄弟がアップルパイを食べるシーン」を直接描かないのは牛さんなりの拘りなんだろなぁ。これは27巻の4コマや外伝でも確信しました。ピアス返却と同じです。立てたフラグや伏線を回収し忘れたんじゃなくて、わざと牛さんは描いてないんだよ。
マジで忘れてたならこんなニアミスをわざわざ描いたりしませんて。その気になれば外伝や4コマで補完する事もできたのに、敢えてギャグで素通りして決定的なシーンを避けてるんだよ。読者に想像させる為に。鋼の物語を「完全に」終わらせない為に。一部の兄弟ロイエド腐女子の方々の目にはそれが作者のいいかげんさ・投げっぱなしに映るようですが、私はそれが牛さんの最後の優しさだと認識しております。アップルパイもピアスも牛さんの絵と話で見たかったけど、まだ見たくないんだよね。完全に鋼が終わっちゃうのを目の当たりにするのが怖いと言った方が近いかもしれない。
それより今は自分で色々妄想して、二次創作も色んなパターンを見たい。まだまだ鋼に萌えたい。
とか言いつつ、もし仮にこれからクロニクルや外伝で描かれたりしたらそれはそれですげー喜ぶんだろうけどさ。
ああ分かってこの複雑な気持ち!!(笑)

 総評。ラスト5話分のボリュームは半端ねぇ。
これといった特典はないけどあまりにもアレな修正はされてるし、ここまで追い駆けて来た人なら買って損なし。
とにかく濃い(きちきちに詰め込まれてるからね…)クライマックスを一気に観ると、全力疾走した後のような達成感と疲れがあります(笑)。毎月購入耐久レースを続けて来た皆様もお疲れ様!


 とまぁ、徒然と書き続けて来たFADVD感想もこれでラストです。
本編感想は殆ど本放映で書き尽くしているのであんまり追加要素はないけど、昔を振り返りながら改めて時間を置いて見れたのは自分としては良かったなぁと。だんだん大人の事情も分かってきて、妥協も覚えるしね。
 FA初期当事の自分の怒りっぷりは今となっては笑い話ですが、思ったままを書いた事に後悔はしていません。
個人サイトで嘘は書きたくなかった。良い事だけを書いて誤魔化すのではなく、少なくとも一人はこう感じた人間がいるという事をネット上に残したかった。そのおかげで水面下で色々あったしバトルったり落ち込んだりもしたけど、この趣旨を理解して応援して下さった方・背中を押して下さった方もそれ以上にいたので最後まで続ける事ができました。
 私がFAに費やした時間は本放映・DVD合わせると300時間を越えます。
基本的に思ったまま感じたまま書いてるとはいえ、繰り返し録画を観て少しでも面白く且つ読み易くなるように推敲・文字修正している時間は30分アニメとは思えないくらい長いです。後でこそっと追記や手直しした箇所も多い。
 これでも文字書きでもあるからね。やるなら徹底的にやるってのが信条だからね。
アホな叫びやお馬鹿なネタはいいけど、下手な文章を半永久的に残すってのが個人的に耐えられないのですよ。
つまり勢いのまま毒吐いてるようであれでも推敲重ねて30枚くらいオブラートに包んでいる訳で、本当はもっと酷ry
そんなこんなでFAの応援動画2本に費やした時間も入れたら400時間越すと思われます。
この間、FA以外に原作感想もやたら長いのを毎月書いてるからね。原作PV動画作ったり漫画や小説も目一杯更新してオフ活動もしているからね。リアル生活も波乱万丈でボロボロだったのに我ながら大馬鹿です。
 だけど本気で鋼が好きじゃなかったらここまでの事はできません。口先だけの「好き」ではなく、私にはこれだけやったという目に見える証拠がある。勿論時間だけで愛情は計れないだろうし、上には上がいるのも知っておりますが、私が鋼に費やしたパワーはそんじょそこらの人には負けないと自負しております。
つーか人ん家のドアを開けて内装変えろと難癖付けるなら、最低限私と同じだけの事をやってから言ってみやがれって話ですヨ。何の努力もしない人にだけは文句言われたくない。そもそも嫌なら見るなはネット界の鉄則。気に入らないから余所の家を自分好みに改造しようってのがおこがましいわッ!…まぁ色々あって強くもなりました(笑)。

 最後に。これだけ燃える作品を生み出してくれた荒川先生、FAスタッフ、そしてここまでお付き合い下さった皆さん。
今まで本当に有難うございました。
次はイベント感想か映画感想辺りでお会いしましょう(笑)。まだまだ鋼熱は静まらないぜ!


つきむら章 拝

(11.02.24UP)