TVアニメ 鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST DVD感想 その1 

予定外に買い始めてしまったDVD……という事で、
各巻特典映像やパッケージなんかも含めてアニメ放映時とは別にちょっとだけ感想をば。
本編その他もネタバレ満載注意。
相変わらず管理人の個人的意見炸裂なので気に入らない人は回れ右。

各巻へ→         10


 
【第1巻】第1話「鋼の錬金術師」 第2話「はじまりの日」 特典「盲目の錬金術師」

 密林から2日遅れで届きましたよいぇーい。まぁ、30%オフになってるのを見て発売日の2日前にギリギリで注文したのであんまり文句は言うまい。(言ってるじゃん) これで初回版じゃなかったら返品してたけど。(…)
 特典の牛さん描き下ろしBOXケースの絵はいいなぁv 久しぶりに気合入ってるカラー絵見た気がする。
もうね…アニメ始まってからそれこそ馬車馬のように働かせられてたからね…そりゃ作画も荒れるわという。(ほろり)
でもこの兄は文句なしにカッコイイ。脱ぎ・破き魔(笑)なのは今更なので突っ込みませんが、ちゃんと少年漫画の主人公してるー!と思いました。いや、ほら、鋼って主人公空気な事多いからたまにスポットライト浴びると余計に(笑)。
このエドは紛う事なき原作兄だ。成長後の。
どう贔屓目に見てもFA兄じゃないけどそれはそれでGJだ牛さん。
後ろのアルもいい味出してる。つか、時間なかったら後ろ削ってエドをピンにする気満々の構図だよねコレ……多分最悪の場合削られたんだろうなぁ。良かったアルも入れてあげられて(涙)。4巻まで入れるBOXだもんね。

 ていうかさ。私、映画DVDやBOXセットを買った事はあるけど、アニメTVシリーズのDVD買った事って一度もないんで意外だったんだけど。BOXとかの特別仕様とは違うだろうってのはなんとなく分かるけど。
本編DVDのケースってこんな弱っちい厚紙の箱がメジャーなの? これって箱すぐにハゲない? 曲がらない?
てっきり洋画DVDやゲームみたいにプラスチックケースだとばかり思ってたよ………こりゃ特典の紙箱ないと保存するの厳しいなぁ。特典なしの1巻単体ならプラスチックケースだったんだろうか……それなら長い目で見ればそっちの方がいいような気がするんですが。まぁ、紙箱の方が薄くて嵩張らないって利点もあるけどね。
前シリーズみたいな煎餅缶(にしか見えなかったよね…)貰っても邪魔だろうしな。

 1巻のパッケージ絵は菅野さんの描き下ろし。うん、まぁ、この人の絵は嫌いじゃないよ。時々癖あるけど。
5話みたく変に耽美系でやられるより余程いいわ。このエドはいかにも初期エドというか、幼いなぁ。
 アイキャッチカードは1枚の裏表に各話の2つが入ってて、計2枚。もっと薄っぺらいかと思ってたけど意外としっかりしてた。こうして改めて見るとアイキャッチって本編より絵に力入ってるな(笑)。表情がね、原作ちっくでいい。

 ブックレット。キャラの設定画はガンガン本誌とかあちこちで見た事ある気がするなぁ。
2話紹介会話は何これエドウィンですかエド→ウィンですか。
……………ごめん、喜ぶよりも今までの本編を振り返ると唐突過ぎて違和感が(苦笑)。なんだかなー。wiiゲーといい、本編でエドウィン削りまくったのを今頃になって慌てて挽回しようとしてる風に見えるのは私が歪んだ大人だからでしょうか。当初恐れていたよりエドファンのおじょーさんからの反感少ないから(※1期はエドファンの勢い凄かったからね……だから余計にウィンリィが蚊帳の外にされたんだと思う。性格まで大幅に変えられて兄弟に置いてかれたウィンは1期の一番の被害者だよ)これからはもっとエドウィンプッシュして恋愛要素突っ込んで話盛り上げよう、みたいな。
 お願いだからスタッフは勘違いしないで下さい。エドウィンは鋼という物語には必要不可欠。
だけど原作「以上」のラブラブは全く必要ないんだよ。今更下手に取り繕うなら、ちゃんとその背景までやってくれ。
エドウィンの土台には幼馴染があって、アルがいて、エドとウィンそれぞれの仕事上の立場がある。責任感がある。
上手く言えないけど、不自然に(※ここ重要)エドウィンオリジナルエピソードを増やすくらいなら原作のエドウィンシーン一部カットの方が私はまだ許せます。単なる萌えシチュを求めるならそれこそ同人誌やファンサイトの方が好みに合うのを探せるというか……どうせアニメもゲームも原作とは別物の二次創作なんだし。
まぁそこは人それぞれなので反対意見もあるだろうけどね。あくまで私の意見なのでスルー推奨。
第一、常に尺との戦いであるFAが本編に余計なエドウィン突っ込む余裕があるとも思えないしな(苦笑)。
 牛さん描き下ろし4コマ2本。
やっぱりこの(ある意味シュールな)センス大好きだ牛さん──────!! どっちもツボった。
氷結さんはキンブリーと被ってるというか、弄り易い人なんだろね。あと、エドの適当過ぎる顔…ほんとに主人公か。

 で、やっと本編。(ここまで長ッ)
今となっては既に懐かしいな「again」も。改めて聴くといい歌だと思うよこれ。ちゃんと内容も鋼に合ってるし。
「罪の最後は涙じゃないよ」って深いよねー…そうだよ泣いて終わりじゃないんだよ、続くんだよ。兄弟の旅はね。
 逆に改めて聴いてもにょるのがシドの「嘘」。最近余所で解説読んで、もやもやしてたのにやっと納得して、その瞬間「ナメとんのかー!(怒)」と思った。…いや鋼を連載している本誌インタビューで「鋼メインではなく自分達らしい曲(歌詞)にした」って言い切った時点で「リップサービスでも鋼をイメージしたくらい言えないのか、アホかこいつら」と思ったんですけどね(爆)。私の中でそれまで大して興味もなかったシドのイメージがガタ落ちしたんだけどね。そりゃ言える訳ないわ。
だってこれ、2番含めて歌詞をそのまま読んだら「同棲していた男女が別れる歌」なんですよ。
もうねー…シドの曲って基本恋愛がメインらしいんだけどさ。ここでも自分達らしさを優先して子供向けアニメでそういう歌詞を書ける根性が凄い。インタビューで原作読んだとは言ってたけど、その感想からしてにわか丸出しだったしな。
それらを踏まえるとこのEDはね、ラクガキみたいな絵に結構批判もあったみたいだけどアニメーター達の努力の結晶なんだと思う。逆にああいうファンタジーな絵で誤魔化して「2人寄り添った」→「男女ではなく兄弟2人の事」みたいに変換して、ぎりぎり子供向けに持ってったんだよ。歌詞の真の意味に気付かれないようにさり気なく。きっとアニメ担当者は歌詞を渡されて凄い悩んだんだと思う。その結果がこのED。今こそアニメスタッフに拍手を贈りたい。

 第1話。当事のアニメ感想を読むと必死でフォローしてるなぁ……と自分でも思います(苦笑)。
やっぱりエドの逆ギレはナイよね。うん……今度こそアニメを信じたかったんだろうね私………。(遠い目)
あと、アイザックが折角軍の秘密を教えてくれそうだったのにまるで聞き耳持たなかったのもなー。
ここで少しでも聞いておけば後の話も随分変わっただろうに。って話が変わっちゃマズイんだけどさ(笑)。
うーん…この1話をなかった事にしてその分30分を本編に充てられてたら、他でカットされまくった色んなとこが残っただろうに……。

 第2話。初見と特に変わった感想もなく。
できればエドがアルを錬成するシーンの顔アップ、異様に顎のラインの主線が太いのが放映時も気になってたので直して欲しかった……。他の作画は問題ないのになー。

 盲目の錬金術師。文句なし。尺さえあればFAもできる子だってのを証明したな。
庭師や門番が最初ピリピリしてたのも分かり易い。アルにぶら下がるロザリーが子供っぽくて可愛かった。
あと、旦那さんが亡くなったと明言したのもいいね。それで奥さんが主人として振舞うのも納得。
原作は「旦那は今留守だからとりあえず奥さんがダメだと返答した」ように見えて中途半端に思ったんだよね私。
まぁ、殆ど削らずこれをきちんとアニメにしてくれただけDVD買った価値はあるかなー。
赤ずきんエドは単なるファンサービスっぽいが。冒頭のキラキラ無駄に光るパフェ(ドーナツ食ってたり原作エドも甘党っぽいのでそれは別に文句もない)はロザリーの部屋が煌びやかに飾られてたのと繋げてるんだろね。
 しかし今となっては本当に「救われねぇ」話だよねこれ。
だって、あの干物ロザリーの中身が本物じゃないって分かってしまったから。外伝当事の兄弟は1巻より前。
まだ何も知らなかった。アルが「きっと本物だよ」と言ったのも、「そうだといいな」という希望と慰めのようなものがあったんだと思う。外伝が出た当時の読者もそう思って読んだ事でしょう。
だけど今は兄弟も読者も「死者は絶対に蘇らせる事ができない、人体錬成はできない」って知っているのですよ。
この辺の説明は原作よりもFA20話の方が簡単で分かり易いけど、どっちも言ってる事は大体同じです。
だからあの干物ロザリーの中身は死んだロザリー本人では絶対に有り得ない。アルの例からして、良くてジュドウ(錬成した術者)の魂の一部という事になります。ただこれに関してはそれも怪しい気がする。
考えようによっては、アルはトリシャと血が繋がってるから=魂の情報が似ているからあの時「人体錬成で作ろうとしたモノ」の中に一瞬だけ入れたとも考えられる。どうせ相容れないにしても、少しでもDNAが近い方が拒絶反応も少ないでしょう。その点、ジュドウはロザリーと血の繋がりもなさそうです。なのに、錬成後3年もアレは「生きている」。
ジュドウも目を持っていかれた以外はそう身体が弱っているように見えません。魂の一部がなくなってて、普通に生きられるものなのか?(1期映画アルが複数の鎧に自分の魂を乗り移らせてたけど、アレは別世界の別物だから論外)
……鋼で悪魔とか幽霊とかオカルトに話を振るのもどうかと思うけど、考えれば考えるほどあの中にはあまりいいものが入ってるように思えません。たまたま引っ張られたその辺で死んだ動物の魂くらいならまだマシなんだけど。
 でも兄弟は今後もあの家にわざわざ教えに行ったりはしないんだろうなぁ……行けないよなぁ。
あの家はロックベル家やカーティス家と違って兄弟にとって親しい人でもなんでもないけど、他人の人生に関わる重い秘密をずっと自分の胸に仕舞っておかなきゃならないって結構キツイな(涙)。

 4コマアニメ。……別に漫画だけでいいんじゃ……。←それ言っちゃオシマイ
スパナ飛んできたって事はそこにウィンリィいるんだよね!と悶える事くらいしかメリットないような。
本誌付録の「軍の狗」デジタルコミックよりはまだ観易かったけどね。

 あー結局DVDの中身は殆ど語ってないや(笑)。次回からはもっとあっさりになると思われます。

(09.08.28.UP)



 【第2巻】第3話「邪教の街」 第4話「錬金術師の苦悩」 第5話「哀しみの雨」 第6話「希望の道」

 今回は1ヶ月前に予約したので発売日当日に届きましたよいぇーい。(前日に届いてたとこもあるみたいだがな!)
このパッケージの兄弟絵好きだなぁ。1巻よりも好みだ。光とか動きとかアルがちゃんと大きく描かれてるのがいい。
3巻はロイとヒューズのようだけど、これからもこの調子で描いて欲しい。
 アイキャチカードは今回は4枚入り。そういや1話につき1枚だったね。
…と思ったら、初回特典のアイキャッチカードケースに別に2枚入ってた。なるほど、OPとEDのカットね。
わーい。OPは兄さん(初っ端で手パンから手広げるシーンの奴)とウィンリィ(口パクシーン)で対になってるv
こんなとこでささやかに喜ぶエドウィンスキーですみません。それもこれもこの辺りは本編の扱いが以下略。
EDはあのクレヨン絵で木を背中に挟んで座る兄弟と線路に沿って歩いていく兄弟後姿。まぁこのチョイスは妥当か。
こうして見るとこのED絵って味あっていいと思うんだけど、未だに不評多いのが悲しい。
他の4枚はまんま本編で使われたアイキャッチですよ。ロゼとコーネロなんてあったの忘れてたわ。
カッコつけ大佐がどうにも笑える……ダメだこの人お笑いキャラとしか見えない(笑)。
ウィンリィ1回目になる横向きのアイキャッチはよく見ると微妙だな……目と口が鋼っぽくないというか。髪の動きもこんなのありかってくらい不自然。うーむ。悪い訳じゃないんだけど、他のアイキャッチが総じてが美麗な分目立つ……。
 カードケースは予想以上にしっかりした作りでした。パッケージよりも分厚くていい紙じゃね?
しかしてっきり今後全部の巻のアイキャッチが入るのかと思ったら、残り8枚分しかホルダーのスペースが空いてない……4巻までの分って事なんだろなぁ。それ以降にまたホルダーが付く巻があるって事か? 6巻?
1巻に付いてたボックスも4巻までしか入らないし、ちゃんとこれ以降のおまけも考えてくれてる、よね?(汗)

 ブックレット。キャラ設定とかは今更語る事もなく。キャラ会話は前巻と違って2話につき1つで、ちょっと寂しい。
そういや原作ではアルが鎧で猫飼うのって外伝とか4コマとかギャグ要素のみだけど、FAでは本編ストーリーでの公式設定っぽく扱われてるのね。……いやどうしても嫌ってほどでもないけど、激しくバトルする事もあるんだから本編では無理あると思うんですが……もにょり。6話をエドウィン会話にしなかったのは前巻でやったからですかそうですか。
アンチエドウィン対策なんだろうが、2話で夫婦漫才やるよりこっちでやって欲しかったよ……。
牛さん4コマについてはアニメ観てから後述。

 第3話。あー……分割の回ね、という印象しか残ってません(苦笑)。
久しぶりに観ると分割が気になる以外はそう悪くないんだけどなー。絵も原作ちっくで綺麗だしよく動くし。
これ以降の原作カットの嵐を思うとちまちました改変もまだ許容範囲内です。
初見当事は「えー!?」と叫んだ事も、2クールも終盤まで来た今にして思えば可愛いものだわ。
兄さんの喋りも初期のレベル100兄さんっぽくてそんなに違和感ないしね。(この回はね…)
しっかし本当に分割多かったな!!(まだ言う) 1話で何回あったんだろ、5〜6回くらいはあったよね!? 
この後、分割回が激減した事を思うと余程評判悪かったんだろうなー……。
ロゼの目に映った鏡映りの兄さんも分かり難いって当事相当言われてたけど、これに関してはスタッフが余程好きなのか拘りなのか今でもたまーにあるんだよね。すぐ分かるようにやってくれるなら別にいいんだけどさ。

 第4話。ヒューズさん〜ニーナ〜〜〜(涙)。
この回は尺に余裕あったから、1クールで数少ない神回だったと今観ても思うよ。作画も声優さんもGJ。
国家資格に固執したタッカーの解釈もこれはこれでFAアニメとしてアリだしね。
切羽詰って悩んでる時に外で呑気にわいわい遊んでる声が聞こえたら、そりゃイラッとくるわな(笑)。
アルの震える声の演技、お父さんを殺されたニーナが涙流すシーンは何度観てもウルッときます。
寧ろこの回の為にDVD2巻買って良し。
 でも兄さんは……1話の逆ギレの時からおかしかったけどこの頃から微妙にズレが目立つようになるんだよね……。
監督の解釈・声優の演技の両方が原作兄とは違う。ぶっちゃけ1期エドを引き摺ってる。
でもまぁそれも2クール終盤でマシになって来るのでこれについてはもう深く追求すまい。なるべく。(え)

 第5話。無駄に美少年&受け受けしい兄さんの回=私的FA黒歴史回。
話自体は悪くないのにほんっとに別人だったなこの回の(一部の)作画は。綺麗と女々しいは別なのよ。
幸い、これ以降ここまで明らかに凄い回はなかったけど……マジで勘弁して下さい。
腐女子的には美味しいかもしれんが、女々し過ぎる兄さんは原作ノーマル好きには耐えられん。
つか、今観るとスカーの唐突な出現っぷりも酷い。どっから湧いたー!!!(両手で全力ツッコミ)
オマエはテレポートも使えるんかい。そもそも原作は近くの憲兵さんがエドの名前を呼んだから、このちっこい豆が鋼の錬金術師だとスカーも分かったんであって……この辺どうにかならんかったのかねぇ。

 第6話。マルコーさんへの逆ギレ兄とカメラワークの下手っぴさにイラッ★
それ以外は散々放映時に叫んだので改めて言う事もなく。こうして一気に観ると、そんなにめちゃくちゃ忙しい感じもしないもんだなぁ。とりあえず少佐が隠れヒロインだとよく分かりました。

 おまけ4コマ映像。
おお、オープニングも1巻と違う! ウィンリィとばっちゃんとデンだー!! 声もウィンリィだし意外にも芸が細かい。
……そうか隠れヒロインは少佐じゃなくてばっちゃんだったよね………。
これはブックレットの紙媒体4コマより映像にした方が面白かった。こういう見せ方もあるんだなー。
毎回その巻収録の話に添ったネタを搾り出してくる牛さんもお疲れ様です。(この辺は1期と被ってるから余計に)
 てかリアル小学生のニーナ役の子に何言わせとんじゃ!(大笑) 可愛い声で淡々と言われると余計に酷ぇ。
松崎し●るはピー扱いなのね。今後もリアル名前が出てきたらその手が使われるのか。
「いってらっさい」でちゃんと兄さんの頬に照れ線があった事に牛さんのエドウィン魂を見た(笑)。
……それよりこのメカ、大きなお兄さんやおっさんに買われて別の用途に使われそうでいやん……。
25万センズってのも微妙に有り得そうで怖いです。ダメよウィンリィ、絶対に兄さん以外の男に売っちゃダメー!!
って今気付いた。タイトルが「パーフェクト彼女」って……牛さん、ウィンリィを「(兄さんの)彼女」だと断定したー!?

 なんだかんだ言ってDVD買った分は楽しんでます、よ? FA好きな人なら買って損はないかと。

(09.09.30.UP)



 【第3巻】第7話「隠された真実」 第8話「第五研究所」 第9話「創られた想い」 第10話「それぞれの行く先」

 ふう。今回は密林の通常版予約トラップにも負けず、無事フラゲ出来ました。皆様も予約時は通常版・限定版にご注意をば。通常版しか予約できなくて実は限定版もあったなんてシャレにならん。
 パッケージ絵はお約束のロイとヒューズです。大佐が必要以上に美化されてなくていい感じだと思いますよ。
背景の電話ボックスが光ってる…あああああ(涙)。
アイキャッチカードは放映時のままなんだろうけど結構絵柄忘れてたなぁ。ヒューズ一家とその裏のウィンリィ単体絵が好きだ。このウィンリィ、凄く牛さん絵っぽい。下から見上げる構図だと乳が…ゴチソウサマです。

 ブックレット。毎度お馴染みキャラ設定もエリシアちゃんやグレイシアさんは新鮮だー。
しかしこのグレイシアさんのワンピ、なんかマタニティっぽく見える…本編では気にならなかったんだけどなぁ。
 アル&シェスカの会話って珍しいな。兄さんのシェスカに対する認識も酷いが、アルの兄に対する認識も酷ぇ(笑)。
これ、暗にエドは物覚え悪いって言ってるよね? 確かに迂闊だが、曲がりなりにも国家錬金術師でしょーが。ピンポイントな記憶力からして、エドが物覚え悪いって事はないと思うんだが。迂闊を繰り返す時点でアウトかそうか。
 おお、また来たエド&ウィンの会話! 1巻以来か。これはエドウィンというより単にキャラの順番っぽい。
てか、このウィンリィはダメだ……エドにこんな風にヒューズさん話を振るのは原作ウィンとは認めねぇ。
くそぉ……やっぱりFAスタッフはウィンリィの本質を分かってない気がする。傷を抉ってどうするよ。1期の扱いよりは遥かにマシだが、可愛く描きゃいいってもんじゃねーぞコラ?(にこ) この辺、本編ウィンはそう悪くなかったのになぁ。
この微妙ウィンに対するエドもなんだこの微妙なジメジメっぷり。うううう1期を思い出す……orz
牛さん4コマはDVDの方で後述。

 限定版おまけドラマCD「ふたりの兄弟」。今回はこれがメインだからねー。
ちゃちいCDが別に付いてくるのかと思ってたら、DVD本編と同じCDでした装丁も。本体ケースに向かい合わせで一緒に入ってる。ここまでするならこのCDについても別冊ブックレットとまで言わずともコメントくらい欲しかった……。
 内容は普通に外伝のエルリック家ですな。ちび兄弟話。アルの泣き声可愛い〜。ここまで幼いと、くぎゅーも男の子の声としては厳しいな。まんま神楽を子供にしたっぽい(笑)。
………と思ったらいきなりホログラム流れてビビッた。
え、何、ここで新章の宣伝!? 短縮バージョンだったけど、どうせなら1番丸々くらい入れて欲しかった。
 アルを殴った後、トイレ前で父ちゃん語りは漫画通りだが、ちょこちょこ台詞に追加あったのは面白かった。
「児童虐待」とか「育児放棄」なんて言葉を意味分かってて使う幼児(おそらく2,3歳)は嫌過ぎる。
パパンのテンションは結構普通でした。あくまで淡々と。こうして聴くとあんまり天然っぽくないな。言ってる事は正論だし、エドは賢い子だから理解したけど、子供から見れば決して優しいお父さんにも見えないんだろうなぁ。
 そして意外にもまだまだ続いた本編。まぁ確かにエルリック家漫画だけだと5分ちょいしかないしな……。
うお、ここで兄弟のウィンリィを巡るプロポーズ喧嘩来たあああああああ!!!
まさかの展開にびっくりだよ。オリジナル話を入れるにしても、コレまで入れてくるとは思わなかった。当事エドは5歳、アルは4歳だよね。この時点で本当に弟に喧嘩で負けてたエドの情けなさに泣ける……(ほろり)
 FAではエドがウィンの返事を知らないのはそもそも聞いてなかったからだ、という事になってたけどそこんとこは一応辻褄合わせてきたな。喧嘩に負けたエドがいじけてる間に、アルが1人でウィンのとこに行ってる。
顔真っ赤にして必死なアルがもう可愛くて可愛くて〜v 対するウィンリィの冷静な「や」が、分かってても吹いた。
フラれてすかさず兄さんの事を訊いたアルは、当事からなんとなく分かってたのかねぇ。
 一方、プロポーズのチャンスさえ失ったいじけ兄さんはパパンと会話。「また諦めるのか」って墓荒し前の「逃げたな」ってシーンと被るなぁ。……うわぁ最悪。どさくさに紛れてパパンに「どっか行っちゃえ」とか言っちゃってるよこの馬鹿エド。続けて本当に「じゃあな」ってパパンが行っちゃうシーンを入れるとはどんだけ鬼なのFA。
これってエドにしてみれば半端ないトラウマじゃね? マザコンだから母を置いて行っちゃった父を許せないとかのレベルじゃないよ。子供の戯言とはいえ、これは間接的にでも自分が追いやったと思っても仕方ない。
もしかして自分が許せないから逆に父を毛嫌いする事でバランスを保ってるのか。逆ギレか。
川でのザリガニ獲りといい、なんつーか、FAエドが自己中KYな原点を見た(聴いた)気がしました。
CD聴く限りこれは朴さんではなく脚本の方が問題だよなー。FAエドは最後までこれで行くぜという念押し?
切れたブランコの修理とかロックベル夫妻が戦争に行った話も絡めてきたのは上手いと思うんだけどね……。
 パパンの方もなー。「ここは俺がいるべき場所じゃない」ってナンなのさ。兄弟がこの年になった頃には、既にトリシャと生きる事を望んでいたよね? もしかしたら「こんな場所でぐずぐずせずにさっさとその方法を探しに行かなきゃならない」って意味かもしれんが、この言い方だとトリシャと兄弟を本当に捨てて行ったように聞こえる。
……ん? これはわざとか? 本編の方で23号と写真の涙がバレるまで、おまけとはいえCDでもこの路線で通すって事なのか?? DVDの限定版買うような人はまず原作漫画も買ってるだろうから逆効果な気もしないでもない。  
 最後は汽車の中の現在兄弟で締め。ああまた兄さんの夢オチだったのか………2話でもやってたなこれ。
忘れてた筈のプロポーズ話が出たから、設定としては病院屋上での喧嘩の後か。ラッシュバレー→ダブリス間?
そのまま兄弟の台詞にれりろーらー被せてくるのが2クールっぽいなー。CDのトレーラー見たら時間的にもちょうど30分番組みたいな構成だったのね。
 総評としては、エドの性格以外は予想以上に良かったです。盲目の錬金術師は15分だった事を思えば、声だけとはいえボリュームあったしね。声優さんの演技も無問題。FA好きならこのCDの為にDVD買ってもいいでしょう。
ただ、幼児だろうと子供だろうとFAエドはFAエドでした。(…)

 という事でやっと本編感想。第7話。シェスカ初登場。
放映時の感想と同じく、特に問題もなくいい感じだと思います。改めて観ても作画は綺麗だし構成も脚本もいい。
この辺からヒューズ殉職辺りまではほぼ原作通りって感じで安心して観れた覚えが。
シェスカいいよなー。暗い話の中での癒しギャグ要員。1期の時は無駄に明る過ぎ&ウィンと共にいらんとこで出しゃばり過ぎて(映画含む)、ウザいとすら感じていた事を思えば今の扱いは上等だ。
もう彼女が原作本編に出てくる事はないのかな……ちょっと寂しい。
スーパー記憶術も凄いが、たった5日であれだけの量を手書きできる方が凄い(それこそ1枚1分くらいで書かなきゃ無理でしょアレ…物理的に。コピー機でも厳しくね?)って事は突っ込んだら負けです。

 第8話。1クールでは珍しいバトル重視のゆっくり回。
ここも内容的には充分OKです。動きといい兄さんの表情といい、1話から今までで一番原作っぽくて好きかも。
48も66も好きだー。この頃からバリーの味のある演技が活きてます。鎧人形って言い方は上手い。
ヒューズと電話中の大佐も、原作では昼間だったから横に中尉がいたけど、ここでは兄弟が研究所に忍び込み中=夜=残業中(机の大量の書類がそれっぽい)だから1人なんだよね。中尉の「お静かに」がないのは寂しいが、こういう改変は分かり易いからいいと思うよ。あと、本編感想時には突っ込み忘れたけど写真のグレイシアさんのポーズも密かな笑いどころだよね……あれ見た瞬間、セーラームー●をなんとなく思い出したのは私だけじゃない筈。
 それと、エンヴィーがエドにチビって言った回数を数えたらちゃんと5回でした(笑)。この後、グラちゃんに飲み込まれる前の台詞にしっかり反映されるんだよなぁ。FAの丁寧基準がよく分からん。

 第9話。色々勿体無い回。
何度観ても放映時の感想まんまというか…。DVDでエドの赤面修正とか、淡い期待するだけ無駄ですかそうですか。
ちくしょーどうせギャグ顔なんだから真っ赤に塗り潰すくらいしてもいいじゃんかよー。何のエドウィン苛めだFAめ。
エリシアちゃんのウィンへの懐きっぷりもネズミ修理がないと唐突過ぎて違和感あるなやっぱり。
兄弟喧嘩に対するウィンの涙とか、アルの演技とか、メインイベントは文句なしなだけに小さなところが勿体無い〜〜。
 まぁ、当事文句言ってた屋上でのプロポーズ話の辻褄はエドとアルの記憶確認で意外にも効いてきたけどさ。
アルだけがプロポーズした事によって「エドの絶対知らない事」を作るというのは上手かったとは思う。
……が、それも色々端折ったFAだからこそなんだよね。たまたま結果的にそれを利用できたというだけっぽい。
だって原作はエドがキノコ生やすくらいもっともっとアル&ウィンで追い詰めてるから、そっちの方が「エドの知らない記憶」の数で言えば信憑性あるでしょ。うーん……おまけCDでも思ったけど、ここはやっぱりちび兄弟揃ってウィンリィにプロポーズして欲しかった。アルと時差あったとしても、エドも直接ウィンリィに振って貰いたかった。
最初原作読んだ時、ニュアンス的にはそっちだと思ったんだけどなぁ……実際牛さん的にはどうなんだろ。
記憶力のいいエドが、プロポーズでアルと喧嘩した事すら忘れてたのはウィンリィに「背の低い男は嫌」と直接フラれたショックで無意識に丸々記憶を封じ込めてた……と私は睨んでるんですがどうでしょ?(笑)

 第10話。1クールの最重要回。
中尉の肩幅、やっぱ広ッ!!!(まずそこか)
……ここ、DVDだけでも直せなかったのかなぁ……何の為にわざわざDVD買ってると思ってんだよ。
大佐が調査してるうちにどんどん夕暮れになってくのとか、他はいいだけに勿体無い通り越して悲しい。
でもってアップルパイ、結局ウィンリィは作らないまま補足入らなかったな。エドの「殺人的に美味い」やアルの「やりたい事」はどうすんだ。この時食べたグレイシアさん作のアップルパイをウィンとの共同制作に記憶改竄するとか?
普通に台詞ごとカットされるってのがオチか……orz

 おまけ4コマ。OPはヒューズとシェスカか! 全然今は本編に出番ないのに、この為に呼んだのか凄ぇ!(笑)
娘自慢・奥さん自慢する人って実際見た事ないけど職場の上司だとウザいだろうなー………。
 4コマ自体は今回もアニメで観る方が良かったかも。というか、ブックレットの方は牛さんの絵がごっつ荒いのが気になる……ハードワークが丸分かりです。頼むから牛さん休ませてやってくれスクエニ。
ああでも「おばさん」は漫画の方がエドの敵わないっぷりが強く出て良かったかも。これは文字の勝利。
エルリック3兄妹は予想通り妹もくぎゅーで来たね。他考えられないもんな……エド似の妹ってなんかやだ(笑)。
でもって、まさかの三木大佐ナマ歌「俺は焔の錬金術師」キター!!
ブックレット読んだ時に予想ついたけど、3巻の全てを持ってってくれました。
大爆笑を有難う三木さん。あなたが大佐で良かった。
てか、これって牛さん本人が三木さん声で聴きたかったとしか思えないんですが……牛さんGJ!

 ふう。今回も感想長かった疲れた………。(殆どCDについてだがな!)

(09.10.28.UP)



 【第4巻】第11話「ラッシュバレーの奇跡」 第12話「一は全、全は一」 第13話「ダブリスの獣たち」 第14話「地下にひそむ者たち」

 今回はメール便で発売日着でした。メール便は翌日着くとは限らないんだからさー。ポストに突っ込まれるのは泣く泣く諦めたが、それならせめてもう少し早く発送してくれよ密林……。
 パッケージ絵は無人島で修行中の兄弟。メインの兄弟はあんまり可愛いー!って感じでもないし凄く上手いってほどの絵でもないけど(苦笑)、背景の星空が綺麗なので結構好きだなこういう雰囲気。
 アイキャッチカードはこれでケースのビニールがいっぱいになりました。5巻はボックス付くし、6巻にまたカードケース付くのかなー。3巻がドラマCDあった分少し分厚いので、1巻付録のボックスに1〜4巻とこのカードケース入れると超ぎりぎりのぱんぱんになります。痛みそうなのでもうちょい箱に余裕が欲しかったよママン。
4巻のカード自体はパニ可愛いなーデビルズネストの皆さんいいなーってのもありますが、カーティス夫妻が全て持ってってくれました。カードの表裏でシリアスバージョンと吐血ギャグバージョンは反則だ(笑)。

 ブックレット。あれ、中尉以外のマスタン組のキャラデザって今までなかったのか。(存在感が…笑)
こうして並ぶとフュリーもそんなに背低く見えないな。ブレダとあんまり変わらない。ハボとファルマンもそんなに身長差ないし、画面の映りを考えてFAは身長合わせたのかもなー。原作は軍部勢ぞろいのカラー扉見る限りもっと差があったよね確か。ハボは他の皆より頭1つ分以上大きかったような記憶が。
 ちっ。11話のキャラ会話はなかったか。せっかくのエドウィン……いやFAに期待しちゃダメなんだよ、うん。
12話はエドとイズミ師匠。ってスーパーゴッド主婦・イズミ様って何。凄くよく分かるような、師匠のキャラ崩壊してるような……。そもそも肉屋で働いてるんだから主婦という言い方も引っ掛かるんだけどね、原作の方も。
14話はアルとグリード。メタな会話はともかく
(軽いキャラ同士の会話くらいなら許容範囲だけど、こういう「公式でいかにも舞台裏っぽい会話」って1期の裏鋼を思い出して実は凄く引くんだけどね……同人じゃないんだからさ。頼むからFAはこれ以上自己満に走らないでくれ。監督が直接キャラと会話したりしたらキレるよ私。今思い出しても水●のアレとかBOXのDVD叩き割りたくなる寒気と嫌悪感が…ぐあああああ!!)、この2人っていいコンビだと思う。そういや原作でもグリリンとアルは未だ会話した事ないんだよね。最終回までに実現するんだろうか。
つーか既にFA応援フラで「強欲のホムンクルス」ネタをやった私が言うのも何だけど、「炭素のホムンクルス」はものごっつカッコ悪いと思います。弱そう。
 あと、今回は1クールEDの絵コンテとインタビューもちょろっと載ってます。フラッシュで作ったとは聞いてたけど、本当にFlashとAE使ってたとは……ちょっと動画弄る人なら一般人でも持ってるソフトですよコレ。
要は機材よりセンスと根気って事なのかねぇ。やろうと思えば素人でも出来るけど、めっちゃ大変だよこの作業。
でもってコンテが4コマ漫画家だから、4コマちっくにしようって決めてたのね。ホムクルズもほんわかしてて可愛かったもんなー。うん、まぁ、どれだけ自己主張しようとも結果的にシドの歌詞を誤魔化せたのなら(…)充分だよ。
牛さん4コマは後述。特典のノンクレジットOPとEDも、敢えて語る事もないのでスルーして本編行きます。

 第11話。超ダッシュラッシュバレー回。
感想としては初見と大きな差はないんだけど、改めて観てもこの編集は上手かったと思う。
とにかく忙しい1クールで初めて「短縮カット上手ぇ!」って思ったのがこの回だった覚えが。ウィンリィの演技もこの時点で完成されてたから、安心して22話も見れたんだよね。ただなぁ……その分、気になるとこは気になるんだよ作画。
パニがやたらナイスバディなのに対してウィンの胸が控えめなのは北編のお楽しみだからいいとして(笑)、エドがおぶったウィンを床に落としてから椅子に座るまでの身体の向きがヘンだし、書き文字の多さも半端ない。
DVDで少しは修正してくるかとも思ったが、本っ当に修正する気ねーなFA。

 第12話。超ダッシュ無人島修行回。
あーその前にエドの父親嫌いシーンあったっけ。すっかり忘れてた。このエドが悪い意味でFAエドの原点だよね。
何でもかんでもパパンのせいにするのはいかんよ……トリシャが死んだのも流行り病であって直接パパンが殺した訳じゃないのに、あれじゃ全てホーエンが悪いように見える。寧ろどう見てもマザコン息子の嫉妬です本当に以下略。
 無人島もね、当事の感想でも書いたけど尺のカット云々の前にメイスンの存在抹消はダメだろ絶対。彼は兄弟の修行相手であると同時に死なないように見張る役目もあったんだからさ。マジで幼い兄弟だけを一ヶ月放置したのだとしたら、師匠夫妻は鬼を通り越して犯罪者だっつの。蟻を食べるオリジナルと食物連鎖は子供向けアニメとして分かり易くしたという事で評価するけど、それよりほんの1カットだけでもメイスン入れられなかったのか悔やまれる。
ラストのエドも必要以上にナヨっちいので私的にこの回は5話並に黒歴史になります。ちーん。

 第13話。デビルズネスト回。
ここはアルの爽やかな黒さ(笑)と兄さんVSグリードの動きがいいんだよなー。ラッシュバレー並に短縮カットはしてるけど、バトルの見せ場がしっかりしてるのでそんなに不自然は感じない。
この頃はグリリンの声もどうなるかまだ分かってなかったけど、改めて聞いてみたら微妙にグリードとグリリンで喋り方変えてるっぽいな中村さん。まぁグリリンの方のグリードも厳密にはこのグリードとは違うんだけど。
ラスト、師匠の蹴りで吹っ飛ばされるグリードがすんげー回転してたのに吹いた。

 第14話。第一回大総統無双回。
この回って2クール前の序章というか1クール最後の踏ん張りというか、物凄い動きに力入ってるんだよね。
大総統がとにかく強くて凄くて、こんなに作画頑張って来週大丈夫なのかって心配になった覚えが。
でもこれで大総統がFAに出る度にワクワクするようになったのも事実。アニメ2期になって一番存在感増量したのって間違いなく大総統の気がする。そして兄さん、ここではチノパン+長袖黒シャツ着てるのにセーター……orz

 おまけ4コマ。おお、OPは師匠夫妻……って退場早ッ!!(大笑) 予想つく事なのに、不意打ち的にやられた。
ウィンのお産手伝いもテンポ良くてこれぞ4コマって感じだよなぁ。3巻の頃より牛さん少し復活した?
でもって牛さんもやっぱりメイスン抹消にもにょってたんだね……無人島に見張りは必要だよね……。相変わらず分かり易いお方だ牛さん。1期や映画の時もそうだったけど、原作ファンがアニメに対してツッコミ入れたい・怒りたい所を後日4コマギャグやキャラ再登場という形でオブラートに包みつつしっかり代弁してくれる牛さんが大 好 き だ 。←注:実際牛さんにそのつもりがあるかは分かりません。私の深読みし過ぎな気もするけど、今までの傾向的にあながち間違ってもいないんじゃないかなーと。12巻辺りのエドウィン祭とかロゼ再登場とかもうね、1期がああじゃなかったらここまで原作でクローズアップされなかったんじゃね?(笑)
 後はドルチェットとアルが地味にウケた。可愛いな2人とも。これ、エドじゃなくてアルだからこそ味あるんだと思う。
そして大総統……まず電車に武器持ち込んでる時点で捕まるから。犯罪だから。国のトップがグリーン車にも乗れないなんて、そこまでアメストリスは貧乏なのね……(ほろり)(違)

 DVD4巻としては特典らしき特典も少なくて本放映を観てれば面白みがないのが正直なところですが、13・14話辺りは普通に出来もいいし5巻からいよいよ2クールに入るので、お布施の意味でも買っとくのはアリだと思いますよ。

(09.11.24.UP)



 【第5巻】第15話「東方の使者」 第16話「戦友の足跡」 第17話「冷徹な焔」 第18話「小さな人間の傲慢な掌」 特典「シンプルな人々」

 はーい。今回も無事フラゲ出来ましたよ! 祝日に佐川の兄ちゃんに叩き起こされましたよ!(爽)
……無造作にポストに突っ込まれるよりは遥かにマシだけどね。毎回BOXあれば(大きさ的に)普通の宅配便使ってくれるんだろうけどなぁ。待ってる方も安心感が違う。ここで言っても仕方ないけどさ。
 肝心の5巻特典箱は大佐と中尉の牛さん描き下ろし。
すげぇ、増田が大福じゃない!!(笑)
塗りもここ最近見た事ないくらい丁寧ですなコレ。1巻のBOXも良かったけど、気合が違うんだろなーやっぱり。
中尉の腕の筋肉ラインに惚れた。そうだよ女でも軍人なんだよ鍛えてるんだよ中尉! かっこええ!
 床タイルの色と合わせたのか、元々そのつもりで塗るように言われてたのか、箱全体のカラーは銀。ついでに5巻パッケージの方も銀。1巻が赤だったからそのまま赤系統で来るかと思ったけど、これは4巻ごとに変えるのかしら。
BOXが大佐と中尉の軍部なのに青じゃないのか?…という気もするが、5巻からシン組参入=新章ってのを強調したいなら軍部の青じゃない方がいいのかねー。私のイメージ的にはシン組はどっちかというと黒なんだけど。(知るか)
9巻からは軍部の青になる?? それとも新章=銀のまま?? 気にはなるけど別にどうでもいいや。(オイ)

 5巻パッケージはリン、ランファン、フー爺さん。………あれ。なんだこの違和感。別人っぽい。
そうかリンが両目開けてるからだ!!(大笑) いや、絵としては上手いと思うよ。
メインキャラデザの人だよね多分。でもなんだろ、リンがリンじゃない気がする…片目だけじゃなく両目見えてるってのも違和感なのかなぁ。兄さん以上に描き難い前髪なんだよねリン。
ランファンが素顔晒してるのはサービスなんだろな。ランファンのFAでの愛され方を考えれば当然か。それがダメとは言わんよ、ダメとは。でもその愛情の半分でもウィンリィの扱いに以下略。
 アイキャッチカード。今思えば数回しか出ない、そう重要人物でもないダグラスがアイキャッチを張るのって凄い気がする(片方はエンヴィーだけど)。おむすび持ったメイとシャオメイに和んだ。ノリの向きとほっぺのご飯粒まで同じだー!
………アメストリスに米食はないってのはツッコミ不可ですね。(原作でも炭鉱でのりからあげ弁当出てるもんな…)

 ブックレット。これも銀色になるのねー。またもメイとシャオメイのキャラデザに和んだ。何この可愛い生物。
ヨキもとうとうここで紹介されるようになるとは……良かったね……(ほろり)
 エドとリンの会話。………………。誰がここの文章書いてるのか知らないが、リンの口調、ちゃんと統一しようね?
アニメでは訛りなしになったんだから別に全部普通に書いてもいいのに、ところどころ語尾をカタカナにするから気になって仕方ない。全部カタカナなしにするか、原作通り全部にカタカナ付けるかどっちかにしましょうプロなら。
ふっ……こういう事書くから上から目線とか偉そうとか言われるんだろうが、手抜きやミスを見なかった事にするのは優しさでもなんでもないから。例え文章ひとつでもそれで金貰ってるなら、己の仕事に責任持ちましょうね。
 アルと大佐の会話。ほんと何しに来た大佐………。てか、これはアルウィン? アルウィンを狙ってるのか?
エドウィンですら満足にできてないのにFAの意図が分からないよ!!
牛さん4コマは後述。

 第15話。超ダッシュ新章開始回。
このOPEDも久しぶりー。やっぱり1〜3クールの中では2クール目のが一番好きだ。曲も絵の雰囲気も。青空万歳。
中身は敢えて言う事もないけど、新章とはいえこの頃はまだまだ1クールの忙しさを引き摺ってるんだよなぁ……。
シャオメイに手を伸ばすスカーは何度見ても笑える。これが後述の4コマにも繋がるのよね。
 あ。この時点でアル、手パンできるようになってるのにまだ足にチョークケース巻いてら。このチョークケースって原作でもあったりなかったり、サイズも小さかったり大きかったりかなりフリーダムだよね…(笑)
シン組声優さんは初登場のこの頃から既にキャラが完成されてるっぽいな。今と殆ど変わらない。あーでもランファンはまだ大人しい感じが強いかも。腕失ってからはもっと力強くなったよね。キャラも声優さんも成長したって事なのか。

 第16話。セントラルのエドウィン残念回。
はー……。この回はファルマンの可哀想っぷりが唯一の和みなんだよなぁ…(遠い目)
なんつーかさ。今見ると、アップルパイの存在カットだけじゃ済まないんだよねコレ。放映当事は空気読まずにステーキ食ってる自己中エドとばっさりカットのアップルパイにばかり目が行ってて、ウィンはまだFAで大切に扱われてると思ってた。このウィンの泣き顔が凄く綺麗で、声優さんも熱演してたからそれに目を奪われてたのよ。
 でもさ。これ、よくよく考えるとすっげーウィンリィが嫌な子にされてるよね。
アップルパイがここにある訳でもないのに、ウィンリィはなんでわざわざエドを部屋に入れたの? 
(そうは見えなかったけど)自分以上にショックを受けてるだろうエドに一方的に感情をぶつける為? 
あの台詞と描写だけだとそう取られても仕方ないよ。そこに気付いてしまうと、あの場で何も言えないエドに対して「この甲斐性なしがー!」で片付けるのは可哀想な気がしてしまった(苦笑)。
これが3クールまでも続く、「仕事関連やアルへの気遣いをカットされまくり、エドへの恋愛要員としてだけ扱われてしまう」FAウィンリィの悲劇の始まりなのかもしれない。ちくしょー当事気付かなかったのが悔しい……不覚!
更に余談。まだ青いリンゴが無駄に何度もクローズアップされてたので、ウィンがラッシュバレーに帰る前にアップルパイ復活登場を夢見た事もありました……儚い夢だったけどね……それがFAなんだよね……。

 第17話。ロス少尉ヒロイン回。
んんん? ウィンの冒頭の台詞で思い出した。ウィンリィ、賢者の石が人の命から作られるってエドに聞いてるよね。
37話で初めてそれを知ったかのような反応(オリジナルシーン)は何。ったく何処までもウィンリィの扱いが適当だったんだなオイ。バリーは最初から最後までめちゃくちゃ愛されてたのにね………。
 倉庫街での大佐とエドの位置がアイキャッチ前と後、更に来週も含めてころころ変わるのは突っ込むだけ野暮というものなのか。見栄え重視ならそれもアリと思えるが、キャラの根本を変えられると許せないんだよなぁ。
最後にアームストロング少佐が大佐の事を「あの男」呼ばわりするのも地味に気になる。

 第18話。肩透かし決意の回。
うーん。ブレダのイケメン声がまだ馴染んでない(笑)。ゲーム版とか今はそうでもないんだけど、声質も違う?
そしてエドの決意が……力強さと説得力のなさが今観ても残念すぎる……orz
声が! 構図が! 背景が!! ああもう折角の見せ場なのにー!! この回はかなり詰め込み回だった事を考慮しても、少しやり方変えるだけでだいぶ印象違うだろうに勿体無い。せめてブレダの台詞がカットされなければなー……怒って、それでも嫌いじゃないってのは凄く重要だと思うのよ、この頼りないFAエドには。
声に限れば3クールの今のエドならもう少し力強く言える気もするんだけどねー。朴さんが一期の鬱エドを吹っ切るまで(※実際どうだか知りませんよ。私にはそう感じられただけです)とにかく長かったのが痛かったな。

 4コマ。OPのスカーに素で吹いた。シャオメイ(可愛い動物)好きは完全に公式になったのか。
続く4コマの乙女っぷりにもう……声も最高だし、スカーが完全にギャグ要員にしか見えなくなったヨ!!(大笑)
ソラリスとハボのほのぼのっぷりに癒された。マジでいいカップルだったのかもしれないあの2人。
てか、バックにずっと流れてる「あははうふふv」が……笑わずに言える声優さんスゲェ!
個人的には最強ロス少尉に惚れた。牛さんキャラなら普通に有り得る。
 あ。今回、兄弟どっちも4コマに出演してないじゃん。(兄は絵だけ一瞬あったが)
原作ではそれも珍しく思えないのがなんだかなー……もしかして最後の「あははうふふv」大合唱にいる?
いっぱい声優さん混ざってるっぽいけど、軽くホラーになってるよアレ……(笑)

 そして5巻のメイン、「シンプルな人々」。フィギュアレッドは発売日に買ったので当然原作は周知しておりますよ。
うお、アバンでいきなり過去話来た。増田がスカウトに来た時のシーンか。可愛いなーこのウィンリィv
確認してないけど、あのリザさんとウィンは本編で使ったまんま? 微妙にアップ増えてる??
 お土産選びのエド。………今(15歳)と全然見た目変わらないな豆。実際12〜13歳くらいの筈なんだけどねぇ。
ピアスは20%引きのセール品じゃなくなったらしい……何故に。ぷちサービス? 国家錬金術師は金持ちだから? 
 そしてロックベル家。おお、つなぎのウィンリィだ。ウィンはちゃんと幼くなってる。ほっぺも丸い。
髪短いから分かり易いってのもあるけど、ちゃんとキャラ表作ったっぽいな。胸もかなり控えめです(笑)。
他は台詞も殆ど原作まんまっぽいなー。ピアス選んだのがアルだって断言する辺りよく分かってるよねウィンリィ。
ありがとって笑うウィンが可愛いー。機械鎧絡みじゃないのに(笑)キラキラしてるー。
そして原作通り照れるアルに対し、全く頬を染めもしないのがFAエドですね分かります。
 二度目の腕ぶっ壊しはオリキャラとの戦闘によってか。ちょ、何この人、パッと見は何処の教主様かと思ったけど服も武器も思いっきりシンじゃん! それで5巻特典に突っ込んだのか? 強引だなー。機械鎧がまだ動くってのは完全にグリード戦のパクリだよね。だからその取ってつけたようなオリジナルは以下略。
 珍しく白Tシャツにジーパンのウィンがまた可愛くて可愛くて。活発な子って感じだ。
ってこのヤロ馬鹿豆、折角ピアスを披露したウィンを思いっきりスルーしやがったー!!(怒)
アルだって気を遣ってくれてるのに! そりゃ原作豆もあっさり通り過ぎたけど、それ以上に酷くね!?
ああもうウィンがムッとしてるじゃないかー。ホントに救いねーなこのお子様は。
エドが国家錬金術師になるって宣言したシーンが追加されてたのは良かったけどなー。
 てか、このウィンは原作以上に「大切な人を守ると言った」中尉を意識してピアス空けたっぽい? 
単なるカッコイイお洒落じゃなくて。いや原作もほんの少しはそういう意味が含まれてはいる……とは思うけど(予想)、そこまで重くはないと思うんだけどなー。だから中尉の方と釣り合うんであって。うーん考え過ぎか。
昨日の分ピアス空けたってニッて笑うウィンはめっちゃ可愛かったんだけどね。
ピアスの理由知って馬鹿にするエドも、言い方のせいかムカッときました。だからエドがもうピアス買って来ないと言ったのはウィンを心配してであって、もうちょっとこう……っ! 所詮はFAエドか。(結局これで全て説明つく)
 で、中尉の方。待てーい髪長すぎるよ中尉! 腰まであるじゃん!
これ、邪魔になってきたってレベルじゃないよ。軍人でなくても背中に垂らしっぱなしは生活レベルで厳しいでしょ。
シンプルな理由ってのもなぁ……「引き金を引けば敵が倒れる」で締めるのはどうよ?
その台詞言ってしまったらウィンリィ関係ないじゃん。言葉自体もいまいち意図が分からん。
 結局、オリジナルシーンをほんの少し入れて10分ちょいか。短っ!!
大元の頁数が違うとはいえ、盲目との出来の差が激しいよ(苦笑)。作画は良かったんだけど、あちこち話のぶつ切り感が否めない。原作は短編漫画だからあまり気にならないんであって、アニメはそうじゃないでしょ。
オリジナルでももうちょい上手く繋げなかったのかなぁ。幼馴染期待してただけになんか拍子抜け………残念。

 5巻総評。まぁ、BOXも特典映像もないよりはある方が嬉しいって事で以下省略。

(09.12.23.UP)



 【第6巻】第19話「死なざる者の死」 第20話「墓前の父」 第21話「愚者の前進」 第22話「遠くの背中」

 今回は当日ゲットです。遅れなきゃいいよ遅れなきゃ。初回特典の カードファイルがついてたので厚みがある分、ちゃんと宅配だったしね。ファイル自体は予想通りシンプルな銀。やっぱ鋼には赤か銀が合うよなぁ。
後で5巻のアイキャッチカードも入れ直さなければー。

 で、6巻パッケージ。何この大佐オンステージ! エドさえ少ないピンだよ、焔めらめらバーニングだよ!!
19話があるからここで大佐がメイン張るのは妥当なんだろうなぁ。個人的には22話の三つ巴シーンだと嬉しかったけど、パッケージの見栄えとしてもネタバレ防止としても購買層からしても大佐になるのは仕方ない。
よく見ればこの大佐凄い顔してるがな(笑)。口、引き攣ってる……?

上半身の等身バランスが違和感ないのはGJだ。(原作もアニメも時々極端に上半身短い時あるよね大佐…)
 アイキャッチカード。これビニールの外から見える状態がね、ハボが銃構えてるのとベッドで俯いて座ってるのとがちょうど対になって入ってて「うわああああ…」と(苦笑)。ラスト単体も改めて見るといいなぁ。アイキャッチも初めて見た時は「なんぞこれ?」って違和感あったけど今となっては毎週結構楽しみだ。

 ブックレット。エド&ロイの会話とエド&アルの会話は続きネタだったんかい。これは別に違和感ない、かな。
ラスト戦のカット?コンテ?がいっぱいあって面白い。筆直描きだったんだアレ! つか、何処のアンチスパイラルだ。
この辺だけ見るともう大佐が主役にしか見えない……と思ってたら最後にあのカットがあってホッとしました。
牛さん4コマについては後述。今まで以上のはっちゃけ振り……どうした牛さん!(笑)

 第19話。大佐ワンマンショー回。
揺れるボインにツッコミ入れつつ、この回は本当に出来がいいなぁ。忙しいけど勢いとテンポで一気に見せてくる。
でもやっぱり中尉の叫び声は幼い……年が10歳くらい下がって聞こえる。わざとそうしてるなら別にいいんだけどさ。ラストの断末魔が凄いから相対的に余計に幼く思えるのかもな。アルのノータッチ錬金術もそのままか……DVDで直すにも難しいからか、気付いてないのか。バリーの最期のシーンをじっくり見せてきたのは好きなんだけどね。

 第20話。父ちゃん宇宙人回。
「あーAパートの残念作画が目立つ回か」って冒頭で真っ先に思い出した(苦笑)。墓荒らしの決めシーンとかウィンは綺麗なのに差が激し過ぎるからそこばかり目が行くんだよ。しかしこの頃のホーエンってマジで訳分からん人物だな。喋り方も最近のFAに比べてかなりゆっくり&小声だったんだね。父子のギャグが尽くカットされてるのも、ここだけかと思えばこの先もずっとだしな。FAオリジナルのホーエン像を貫くという宣戦布告回だったのかもしれない。
エドの狂ったような笑い声とか師匠に静かに問い掛ける声は良かった。クセルクセスではまだ微妙だったけど、この辺からやっとエドも原作に近付いた気がするよ。あ、アルの修理のシーン、初見では腕が生えたように見えたけど一応元々の腕はあったのね。接続部やトゲトゲは装甲薄くして丸々作ったっぽい。落ちた部品はもっとあった筈だけど(漫画ではウィンが用意してる)そこまで追求するのは酷か……。兄弟の階段会話時の演出については初見の感想通り。
アニメで色とか光について文句言う事は殆どないと思ってたけど、クセルクセスのシーンとここだけは演出的に勿体無いの一言です。折角のアニメなんだから利点を活かさずどうすんだと。

 第21話。兄弟の釣りがメインのようで実は軍部主役の回。
最初のショートカット(兄弟一緒にお見舞い)は今観ても上手いと思う。絵も綺麗だしなー。全体的に顔の丸さがないというか、大佐の正面顔でさえ別人のようにほっぺのラインが細くて今更ながらびびった(笑)。その分、「やっぱり降りたまえ」のギャグ顔が好きだー。バトル始まってからの畳み掛けるような勢いは研究所侵入の時を彷彿とさせる。
こういう、原作カットするにもカットできないくらい詰め込まれてるバトルシーンは総じて悪くないんだよなぁFA……。

 第22話。リンのカッコ良さに惚れる回のようでエドウィン回のようで実はスカーヒロイン回。
……この回はアホほど感想書いたからね。改めて付け足すような事もなく。そだ、アルもすげー男前だよねここ!
エドより一歩引いて冷静に状況を見てるのがいい。くぎゅの声もえっらい男前で惚れた。
その他は……………うん。エドがちゃんとウィンリィを守ってくれたのは嬉しいよ。それだけでも上出来だよ。ウィンリィの迫真の演技も大満足だよ。ただ、スカー回想を入れるタイミングと内容がね。これ無理矢理ここに入れたならロックベル夫妻の話(やらない善よりやる偽善とか、イシュヴァール人の子供が手伝ってくれるようになる件ね)をイシュヴァール回なり北でのキンブリーとウィン初対面回なりでもうちょい補完するべきだったんじゃないか、とは思う。
スカー視点からだけなんて不公平じゃね? スカーは悲劇のヒロインではなく殺人者だというのを忘れちゃいけない。
因みにエドのコートが汚れてなかったのはそのままでした多分。袖は破れてるんだか破れてないんだか微妙。
ウィンリィ近くの瓦礫が増えたような気もしないでもないけど、DVD修正って本当に分からん。

 4コマ。おお、オープニングにリン登場ー!…ってオチそのまんまかい。
ちょ、「What's?」ってどんだけアドリブ上手いのラストさん!!(爆笑) ブックレットではそこまでウケなかったのにその台詞で完全にやられたわ。これは喜久子姐さんのアドリブか脚本に書いてあったのか気になるところだ。
ハボのマッハ車椅子もにくまんあんまんなスカーも面白かったー。どんな嫌がらせだよ!!(褒め言葉)
勢いで見せるのもいいけど、こういうシュールなギャグって大好きです。今までのDVDの中で一番好きかも。
でもって最後の「ちゃんちゃかちゃんちゃk♪」はスカーの声がめっちゃ大きかったよね……三宅さんもどんどんはっちゃけてくるな。ガーフィールさん出ない分を発散してるのか?(笑)

 総評。6巻はどの回も素直に観れば充分面白いアニメだと思うよ。鋼のアニメを手元に残しておきたいなら、この巻は見所が詰まってて必須だと思う。カードファイルもDVD集めるなら便利だしな。
 ふと思った。全16巻で4巻ごとにボックスとカードファイルが付くのなら、赤→銀と来て次は青か黒で最後は金かな…なんとなく。最後は金人ホーエンハイムで締め……って最後くらいは兄弟活躍して欲しいなぁ………(遠い目)

(10.01.27.UP)



 【第7巻】第23話「戦場の少女」 第24話「腹の中」 第25話「闇の扉」 第26話「再会」

 今回もびくびくしながらも密林のメール便で無事フラゲしました。
パッケージの兄さん、カッコイイけど怖いなオイ。「これからお前を殺りに行くぜ!」みたいな(笑)。
しかしこれ、機会鎧の塗りが凄いね。キャラ絵が楽な分、作画の力を全部ここに注いでないか? 
細かい傷とか金属的なテカリとか実写的でいいなぁ。牛さんのいかにも手描きという感じの機械鎧塗りも泥臭くて好きだけど、こういう実写的な塗りはアニメ絵の強みだなと思う。どっちがいいって優劣つけられるもんでもないけどね。
 アイキャッチカード。ご飯食べてるランファンがえっらい可愛い。後ろのドンブリ全部食べたんだろうか。
………ん? アメストリスには白米はなry(またか)
そういや原作ではスパゲッティ食べてたね彼女。でもまぁ、メイのアイキャッチでもおむすび以下15話と同文。
ウィンリィのアップルパイなアイキャッチはすげー唐突だったっけなぁ。FA兄さんが実際食べてないのは大きい。背景の右手機械鎧も物凄い浮いてます。本編ではどんどこエドウィン削るくせにそういうわざとらしい事はやめれ。余計萎えるから。どーでもいいが、よく見ればこのアップルパイ絵も微妙だな……生地の上のアミアミは原作絵よりも丁寧で美味しそうに見えるけど、こんなピザみたいに馬鹿でかいサイズって作れるんだろうか。焼き型もまるでグラタン皿のように分厚いし。時代とオーブンの性能を考慮……?

 ブックレット。初っ端から兄弟の会話来た。ちっ。抜粋絵が駅ホームだったからてっきりアルがエドをからかってくるかと思いきや、全く触れてこないでやんの。でも兄さんが役立たずだってのは大いに賛同するので、わざとらしいエドウィン入れられるよりはこれでいいや。アルの言い分はごもっともです。
次はエドとリンの会話。ちょい待て、腹の中でリンが空腹で倒れたのは歩くのダルかったから演技だったと!? 
いやいやソレはダメだろ、原作でもそんな事言ってないんだし!! あの状況でそんなナメた真似する奴が一国の王になれるかあああああ!!!(怒) 同人誌のギャグネタならともかく、公式でやったらいかんと思うよ私は。
ブックレットのキャラ会話書く人って、どうにも毎回感性が原作と微妙にズレてる事が多い気がするわ………いつも同じ人かは分からんが、もっともっと原作読み込めよー頼むからー。
撮影エフェクトとか、3Dバケモノエンヴィーのカットは面白かった。エンヴィーってあんなにきちっと骨組み(?)作られた3Dだったんだね。「…3D使ってる?」って悩むくらい絵に馴染んでたのは凄い。手付けモーションってMMDみたいな感じでつけるのかな……これだけ苦労して作ったならもっと出番あれば良かったのにねぇ(笑)。
4コマは後で。

 第23話。エドウィンもやもや回。
エドウィンに厳しいFAの中では充分やってくれたと思うんだよ。これだけでもラッキーだったのは分かってるんだよ。
でもなぁ……やっぱりエドのコート掛け見たかったし「惚れてたのかもしれない」ってやって欲しかったんだよなぁ。
台詞の言い回しは今となっては「アニメとしての分かり易さ・聞き取り易さ重視」ってのは分かるんだけどね。
この回以降の他の台詞もばんばん細かく改変されてるから。だけど「あの台詞をこのタイミングと間で見たかった」という気持ちに嘘はつけない訳です。せめて自サイトの感想でくらい叫ばせてくれ。
勿論、動きとかアニメならではの利点はあるんだけどねー。メイ絡みはいつもいい動きしてると思う。
そしてウィンが持ってる筈の赤コートは一体何処に消えたのか………。原作では軍部で待ってる間、あのコートがウィンリィの心の支えになってたと思うんですが。その後ホテルに帰った時には原作でも消えてたけどな!(笑)
回想シーンの軍の机の物凄いパーツ狂いも直して来なかったか。これ私の目がオカシイ訳じゃない、よね?

 第24話。大佐役立たず回。
増田の顔に張り付くシャオメイを引き剥がした時の「ピッ」という鳴き声に萌えた。グラトニーから逃げてる時もアルの声に重なって結構ピーピー鳴いてたのねシャオメイ……わざわざ重ね録りしたのか。
その他は敢えて言い足す事もなく。この回は作画も改変も声優の演技もびっくりするくらい良くて驚いたんだよなぁ。
あーでもレイブンの過去エピソードはこの後のグラマンや女王様との絡みで何か補足してくるかと思ったけど、結局ここだけのオリジナルで終わったな。昔はいい人だったと強調しただけか。別にそれでもいいんだけど、これってグラマンが大佐をけしかけて確かめたようにも、逆にグラマンに人を見る目がないとも取れるんだよなぁ………どっちだ。

 第25話。小さなギャグ多発の回。
腹の中は背景真っ暗で手抜きのようで、実は火の処理に手間掛かってるらしいよこの回。←byブックレット
エドもリンもエンヴィーもグラトニーもアルもほんと皆の演技が凄いなー。
巨大化エンヴィーがこれだけでかくなったのはもしかして3D化したからサイズ的な問題なのかしら。
リザさんのごつい肩はやっぱりそのまま修正なしか………直す程ではないって判断なんだろうけどさ。
アルもセントラル郊外から軍の地下まで、どうやって短時間であの距離を移動したのかは謎のままだったな(苦笑)。

 第26話。兄さん役立たずから主人公へ復活回。
改めて見てもエンヴィーの口の中で兄さんが閃くシーン、もうちょっと見せ方考えて欲しかったなー。腕折れて賢者の石に届かない、じゃなくて最初から諦めモードはいかんだろ。静かに説明するシーンはいいんだけどね。
そういや突っ込み忘れてたけど、グラちゃんの中の壁画は宝石(?)も残っててラインもカラフルで綺麗なんだよね。
エドが遺跡に行った時は色褪せてたのに。宝石だとしたら長い年月の間に盗賊にでも盗まれたのかもしれない。
ここにある欠片はマリモからお父様になってすぐ、グラトニー作ってから証拠隠滅の為に飲ませたんだろなぁ。
人体錬成のシーンはやっぱり鳥肌。あの、錬成陣の下から青い光が噴出す効果ってアニメならではで好きだ。
生アルとの再会シーンって確かイベントでもやったんだよね。ここの朴さんの叫びは凄いと思うよ本当に。
DVD化する前にこのシーンを朴さんの希望でまた録音し直したって噂を聞いたけど(ソースは何処だ…?)、TV放映時の録画は消しちゃったので何処が違うのかはいまいち分かりませんでした(苦笑)。
 で。放映時も書いたけど、やっぱり私はこの「二度扉を開ける演出」については数少ないだろう(苦笑)「うーん……?」派です。それは今も変わらない。牛さん御本人がアニメシーンの中でこれを「凄い」と言ったというのを聞いてもね。
ロイアイでやった二番煎じで冷めたというのが一番大きいけど、考えれば考えるほど引っ掛かるというか。
そんな簡単に二度開けできる扉が凄く安っぽく見えてしまうというか……なんだろ、「ほらこじ開けたぞ、泣けよ感動しろよ」と強制されてる気分になるというか………。
ぶっちゃけ一期のニーナ回のEDでニーナ出してきたような演出の嫌らしさを感じちゃうんだよ。それだったら一度目から扉に負けず根性で粘って、カッコ良く宣言する兄さんを見たかったというか。まぁこれもあくまで私の主観であり感想なので、ほっといて下さいませ(笑)。全体で見れば26話は充分良かった方だと思うよ。

 4コマ。誰がOPになるかと思ったらまさかの大総統。タイトル切るなー!!(大笑)
今回の4コマは全体的に牛さんの絵が荒いというか、オチも前回に比べて弱いな……牛さんまた疲れてる?
その中ではエルリックテレパシーが良かった。楽しそうね三宅さん……もといガーフィールさん。
白黒漫画の時点ではスケスケピンクのキャミに黒のレースパンツとは思わなかったよ(笑)。これはアニメでも止め絵で近寄ってきて欲しかったなぁ。てか、ガーフィールさんにとって兄さんは普通にターゲットになるのか………殆ど女にモテない主人公としてそれは喜ぶべき事なのかもしれない。少なくとも外見はそこそこイイって事だよね!(笑)
大総統の通勤はいつの間にかシリーズ化していたようですが、これで終わりかな?(まだ続く気もしないでもない)

 7巻のおまけ、グリリンラジオCD。ある意味今回の目玉ですな。
ずっとグリードとリンで小劇場みたいなのをやるかと思ったら、殆ど素でトークなのか。
てか、ナレーションの為だけにお父様呼んだの!? ……って本編ついでの別録りだよね、きっと(笑)。
今回のゲストはラストの井上さんとグラちゃんの白鳥さんですよ。ラスト久しぶりー。
喜久子姐さん、自己紹介する時に自分で17歳と言いながら笑わないで下さい(大笑)。
ちゃんと「おいおい」って言ってあげる中村さん(だったよね?)の優しさに泣いた。お約束ですね分かります。
進行は要するに「ごきげんよう」のサイコロスタイルなのね。7つの大罪ってネタとしては結構やり易そうだな。
って喜久子姐さん、どこをどうやったらラース→チーズに変換されるんですか? フリーダムだなぁ。
続けて色欲ネタを17歳(自称)に振る白鳥さんは勇者だ。この人、素の喋りもグラちゃんっぽいから和むわー。
そして宮野さん…………新世界の神のイメージ崩れるよ!(笑) 真面目に語る喜久子姐さんも凄ぇ。
 うん……全体的に普通の声優ラジオ番組みたいでした。鋼ネタ絡みはお題くらいで、皆さん別にキャラを意識してる訳でもなく。ドラマCD的なものを期待してるとガッカリしますが、これはこれでたまに聴く分には面白いと思うよ。
どっちかというと鋼ファンよりも声優ファン向けやね。宮野さん中村さんファンには嬉しいかも。
DVD11巻の特典にグリリンラジオ第2弾がつくらしいが、その時のゲストは誰かなー。
ホムンクルスメンバーって事はエンヴィーか大総統かプライドか……結構楽しみだ。

 総評。22話〜26話という6巻に続いて美味しい回なので、ラジオがなくても7巻は買って損なしと思われ。

(10.02.27.UP)



 【第8巻】第27話「狭間の宴」 第28話「おとうさま」 第29話「愚者の足掻き」 第30話「イシュヴァール殲滅戦」

 今回は密林から前日発送の当日着でした。祝日後だしメール便だと運悪ければ遅れるかなーとも思ったけど、無事届いて良かった。ボックスもファイルもないと厚みもなくてちょい寂しい(苦笑)。
パッケージの中尉は………うん、安産型だね。(必死のフォロー)
いや……イシュヴァール編の語り部が中尉だったし、大佐は6巻で既にピンやってるのでこの巻に彼女が来るのは分かるんですが。それは全然いいんですが。この作画はちょっと……崩壊じゃないけど酷いというか、おかしくね?
顔はいいんだよ。原作ちっくで、違和感ない。だけどこの身体は「軍人だからガタイがいいんです」で済まないレベルのような。腕もウエストも、何より尻から太腿にかけて「……アームストロング少佐か?」ってくらい太い。
いくら軍服のズボンがゆったりデザインとはいえ何もかも太いので違和感がー。
そのくせ胸は割と普通サイズなのはホッとするべきが残念がるべきか。FA本編でも中尉は男体型のがっちり肩だったり変に目がでかい時があったりと何かと作画が不遇な事が多いですが、まさかパッケージまでとはなぁ。
もちっと、せめてウィンリィの半分くらいはリザさんの作画に愛情込めてやっておくれスタッフ……。
 アイキャッチカード。パッケージが不遇だった分、子リザと現在リザの背中見せヌードが光っております。これは作画も表情も好きなんだけどなー。ショートカットのリザは15、16歳くらいと睨んでるんですが実際どうなんでしょね。
あとは表裏でリンとグリリンになってるカードが好きだ。FAは漫画と違ってどっちのバージョンでも片目を隠さないけど、これはこれで分かり易くていいと思います。漫画はちっこいコマだと赤目かどうかも分からないので前髪の右分け左分けで区別つくようにしてるんだろうけど、アニメは声があるからね。赤目も目立つからね。そこんとこは得だよなぁ。

 ブックレット。グリリンは公式にはグリード=リン表記なのか!<キャラ表
ノックス先生やお父様までキャラデザ見れて地味に嬉しい。ごめん、キンブリーは割とどうでもいいです。
キャラ会話はリンとグリードか。リンの性格がまた微妙に違う気もするけど、グリードがなんか可愛いからいいや(笑)。
 今回の目玉は何といってもシリーズ構成の大野木さんインタビューでしょう。ヨキ話をメイン活躍直前に持ってきたのとか、イシュ話を前倒しでちょこちょこ出しつつ残りを1話で纏めたのとか、その辺りは割と予想通りだったなぁ。
そのまんまじゃん、というか見るからに分かり易かったしね。ああでも「原作ファンに『また大野木だよ』と怒られました(笑)」って……しっかりその手の掲示板も確認してたっぽいな。言われるの覚悟でやってるんだろうなっつーか、投げっぱなしで後は放置よりはずっといいよ。原作ファンとして原作カットに言いたい事は山程あるけど、ぎゅっと詰め込まなきゃならない問題回を担当するハメになる構成さんには純粋に同情します。毎度お疲れ様。

 第27話。総集編肩透かしの回。
3クールのOPも既に懐かしい。冒頭エドや北軍の回り込む動きはいいけど、全体の雰囲気としてはやっぱり2クール目や4クール目の方が好きだなぁ。今となってはイシュとか扉の向こうとかどうにも重い場面ばかりクローズアップされてるのが気になる。あと、兄さんの赤コートって画面映えという意味でも重要だとよく分かるOPだよね。黒シャツポニテは大好きなんだけど。3クールEDについてもほぼ初見通りか……ウィンリィを沢山出してくれるのは嬉しいがモヤモヤ。
 内容も……初見から敢えて追加する事もなく。まぁ、色々な事情から総集編を挟まざるを得ないという事で5クール長編アニメとしては仕方ない。抜粋シーン自体は美味しいとこを上手い事繋いであったので、新規視聴者を呼び込むのは無理でも(苦笑)視聴者・原作読者のおさらいという意味でそう悪くなかったと思うよ。
つーか私と同じツッコミを牛さんがおまけ4コマでしてきたのに吹いた。

 第28話。グリリン誕生日おめでとう回。
おー。総集編と比べるとこの回の作画がめちゃくちゃ良かったのが分かるなー。最初から最後まで絵が綺麗(※美形じゃなくて原作ちっくなのが重要)で、バトルもよく動いてて、ストーリーの端折り方もテンポも妥当で、自分的に神回レベルだわこれ。こんなに良かったのか28話。妄想エドワード様は何度観ても爆笑。アル様の男前度も半端ないです。
いやほんと、改めて観るとこの回はリンもアルもエドも皆かっこええー!!(兄さん最後かよ)

 第29話。FULLCHIN ALCHEMISTの回。
これ、何度観ても兄さんシャワーシーンでの「いや〜ん」がどうしても引っ掛かります……何故にあんな声で二重奏。
やっぱりサービスか? 
原作通りで腐女子が離れていったからお嬢さん方へのサービスなのか!?
 しかしここでFAエドが「生アルのガリガリっぷりをアルに言わなかった」のが意外にも後で効いてきたなー。
ガリガリ=アルの身体を急いで取り戻さなければヤバイという事を兄さんは知っているけどFAアルは知らない。
だから実際に精神をあっちに引っ張られるようになるまで悠長にしてられたんだよアルは。必要以上に焦る事がなかった。本来なら、兄さんがもっと焦ってるべきだったんだよね……どう見ても栄養失調でしょあれは。だけどこの後、2人はストーリーの関係上何ヶ月も離れ離れになる。原作兄もガリガリアルを知ってるならもっと真剣にタイムリミットを心配しろよー!!って話なんですが、牛さんったら約束の日まで完全にスルーしちゃったんだよね(苦笑)。
だからいっそFAでは「ガリガリ=タイムリミット」を敢えて言葉にしない事でオブラートに包む事にしたのかなー、と今では思います。弟に言わないFA兄の優しさというより、兄弟の危機感と兄の薄情っぷりを薄めたみたいな感じ?(笑)
 因みにこのタイムリミットは冗談抜きでやばかった事が最近判明してます。本誌ネタバレ(
鎧アルが生アルに扉の向こうで会った時、扉は「アルの1つ」しかなかったからね。エドが生アルに会った時は向かい合わせで「エドの扉とアルの扉の2つ」あったからね。それが兄弟の精神が混線していた証拠だとしたら、今現在のアルはエドとの混線がほぼ完全に切れている事になります。=エドから栄養も行ってない。だからこそエドは急成長したと思われます。北用機械鎧で負担軽くなったからだけじゃないのよ。混線が切れたきっかけは勿論、グラちゃんの腹の中での「エドの人体錬成」です。人一人(自分)を人体錬成する事は可能でも、「他人(アル)の精神」を適量混ぜるなんてまず無理だからね。エドが扉の中で生アルと別れた時点で、兄弟の混線は切れてしまうのが自然でしょう。寧ろ今まで微かにでも繋がってた方が奇跡。本当に微かだけど繋がっていたから今まで数ヶ月間生アルは生き続けられたけど、頻繁に意識引っ張られるようになった事といい、もうマジで時間の問題だと思われます。お願いだから急いでー!!涙)……って私の予想もだいぶ混ざってるので見当違いだったらごめんなさい(汗)。

 第30話。イシュヴァールのっぺり作画残念回。
うぬー。作画はともかく短い尺で長い話をよく纏めた、と当事の感想で書いたし今観ても思います。しかし大佐と部下達との「英雄」というやり取り、中尉の背中を焼くやり取り、これはストーリー上必要だったと思うんだよね。
そのうち補足してくるかと思ってじりじり待ってたけど、結局素通りしたまま約束の日当日になっちゃったよ(苦笑)。
中尉はともかく、このままじゃ大佐がテロ起こしても部下がついてくる理由が分かりません。汽車爆破で既に「誰よこいつ!?」状態だったけど、チャーリーとの会話とか追加してくるつもりなのかしら……あんまり期待できないなぁ。
中尉の件もお願いだから嫉妬戦の時にでも補足してくれ……でなきゃ4クールEDが浮いてるよ……orz
 あーでも中尉の「狙撃手は云々」オリジナル台詞はブックレットで補足されてたね。「スコープで狙いをつける」から特別という意味だったのか、言われなきゃ分からんかった。そう言われれば納得……のようなでもやっぱり微妙に違うような。どっちにせよ私はキンブリーを支持します。「殺す覚悟もないなら軍服着るな、戦場に来るな!!」

 4コマ。OPに一番ウケました。エリザベスさん素敵───!!(爆笑) 
私と同じツッコミだったポイ捨てはアニメで観ると漫画以上にいまいちだったなー。テンポが悪いというか、これはもう4コマ漫画じゃなくて牛さんの愚痴だよ。アニメ本編の引っ掛かりを4コマネタにしておちょくるのは1期時代から牛さんの十八番ですが、笑えないオチは嫌味でしかないんだよね。まー今回に限ってはロゼや無人島放置の時のように放映される前にストップさせろよ!って程大層なもんでもないけどさ……。
 エドVSグリリンは漫画よりアニメの勝ち。パンチ受け止める手の速さにも笑ったが、「しーん」「つーん」ってあの声で言われると余計に笑える。満漢全席も背景無駄に凝ってたなぁ。GJ!
 若い頃のノックス先生も凄かったですが、容赦ないアルと子リザの黒さも良かったです。絶対この2人、内面似ていると思う。そしてやっぱりロイアイというよりロイ→アイが公式に近いんだなと再認識しました(笑)。頑張れ増田。

 でもって8巻のおまけは2クール目ホログラム&れりろーらーノンクレジットアニメ。
文字全くないだけで結構違って見えるもんなんだねぇ。これは結構本気で嬉しかった。どっちも作画良くて好きだーv

 総評。特典がノンクレジットOPEDだけなので、寂しいっちゃ寂しいです。4話のうち1話は総集編だし。
…………そう考えると本気で全DVD集める気のある人向け、だよなぁ。まー順番的に仕方ないわな。
カードファイル含め、これでBOX2つ目がいっぱいになって終了。

(10.03.24.UP)



 【第9巻】第31話「520センズの約束」 第32話「大総統の息子」 第33話「ブリッグズの北壁」 第34話「氷の女王」 特典「師匠物語」

 今回はBOX付きなので宅配で当日ゲット。BOXの色、赤、シルバーと来たから次は青か黒かと思っていたら意外にも白でした。意外だけど、ブリッグズ編がメインだと思えばそれも納得か。雪のイメージ?
牛さん描き下ろし絵はポニテ兄さんとグリリンです。マジでカッコイイよ誰だよこいつら惚れるよ!
どんなに忙しくてもBOXは毎回牛さん力入れて描いてくれるので嬉しい限りだ。しかしこれ、日陰組をチョイスしたって事なんだろうが実際このBOXに納めるDVDの中で日陰組が出るのなんてほんの少しよね……いやいいけどさ……。
最終のBOXは黒かゴールドになると予想しておりますが、描かれるキャラは誰になるんだろう。最後くらいはホーエン、エド、アルの父子でやって欲しいなぁ。そこにウィンリィ入れてくれたら泣いて喜びますが高望みはするまい。

 9巻パッケージはオリヴィエお姉様。8巻中尉よりはまだマシだけどやっぱり安産型……ごふごふ。
お姉様は正面よりもこういう風にブリッグズの山を眺めてる姿がいいね。このイメージが固定されてるというか。
けどこのお姉様、やったらめったら髪の先がくるんくるんしてるなぁ……漫画やFA本編はここまで極端じゃなかったと思うんだけどね。極寒の地でアームストロング菌が頑張っているのか。
 アイキャッチカード。あーそういえばあったね、ミセス(?)グラマン。マイルズもアイキャッチになってたのすっかり忘れてたわ。他は割と地味……。(他に言い様もない)

 ブックレット。初っ端が520センズの約束の回とはいえ、いきなりのロイ視点エドアップ……というかそこはかとなく漂うロイエド臭に内心「うへぇ」と思ったのは私だけですか。エドと大佐のオリジナル会話も狙ってる…よね……?
まぁこの程度なら旧作に比べれば全然マシなんだけどさー。もう殆どの一期ファン腐女子はFAからも原作からも離れているから今更こんな事しても意味なくね?…と穿った見方をしてしまう汚い大人ですまん。
エドと女王様の会話もなんだろう、作為的というかなんか引っ掛かる。女王様に剥かれる兄さんって美味しいのか?
 美術ボードとか、背景絡みのコメントは面白かった。FAの手描きっぽい塗りの背景って好きだー。漫画の線画をそのままアニメに起こしたみたいな雰囲気があるんだよね。ほんのり温かいけど、ラッシュバレーとブリッグズはとにかく圧倒される。因みにブリッグズは私もちょこっとだけ漫画やフラで背景描いた事ありますが、山はともかく建物は素人が手を出すと途中で投げ出したくなるよマジで……。プロって凄ぇ。
 牛さん4コマは3、4本目読んだ瞬間吹いた。また後述。

 第31話。場面飛びすぎて誰が主役か何処に焦点当てればいいのか分からない回。
敢えて言うなら、兄さん顔アップの作画がびっくりするくらい良かったという印象が強い。無駄に美形(笑)。
アップルパイの兄さんスルーっぷりは何度観ても泣ける……アルのイメージ絵が余計に……。
兄さん回想の中で一般錬金術師が自分を錬成しようとしていたシーン(よく見れば錬成陣の中に術師の身体入っちゃってるんだよね。超危険ー!)もDVD修正して来なかったな。どうせ術発動してないからいいやという判断か。
520センズとかフー爺さんとかノックス先生とか、シーンごとに単体で観るとそう悪くもないんだけどやっぱりあちこち飛び過ぎてどれも中途半端に感じるなぁ。元々そういう隙間回ではあるんだけどさ。4コマアニメ見た後に大佐と中尉のシーンを見ると角度も同じなので笑えます。

 第32話。あちこち場面が飛んでるようで実はただのキンブリーとスカー鬼ごっこ回。
あー意識して聞くとイーストシティ駅の構内放送の声、しっかりヨキだわ。言われなきゃ分からんかったよ。
そういや当事ツッコミ入れた大佐の持ってたシャオメイ似顔絵、前回出てきた時と微妙に違うんだよね。=車の中で兄さんに返したのとは別に大佐が改めて自分で描いたのは確定。どっちにせよ色々強引ではあるんだがなー。
そして今の本誌やFAの展開観ていると、ここのセリムぶりっこが滅茶苦茶怖いです(笑)。声が高い。明らかに喋り方も違うよね声優さん。オリジナルの大総統一家勢ぞろい、ブックレットでも書いてあったけどFAはとにかく「家族」を強調してるんだよなぁ…と改めて思ったり。それはいいんだよ。結果的に、大総統一家はある意味正解だった。
 問題は主人公一家なんだよ。トリシャは横に置いといて、エドとホーエン。エドとアル。この2つは微妙に原作とFAで違う…というかズレてる気がしてなりません未だに。というのも、ホーエンの原作ギャグシーン・おちゃめな性格は尽くカットするくせにエド→アルのウェットな感情(弟は自立できてるのに過剰に心配しがちなとことかね)をFAで追加してきているから。この回でもね……なんであそこで生アルを思い浮かべてエドに辛そうな顔させるかなー。ばっちゃんとウィンリィはまだ人質として納得するとして、生アルは全然別物だろー。そのくせこの前約10年振りに会ったばかりのホーエンを全く思い出さないとか、どれだけドライな息子なんだよ。原作と丸っきり同じにする必要はない、これがFAの兄弟だから!父子だから!と言われればそれまでなんだけど、他キャラの性格やら伏線やらがほぼ原作通りになのにそこだけFAオリジナル設定っぽく主張されてもなぁ……と微妙な気持ちになるのよね。これが後々展開の不自然さに繋がらなければいいんだけど。まぁホーエン個人のキャラについてはこの後、少しずつさり気なく軌道修正されていくんだけどね………なんかモニョる。(リオール行き倒れ回の感想参照)

 第33話。北編開始回。(そのまんま)
前半、オリジナル入れたりして妙にゆったりなんだよなぁこの回。てっきり今後もこの調子でやって最後は映画フラグかとも思ったけど……………どうなるんだろう。原作最終回含めてまだどっちとも判断つかんのよね(苦笑)。
キンブリーVSスカーは今観ても上手いと思う。汽車がカーブに差し掛かってからやっと車両切断されてるのに気付くのも芸が細かいし、無理に「誰?」のギャグを強く出さずテンポ重視なのはこの前の大佐VS嫉妬を思い出すわ。
そういやこの汽車を切断した時のキンブリー、赤錬成(賢者の石使用)なんだよね。この程度なら別に賢者の石がなくてもできそうだけど、敢えて「賢者の石持ってますよー」って見せたいんだろうなぁ。地味に伏線。
 あーやっぱりバッカニア初登場の声、ちょっと違うな雰囲気。ダミ声が強い。次の週には少し落ち着くんだけどね。
逆にお姉様は初登場から完全にキャラ完成しているなぁ……声優さん凄ぇ。

 第34話。女王様による兄さん虐めの回。(間違ってはいない)
この回はほぼ原作まんまだったのでツッコミどころ少なかったんだよなー。作画も原作ちっくだし。改変も良かったし。
スロウスを前にして兄さんとお姉様が言い合うシーンが凄く好きです。テンポも迫力も「察してくれ」の顔も。
兄さん、いつもこれくらい男前に主人公してくれてたら文句ないんだけどねぇ……(ほろり)

 4コマ。OPはリザさん。真面目な声で「ぱっぱらー♪」と歌われると逆に怖い。てかクレー射撃……?
大佐と中尉のは深読みすると凄い。ゴミの日とか部屋の掃除って、一緒に住んでるレベルじゃね? え、マジ?(笑)
大総統一家は最後のセリム声の本気が良かった。赤く光る目といい、これは漫画より断然アニメの勝利だな。
マイルズの大人げのなさも笑ったが、これは初見だと漫画の方が良かったかなー。中井さんの声ってギャグでも極端に崩れないんだよね。いや土方とかは結構崩れるけど、マイルズは敢えて崩してない気がする。
そして今回、最も輝いていたのは誰が見てもキンブリーでしょう。その発想はなかった。
まさか鋼公式で「アッ─!!」ネタが出てくるとは夢にも思わなかった。
つーか漫画にはそこまで台詞描いてないよ、監督の指示か、BL嫌いで有名な牛さん的にいいのかこれー!?
ま、まぁ、ニュアンスは同じだし元々の言いだしっぺは牛さんだからいい……のか……?
ガーフィールさんと変態紳士キンブリーだから許される事だよなぁ。4コマタイトルが「逃げて!!!」なのも地味に笑える。放心するような事があってもキンブリーのズボンが脱がされてなかったのはきっと牛さんの良心だね★
前回の4コマは牛さん停滞期に入ってたけど、復活されたようで何より。

 特典「師匠物語」。特典の内容を初めて知った時は「なんで今頃コレ?」と思ったけど、ちょうど本編33話で兄弟が「師匠がブリッグズで修行した」事をさらっと話してるんだよね。それに合わせた訳か。納得。
題字からスタッフロール・BGMまで、初っ端から大河ドラマなノリにまず笑った。
でもって内容は最初から最後まで漫画そのままでした。終わり。(え)
………いやだって、本当にそれしか言い様がないんだもの。「盲目の錬金術師」や「シンプルな人々」にはちょこっとだけオリジナルシーンが入っていたけど、これにはそれらしき要素は全くなし。良くも悪くもなく漫画読んでたらそれでいいやって感じ。イズミ師匠の声はほんの少し若くしてる?って気もしないでもないけど、ちょっと無理してる感があるんだよなぁ。ナレーションが本編と同じくお父様なのはいいんだけどね。
 続けて入ってた「師匠初恋物語」の方も漫画まんまです。シグさんとの出会い編ギャグ。裏声師匠怖いよ……。
ツッコミ要員の子供兄弟に台詞ないのが悔やまれる。声優ケチった?

 総評。BOXがカッコイイのでそれ目当てに買うのはありかと。師匠物語は漫画以上を期待しないように。
本編も全部悪くはないんだけどねー。一番の見所はキンブリーの「アッ──ry

(10.04.21.UP)



 【第10巻】第35話「この国のかたち」 第36話「家族の肖像」 第37話「始まりの人造人間」 第38話「バズクールの激闘」

 今回も宅配で当日ゲット。カードファイルあるからね。
パッケージはウィンリィとスカーです。ウィンリィがやっとパッケージに出たのはいいけど、こういう構図とシチュはちょっとなぁ……。ピンが無理ならやっぱり兄弟と一緒に笑って欲しかったよ。このウィンリィもね。顔がもう牛さんのウィンリィじゃない。完全にアニメオリジナルになってる。肩幅もごつい。軍人の中尉や少将は「軍人だから」でぎりぎり納得させられても、15,6歳の女の子でこれは厳しいでしょ。乳でかけりゃいいってもんじゃねぇ。牛さんの乳コート(笑)も相当だけど、これは更に強調され過ぎ。……この絵ってキャラデザの人のだよねぇ? この人、ここまで癖強かったっけ?
アニメ終盤になって気が抜けたのか自己掲示欲が強くなったのか忙しくて原作絵を意識する余裕なくなったのかは分からないけど、メインヒロインくらいもちっと可愛く描いてくれよー。それでなくても終盤ウィン出番少ないんだから。
あと、凄い今更ですがウィンに限らずこの人の描くキャラ絵って一文字に結んだ口の真ん中が半端に途切れてる事が多いのが地味に気になる……牛さんはそういう描き方は絶対しないからなぁ。
(私も昔はそういう描き方してたけど、鋼やるようになってからは気をつけてそう描かないようにしてるんだぜー。動く本編の中ではそう気にならないけど、一枚絵くらいは原作者の絵を尊重して欲しい……)
 アイキャッチカード。すっかり忘れてたけど、ヨキがピンでアイキャッチになった事あったのか!(笑)
兄さんの屈伸は歴代アイキャッチの中でも5本の指に入るくらい好きだ。セリムの表裏バージョンも凝ってていいな。

 ブックレット。おお、キャラ紹介でキメラさんズが早くも出た。ゴリさん、人間バージョンと殆ど変わらんよね……(笑)
トリシャが今までなかったのも意外だ。このタイミングを狙っていたのか。
スカーとメイの会話はもう、スカー別人としか……。ギャグ? ギャグのつもり? ギャグにもなってないよ?
続いてエドとウィンの会話もそのパクリですか。ネタ切れなのだろうが、折角のエドウィン組み合わせだってのに……なんかごっつ白々しさを感じる。ラブくしろとまでは言わないが、せめてエドにウィンの事を思いやる様子が見られたらこんなにモニョらなかったのに。毎回思うが、ここのキャラ会話書く人はもっと原作を読み込んでくれ頼むから。
 OP・EDのコンテがちょっとだけ載ってたのは良かった。横向きウィンの乳の凄さを再確認。これ、相当重いよ……Fカップくらいないか? つーかここのウィンリィはパン食べながら製図見てたのか……今の今までペンのキャップを咥えてるんだとばかり思ってたよ(汗)。牛さん4コマは後述。

 第35話。スロウス初戦終了回by北の国から。
この回はテンポもちょうどいい感じで特に文句もなかったんだよなぁ。最近のFAの引き伸ばしっぷりを観ているとこれくらいのスピードが観ていて面白い、わくわくするって思うわ。バトルと会話のバランスもいいしね。ダレない。
原作当事もこの頃が一番「どうなるどうなる!?」って先の展開を予想するのが楽しかった気がするなぁ。
アニメの方も設備を変えたり説明キャラを変えたり、小さな改変が上手くなってきた頃だよね。

 第36話。ホーエンプッシュのようであっさり流された回。
タイトルが「家族の肖像」な割に、OP前のアバンでホーエンのターン終了してんだよね。放映当事はまだ理由もはっきりしてなかったけど、今観ると血ブシャア!も名前ずらずら列挙も深い。あと、ちびちび兄弟の可愛さに気を取られがちだけど、何気にトリシャも深いんだよね。ホーエンに「待っててくれ」と言われて一瞬目を伏せるの。それから「はい」。
葛藤して、だけどホーエンを信じて待つトリシャさん……強いよなぁ。
ていうかホーエンといいエドといい、こいつら父子揃って女に迷惑掛け過ぎだ。トリシャやウィンリィでなきゃとてもじゃないけど面倒見切れないっての。
 おー北軍のヘイシェルさん! 何処で出てきたのかと思ったらここで出てたのか。(今月本誌参照)
「老害が!!」のお姉様のカッコよさは何度観ても痺れます。女王様ー!!

 第37話。個人的に色々諦めた回。
……この回はね。放映時に散々書いたのでもういいやって感じです。数少ないエドウィン回で作画も一部の兄さんヅラ疑惑を除けばそう悪くないのに、とにかくウィンの扱いに納得できない。結局その後も春になっても全くフォローされなかったしなぁ。
何よりDVD版でもウィンの生足修正されず。あっはっは。FAにとってウィンリィってその程度なのですねよーく分かりました。女の子はタイツより生足の方がいいでしょサービスだぜ☆なんて言わせませんよ女の子に冷えは大敵なんだから。バッカニアがウィンに頬染めるのが唯一の癒しっつーか泣ける……。
当然のようにウィンの突発性記憶喪失(賢者の石の材料をセントラルでエドに聞いて知ってるのにここで初耳扱い)もそのまんまでございました。はぁ……orz

 第38話。エルリック兄弟が珍しく輝いてる回。
天然タラシアルとメイが可愛くて仕方ないです。癒される。ヨキ劇場は今観ても秀逸だわ。キメラさんズとのバトルといい、この回は今まで放映された全話通しても神回だったと思います。青空の下でニカッと笑うバッカニアがー!(ぶわっ)

 4コマ。OPの「ぱっぱらー」はオリヴィエ様。一瞬、師匠かと思ったよ……ちょっと声似てる?
胸のボタンが止められないネタはコミックスであったけど、千切れてぶっ飛ぶほどだったらしいです。スゲェ。
あったかいものと言われておじやとうどんを連想する兄さんがなんか可愛くて和んだ。まだまだお子様やね。
「志村キンブリー、うしろうしろー!」なネタは前巻の続きか。ここでも「アッ──」がアドリブで入ってるし。うーん……正直二番煎じになると面白みも新鮮味もなくて冷めるねこれ。そしてガーフィールさん→キンブリーは公式なのか。
リザさんネタが一番良かったな今回。始終無言なのがいい。中尉ならやってくれそうだ。
むー……4コマ全体の出来としては再び牛さん停滞期に入ったっぽい。ちょうど本誌最終回に向けて仕事量も今まで以上にえらい事になってるだろうしなぁ。相変わらず分かり易いお人だ……。

 総評。カードファイルをゲットする意味で初回版を買う価値はあり。話の方も北編で一番面白い辺りだとは思うよ。
次巻はまたグリリンラジオが付いてるんだっけか……次回も牛さん忙しそうだから4コマ期待できないし、そっちの方が楽しみだ。

(10.05.26.UP)