さわさわと、初夏の風が夕暮れ前のリゼンブールを吹き抜ける。

草花の匂いと澄んだ空気は田舎の特権だ。

これらを気持ちいいと感じる事ができるのは、なんて幸せな事だろう。



「あー腹減ったー…今日の夕飯なんだろなー…」

「さっきおやつのアップルパイ食べたじゃないか、どれだけ食い意地張ってるんだよ兄さん」

「オレはまだまだ成長期なんだよ! 見てろよ、あと20センチは伸びてやる!!」

「はいはい頑張ってね」



僕の座る車椅子を押しながら力説する兄さんに、苦笑交じりに返す。

今日も今日とて「よっし散歩に行くぞアル!!」と半ば強引に僕を外に連れ出した兄は相変わらずのマイペースだ。

先月漸く生身の身体を取り戻した僕は弱った足腰を鍛え直すべく現在リハビリ中なのだけど、

まだまだ一人で外を出歩くのは厳しい。

毎日ロックベル家での歩行訓練や筋肉トレーニングに付き合い、

その合間を縫って僕を外に連れ出してくれる兄さんには心底感謝している。

そう言ったら「なーに他人行儀な事言ってんだ、お互い様だろ!」って怒られたっけ。



そう……昔兄さんが左脚と右腕を失った時は僕が兄さんの車椅子を押した。

人体錬成に失敗したあの日。

血塗れの兄さんをロックベル家に運んだ時は無我夢中だったけど、

最初のうちは空っぽの鎧の手足を動かす感覚や兄さんを抱える力加減も分からなくて苦労したものだ。



忘れられない、一生忘れてはいけない過ちを僕達は犯した。

今となってはあの日々も随分昔の事のように思える。

だけど、あれは実際にあった事。

僕達の罪は消えてなくなりはしない。

兄さんや父さん、沢山の人達のおかげで僕は生身の身体を取り戻す事ができた。

でも、兄さんは───



「お、デン、出迎えご苦労!」

「ワン!」



いつもの散歩コースからロックベル家の玄関先まで戻ってきたところで、

ちょうどいいタイミングでガチャリと開いた扉から飛び出してきたデンが僕達を出迎えた。

車椅子の周りをぐるぐる駆け回り、今度は兄さんに頭を撫でられて嬉しそうに目を細めている。

もうデンも結構な年になるけど、ばっちゃん同様いつまでも元気でいて欲しいものだ。



「おかえりー2人とも」

「ただいま、ウィンリ……」



そしてデンに続いて扉から顔を出した幼馴染の姿に、思わず僕は目を見張った。

珍しく背中に下ろされた長いハニーブロンド。

ごく薄くほどこされた化粧。

膝下30センチくらいまでの白いひらひらのロングワンピース。

裾で幾重にも重なった繊細なレースと、細いリボン。

甘いデザインはバランスを間違えれば子供っぽくなりそうなものだが、

肩を出して少し胸元を強調したそれは絶妙な加減で大人っぽく且つ可憐な雰囲気をかもし出している。

サマードレスという種類だろうか。

都会のパーティに出席するような豪華さはないけど、軽やかなイメージ。

だけどこれは、まるで────

はっと我に返って兄さんの方を見上げれば案の定見事に固まっていた。

………分かり易すぎる。



「ど、どうしたのウィンリィ」



………不覚。

頼りにならない兄の代わりに兄弟を代表して質問してみたものの、

うっかり噛んでしまった辺り、僕も兄さんの事をとやかく言えないかもしれない。

ともあれ散歩に出るまではいつもの作業着にバンダナ姿だった筈のウィンリィが、

帰ってきたらいきなり変身していたのだから驚いて当然だろう。

それも、こんなに綺麗になって。



「へへー。この前診たお客さんの実家がセントラルで人気の仕立て屋さんだったのよ。

ウチの機械鎧を凄く気に入ってくれて、お礼に格安で仕立ててくれるって言うから甘えちゃった。

さっき届いたから、試着してみたの。どうせだからお化粧も……どう? 似合う?」



照れたように、少し不安そうに微笑むウィンリィ。

うわぁ。反則だ。

ウィンリィは幼い頃から可愛らしい顔立ちをしていたが

(ついでにプロポーションも抜群だと思う……別に変な目で見てる訳じゃないよ!)、

普段は男のようなつなぎやタンクトップ、動きやすいミニスカート姿が多い分、これはやられる。



「可愛い、凄く可愛いよ!!」

「有難う、アル」



心よりの賞賛に、頬を染めて微笑むウィンリィ。

うん、全然お世辞なんかじゃない。

僕がウィンリィと兄さんの2人を応援しようと心に決めて久しいけど、

正直兄さんなんかには勿体無い。

一方、その兄さんはというと。



「…………………」

「………エド?」

「………兄さん、黙ってないで何とか言いなよ」



あーもう、なんでこう素直じゃないんだこの馬鹿兄は。

可愛いと、綺麗だと思ったんだろ!?

さっき思いっきり見惚れてたじゃないか、

だったらムスッとしかめっ面してないでそれを本人言ってあげなよ、このへタレ!



「………変。仮装みてぇ」



最悪。

バチーン!!という平手の音が庭先に響いたのと、僕が溜息をついたのは殆ど同時だった。



「悪かったわね、どうせあたしにはこんなカッコ似合わないわよ!!」

「ま、待ってウィンリィ!!」



止める間もなく、バタバタとウィンリィが家の奥へと駆けていく。

玄関前に残されたのは頬を抑えて座り込む馬鹿兄と、呆然と幼馴染の背中を見送るしかなかった僕。

ウィンリィを追うか、僕達に付き添うか一瞬悩んだらしいデンがくぅ〜んと切ない声で鳴いた。



「………ほんっと最低だね兄さん」

「………うっせー」



ああああもう、この兄は何処まで世話を焼かせるんだ。

これじゃどっちが年上だか分からない。

兄さんが何を考えてあんな事を言ってしまったのか、この僕が分からないとでも?

何年兄さんの弟をやってると思ってるんだよ。

僕は再度大きく溜息をつくと、車椅子で姿勢を正して兄さんに向き合った。

今日こそ言わせて貰う。



「あのね、物事ってのはタイミングが大切なんだよ。例え傍から見て分かりきった事でもね」

「あ?」

「まず、兄さんは第一のタイミングを外した。

さっきのはある意味、敗者復活戦だったんだ。ウィンリィにその自覚はなかったとしても」

「…………」

「そりゃ、先にあんな事言われちゃったら男として言い出し難くなるのも分からないでもないけどね。

それでも兄さんはちゃんと言うべき事を言わなきゃならない」



───いつまで『幼馴染』でいるつもり?



決定的な問い掛けに、兄さんの肩がぴくりと動く。



ずっとずっと気になってて。

兄さんに言いたくて堪らなかったけど、本人達の問題だからと我慢していた事。



───そう。賢者の石を求める長い旅の途中ならいざ知らず、

旅を終えてリゼンブールに帰って来た今現在でも兄さんとウィンリィは『ただの幼馴染』だ。

そして『機械鎧整備師』と『患者』でもある。



真理への代償として払われた僕の全身と兄さんの左脚は『あちら』から戻ってきた。

だけど僕の魂を鎧に繋ぎ止める代償として払われた兄さんの右腕は、

父さんの力を以ってしても取り戻す事はできなかったのだ。

兄さんはそれでいいと言って笑った。

おまえの身体を取り戻せただけでも充分だと、左脚はおまけみたいなもんだと笑顔で断言した。

賢者の石を使えばなんとかなったかもしれない。

それでも兄さんはこれ以上は不要だと、自分が使うべきではないと、敢えて使わなかった。

その事に僕が反論できる筈もなかったのだ。



こうして、5年間の魂不在で病人のような身体になっていた僕と、

5年振りの生身の左脚でふらふらとバランス悪く歩く兄さんはリゼンブールへと帰って来た。

ウィンリィはそんな僕達を、約束通り嬉し泣きしながら迎えてくれた。

そして機械鎧のままの兄さんの右腕を見て笑顔で言ったのだ。



「大丈夫、あたしが一生面倒みるから任せて!!」
と力強く。

ドン、と豊かな胸を叩いて。



……………。



勿論、機械鎧整備師として一生メンテナンスするという意味なんだろう。

それでもこれは兄さんを絶句させるには充分だった。

兄さんとウィンリィの関係を知る人なら誰もがこう思ったに違いない。

逆プロポーズされてどうするよ、と。



あれから約1ヶ月。

一度ラッシュバレーの修行先に戻って身の回りの整理をしてきたウィンリィは

整備師として僕と兄さんのリハビリに付き合って勉強するという名目でガーフィールさんに長期出張を言い渡され、

リゼンブールに再び帰って来た。

僕達の容態が落ち着いた後はばっちゃんの跡を継ぐ準備をしながら

リゼンブールとラッシュバレーを行き来する生活になるという。

ウィンリィの第2の師匠ガーフィールさんはあんな趣味をしてるけど、凄く優しくて理解ある人らしい。

あの人を紹介してくれたドミニクさんにも感謝だ。



そして逆プロポーズもどきを宣言された兄さんはというと、

完全に出鼻を挫かれた状態で現在に至る。

持ち前の体力と根性で自分のリハビリは1週間やそこらで終了させ、

その後は僕のリハビリに付き合いながら元・国家錬金術師として混乱した軍の処理仕事なんかもこなしていたので、

忙しさにかまけて有耶無耶のままぐだぐだと過ぎてしまったというべきか。



一応、兄の名誉の為に言っておくと

いくらへたれ兄でも、この場所に戻ってくるまではウィンリィに何らかの言葉を言うつもりはあった……のだと思う。

あくまで僕の勘だけど、ロックベル家に着くまでの挙動不審っぷりを考えるとまず間違いないだろう。

寧ろ今まで何年も待たせておいて、あそこで言わなきゃ男が廃るというものだ。

まぁ、結果的にみると下手な男より漢らしいウィンリィにあっさり先を越されてしまった訳で。

かといってあのウィンリィが兄さんに対して積極的にアプローチするようになる筈もなく、

今に至るまで自分から『幼馴染』を脱却できない兄さんはやはりへタレだったと言わざるを得ない訳だけど。



───説明が長くなってしまった。

ともあれ、兄さんは一度ウィンリィに完敗している。

先程のウィンリィの姿は、いつまでも切っ掛けを掴めない兄さんにとってリベンジのチャンスだったのだ。

だって、あの姿は───



「ウィンリィ─────────!!」

「ちょっ……おい、アル!?」



ロックベル家の庭先から、前触れもなく2階のウィンリィの部屋に向けて声を張り上げた僕に兄さんが慌てる。

もう待ってなんかやらない。

兄さんにはとっとと僕の初恋を奪った責任を取って貰う。



「お願いだから、こっち見て!! ベランダから顔出すだけでいいから!!」

「ちょ、だから止めろって!!」



車椅子の前に立ち塞がる兄の制止を無視し、ウィンリィに大声で頼む。

さっき兄さんを叩いた後にバタバタと階段を駆け上がる音がしたから、今は部屋にいる筈だ。

2分ほど過ぎただろうか。

やがて、ゆっくりとベランダの扉が開いてウィンリィが姿を現した。

ベッドに乱暴に寝転がったのか、先程のサマードレスの裾がくしゃくしゃになっている。

化粧も既に拭い取ってしまったようだ。

その目が少し赤く見えたのはきっと気のせいじゃない。

いくら男顔負けでも、ウィンリィはれっきとした女の子なのだ。

言った本人が本気でなかったとしても、兄さんにあんな事を言われて傷つかない訳がない。



「……なに、アル?」



それでもウィンリィは気丈に微笑んで見せた。

あーやっぱり惜しいかも。

なんで僕じゃなくて兄さんだったんだろうね。



「ごめん、用があるのは兄さんの方なんだ! 顔を見るのも嫌だろうけど我慢して聞いてあげて!」

「エド……が………?」

「アル、おまえ何勝手に話進めてんだ!!」

「煩い馬鹿兄! 一生に一度くらい素直に思った事を言ってみろよ!!」

「な…っ」



ここでトドメの一押し。ウィンリィには聞こえないように小声で兄の背中に向けて呟く。



「今言わないと、ウィンリィは僕が貰うよ」



明らかにびくりと反応する背中。

僕の声に本気を感じ取ったのだろう、無駄に長年兄弟をやってはいない。

そして兄さんは僕に背を向けたままぐしゃぐしゃと頭を掻いた。



「あーちくしょ………兄の威厳もへったくれもねぇな」

「そんなの元々ないから安心して」

「……冷静なツッコミ有難うよ」

「どういたしまして」

「………なに? 何の話?」



僕達の会話に、ベランダのウィンリィが怪訝そうに目を瞬く。

だけど、その直後向けられた兄さんからの強い視線に一瞬身構えたのが分かった。



「───ウィンリィ」

「な、なによ」

「────全然変、じゃねぇ。すげぇ似合ってる」

「………………」

「変だったのはオレだ。おまえのそのカッコ見て……ガキの頃を思い出した」

「え……?」

「おまえも覚えてねぇ? 金物屋の姉さんが教会で真っ白いドレス着てただろ」

「あ………!」



やっぱり、兄さんも思い出してたんだね。

まだ人体錬成も何も考える事がなかった幼い頃、村で遊んでいた僕達3人は小さな結婚式を見た。

今ウィンリィの着ているサマードレスは、

あの時の花嫁さんが着ていたウェディングドレスになんとなく雰囲気が似ているんだ。

そして兄さんは声も高々に、機械鎧の人差し指をウィンリィに突きつけて宣言した。



「本物はオレがおまえに着せてやる!! だからそれまでオレ以外にそのカッコ見せんな!!」




………………。


………やっぱり馬鹿だ、兄さん………。

独占欲強いとは思っていたけど、愛の告白を通り越していきなりそれですか。

がくりと力が抜けた僕は頭痛を覚えてこめかみに手をやった。

案の定、ウィンリィもプロポーズに驚いたというより呆気にとられている。



「な、何よそれぇ!?」

「服なら別のを買ってやる! だからそれは禁止!!」

「何の権限があってそんな事を言うのよあんたは!!」

「惚れた女がそんな男をそそらせるカッコしてたら、他の野郎に見せたくねぇってのは思うのは当然の心理だろ!!」

「ほっ…そそらせ…!? 大声で何言ってるのよ、馬鹿豆───!!」



あーあ。ウィンリィ、真っ赤になって部屋に戻っちゃった。

ったく極端なんだよこの兄は。



「誰が馬鹿豆だ、もう自分より小さい男は嫌だとか言わせねーからなッ!!」



そしてそのウィンリィの後を追うように、バタバタと家の中に駆け込む兄さん。

一旦開き直れば行動は早いのが兄さんの特徴だ。

階段を駆け上がる音が続いたかと思うと、何やら言い争う声が外まで聞こえた。



「まったく……少しは大人になったと思ったのに、あいつは相変わらずだね」

「ばっちゃん」



パイプ片手に兄さんと入れ替わるように庭に出てきたばっちゃんが肩を竦める。

会話は筒抜けだったろうから、説明せずとも何があったのか一目瞭然だ。

呆れながらもその目は温かく微笑んでいた。



「ごめんね、煩くして」

「賑やかなのはいい事さ。それよりアル……おまえはいいのかい?」

「うん。これが僕が望んだ事だから」

「そうかい」



ばっちゃんは多くは語らない。

幼い頃から誰よりも僕達の面倒を見てきてくれたばっちゃんには何もかもバレバレだから、僕も繕ったりしない。



「これからも兄共々宜しくね、ばっちゃん、デン」

「何を今更」



「かかか」と豪快に笑うばっちゃんの隣で、デンも「ワン!」と短く返事をする。

いつの間にか、兄さんとウィンリィの声も止んでいた。



「……………」

「………………」

「…………………」

「……………………」

「………まだ、おまえもエドもガキなんだからね。ある程度の節度はもって貰うよ」

「当然です」



足元でキャン、とデンが小さく吠える。

にこりと笑いながらばっちゃんに答える僕は、もしかしたら物凄い黒いオーラを出していたのかもしれない。

それはそれ、これはこれ。

ウィンリィの為に兄さんの暴走を止めるのも弟の役目だ。

尤も、あのへたれ兄がそこまで踏み切るまでどれだけ時間が掛かるかってのもあるけどね。



「それじゃ、そろそろ夕飯にするかね」

「兄さーん、ウィンリィー、ご飯だよ─────!!」



バリアフリーに改造した玄関前の階段を車椅子の手回しでゆっくり登りながら大声で叫ぶ。

同時に、頭上でガタタンと何かが倒れる音がした。




きっと、これからもリゼンブールは平和に違いない─────









ふー。今年の503はこんな感じでアル視点のちょっとだけ未来な現在話になりました。
なんだこの妙な満足感は(笑)。
おかしい…元々は「ウィンリィを可愛いと褒める事ができないツンデレ兄」をやりたかっただけなのに。

や、未来話で散々プロポーズもどきはやったよ。らぶらぶもえろえろも書いてきたよ。
でも書き終わってみればこれが一番それっぽい近い未来…というか、
今まで書いてきた中で有り得そうな気がするんですよ。自分的に。
原作本編が最終章まで来ちゃって、兄弟のその後妄想がよりリアルになってきたからかなー。
エド16歳現在で物語が終わっちゃった直後は、アルの容態含めてこんなのも考えられるんじゃないかと。
今まで書いてきた未来話の殆どはご都合主義的にエドの手足も生身に戻るバージョンで、
エドは18〜20歳くらいで帰郷を想定してましたがそれとはまた全然状況が変わるだろうなと。
正直、最終回でアルは全身を取り戻せてもエドが手足両方取り戻す確率ってのは4割くらいな気がします。(半端な…)
機械鎧のままならばウィンリィが一生カラダの面倒みる(笑)事になるのは自明の理。
なのでこんなウィンエド→エドウィンもアリだと思って貰えれば幸い。
【注】某1期アニメで泣きながら旅を止めればいいとか言ってた人は別人です。それとは状況が違うからね?
でもって逆パターンでリゼンブール帰郷→ピアス返却ついでに指輪錬成→即プロポーズってのは
エドウィンスキーなら既に散々考えたと思うので敢えてここでは避けております。
このへたれ兄はそれする前にウィンに先制されたっぽい?

因みにこの話の時点でホーエンパパンがどうなったかは……詳しくは書きませんでしたが、
多分最終決戦で亡くなってるんだろうなぁ……生き残ってたとしてもどうにかしてママンの後を追うかも。
あと、ここではアルメイ的には殆ど進展してない状態です。
アルはこれっっっっぽっちもメイの事を女の子として意識してない訳じゃないけど、
まだウィンリィへの気持ちの方が大きい。
もう1、2年もすればメイへの気持ちを自覚するようにな……ればいいなぁ。

しかし最後の最後まで「可愛い」と面と向かって言えなかったウチの兄さんってどんだけツンデレだ。
どっちにせよ、あと数年はウィンリィの全てをあげないがな!!(鬼)



(09.05.03.UP)