放蕩息子、茄子(笑)。なんだか中途半端な服…

↑姓は羅時枝、名は夏珠、字は茄子。
自称「単なる旅人」で年齢不詳(外見年齢は20代前半)。
くすんだ金髪は地毛。金は麒麟にしかない色だが、どうやら突然変異らしい。
この髪のせいで大騒ぎになる事もしばしば。
しかし彼の言動をよく知る者に言わせれば
「あいつが『高貴な仁を重んじる生き物』の筈がない」との事。

実は在位六百年を超える某国の太子だったりする。
本来なら王宮で王を補佐するべきなのだろうが(妹の悠里は国立医院の長)、
登極前は州候であった父の命で朱氏として黄海に放り込まれた経験がそうさせるのか、放浪癖が治らない。
おかげで太子として身に付けた政治及び軍の運営知識以上にサバイバル知識及び武器の扱いは確かで、
その気にさえなれば禁軍将軍に並ぶ実力者でもある(もともと文官としてよりそっちの才能に恵まれていたらしい)。
護身用に預かった国の宝重「双蛇剣」を使えば更に無敵っぷりを発揮する事ができるが、
コレは使用者の破壊衝動を引き起こす諸刃の剣でもあるので滅多に使わないようにしているようだ。
まぁ、たまに帰国して(単に路銀が尽きるからという説が有力)難民救済の采配をしたり、
きな臭い動きを見せる州候の居城に自ら潜入して謀反現場を押さえたり、
青鳥(字は土明外須)を使って各国の最新情報を報告したりもしているので
フラフラしつつも国の役には立っている様子。

そんなこんなで放蕩息子・夏珠は
見た目美少女な千年生きてる飛仙の荷物持ちとしてこき使われたあげく妖魔退治するハメになったり、
自国の内乱に巻き込まれた新米女王を持ち前のお人好しっぷりで助けたりしながら
今日も今日とて飢えと不運と女難と犬難(?)に涙しているのであった。
劇終。



…ホントにアホだねー自分。
絵を描くよりも↑の設定を考える方が楽しかったっす(笑)。
あ、でも、服は究極に適当だけど(オイ)剣はちゃんと黒い柄と白い柄なのよー。
そしてやっぱり二本もの剣を何処に隠して持ち歩くのかは聞かない方向で。