「こう？」 「うん、いい感じだよウィンリィ。デンもそのままじっとしてて」 新しいカメラの被写体にと頼んだところ、快く引き受けてくれた幼馴染。 どうせだから先週買ったワンピースを着てみてよというリクエストも難なくクリア。 白地に花柄のワンピースは最近大人っぽくなってきた彼女によく似合っている。 「あ」 ふと、彼女の視線がカメラを構える僕の背中を通り越した。 その瞬間に浮かんだ少しはにかんだような笑顔をパシャリ。 「え、なに、アル、もう撮ったの！？」 「シャッターチャンスを逃さないのもカメラマンの腕だからね」 後ろを振り返っても、彼女にあんな表情をさせた人物はいない。 どうやら足音だけを残して壁の反対側に行ってしまったらしい。 全く……気になるならこっちに来ればいいのに。 まぁ彼女と一緒に写りたいとは間違っても言わないだろうけどさ。 さて、この写真で何冊交換できるかな…と兄の蔵書を思い浮かべながら 僕はくすりと笑った。 春用ＴＯＰウィンリィさんと後付けぷちＳＳ。 元々１７歳〜１８歳を想定して描いてたんですが、 新婚さんの満ち足りた表情って言われてそれはそれで納得したり。 兄弟が傍にいるのって彼女にとってこれ以上ない幸せでもあるんだろなぁ。 この写真は兄さんの旅のお供になりますよ勿論（笑）。
お絵描きＢＢＳの版権お題用。 本家を見に行く事自体ものすっっごい久しぶりだったんですが 鋼がお題と聞いてスルーは出来なかった。 ぎりぎりでネタバレ防止しつつも、 赤コートじゃない帰郷時の成長兄さん描きたかったのよー。 約束の日から計算してもちょうどこのくらいの時期だしね。 アニメ塗り＆ベタ背景もたまにやると楽しい。
	───嫌がる彼女に色々理由をつけて言い包めて。 しぶしぶながらやっと拝む事ができたその姿に、思わずほうと溜息が洩れた。 シンの正装というか女官衣装っぽいランファン。 メイは何気に色んな服描いたけど、ランファンは戦闘服しか描いた事ないなーと。 外交の時とか、たまにでいいからリンの護衛兼秘書としてすぐ傍に仕える為に こういうカッコもしてたらいいなぁ……という妄想です。 袖の中には山ほど武器が仕込んであるのはデフォ。 簪や耳飾りなんかもそのまま武器になると思われ。 上の兄さんが完全アニメ塗りなのでタカミンで水彩塗りした訳ですが、 タカミンは単色が多いからこういう塗り方も超久しぶりだー。 この娘は紫が似合いそうなんだけど、皇族じゃないので紫使うのは断念。ちっ。