●シャオメイあみぐるみ●



前。目は一瞬悩んだのですが、
なければないで怖いので付けました(笑)。

横向き。鼻部分は顔と別に作成。

パンダの可愛さよりも「シャオメイっぽさ」重視なので、
ちゃんと立体にしたかったのです。
なので可愛い系ぬいぐるみによくある、
胴体部分が頭より小さいパターンも避けました。
おかげで妙にどっしり感が。
後ろ&500mlペットボトルとの大きさ比較。

完全実物大を目指したのですが、
参考になりそうな編み図がネットに見つからなくて
(パンダってありそうで意外に少ないんだよ…)
自己流でやってるうちに気持ち大きめになってしまいました。
とりあえず座れたので良し。



【シャオメイ・編み図もどき】
●材料●アクリル並太白1玉(結構残る)、黒1玉(半分も使いません)、
ぬいぐるみ用ボタン目8mmサイズ2つ、黒刺繍糸少量、綿適量

5号のかぎ針を使用。ご自由にアレンジして下さいな。
頭(てっぺんからスタート) ※並太白
段数 目数 備考
わの中に6目細編み
12 全ての目で増やし目
18 1つ細編み、次の目で増やし目×6
24 2つ細編み、次の目で増やし目×6
30 3つ細編み、次の目で増やし目×6
36 4つ細編み、次の目で増やし目×6
42 5つ細編み、次の目で増やし目×6
42 そのまま細編み
42 同じ
10 42 同じ
11 42 同じ
12 36 6つ減らし目
13 30 6つ減らし目
14 24 6つ減らし目 ★この辺から綿を詰めておく。
15 18 6つ減らし目
16 15 適当な箇所で3つ減らし目。 
引き抜き編み後、綿をぴっちり詰めたら口を波縫いして軽く絞っておく。
★後で胴体と繋げるので糸を多めに残して切る。 
鼻・口周り ※並太白
わの中に5目細編み
10 全ての目で増やし目
15 1つ細編み、次の目で増やし目×6
15 そのまま細編み
★立ち上がりから3目だけ普通に細編みして、
また立ち上がりに戻り(綿と一緒に中に入れるので糸は弛ませたままでOK)、
逆方向に3目細編みして次の目で引き抜き編み。
この半分だけ目が多い部分が顎下になります。
★顔に繋げるので糸を多めに残して切る。
鼻 ※並太黒
わの中に3目細編み。
最初の糸を綿代わりに中に詰めてぎゅっと絞って小さな三角形っぽくする。
★鼻本体に繋げるので糸を少し多めに残して切る。
目の周り(2つ同じ物を作る) ※並太黒
わの中に7目細編み
適当な場所で1つ増やし目
立ち上がりから2つだけ細編み、次の目で引き抜き編み。
★顔に繋げるので糸を多めに残して切る。
最初の糸は裏面に通してからぱっさり切ってしまってOK。
★ついでにボタン目も先に縫い付けておきましょう。
真ん中よりも上の方(細くなってる方)に付けるのがポイント。
耳(2つ同じ物を作る) ※並太黒
わの中に7目細編み
6目細編み、次の目で引き抜き編み。
★1周しません。この少し平らになった部分を下にして後で頭に繋ぎます。
繋ぎ用の糸を多めに残して切る。最初の糸は適当に以下略。
胴体(お尻からスタート) ※並太白→途中で黒へ色替え
わの中に6目細編み
12 全ての目で増やし目
18 1つ細編み、次の目で増やし目×6
24 2つ細編み、次の目で増やし目×6
30 3つ細編み、次の目で増やし目×6
36 4つ細編み、次の目で増やし目×6
42 5つ細編み、次の目で増やし目×6
42 そのまま細編み
42 同じ
10 42 同じ
11 36 6つ減らし目
12 36 そのまま細編み
13 36 同じ
14 30 6つ減らし目
15 30 ★ここの段で黒に色替え。そのまま細編み。
(もうひとつ手前で色替えしてもいいかも。好みで変えて下さい)
16 24 6つ減らし目
17 18 6つ減らし目 ★この辺で綿を詰めておく。お尻が平らに近くなるように。
18 18 そのまま細編み
19 18 同じ
20 15 適当な箇所で3つ減らし目。
頭と最後の目数は一応同じですが、口が頭と同じ大きさにならなくてもOK。
こっちは綿を詰めたら引き抜き編み→波縫い→口を絞って糸も処理してしまう。

★口を完全に絞って閉じてしまうと頭とのバランスが悪くなるので、
直径2cm分くらいは開けておいた方がいい感じ。
ぎりぎりまで綿の量を調整できるしね。

★この時、黒糸を多めに残して切っておいて、糸の処理と同時に
色替えした段や肩周りの編み目を波縫いで補修する。

ぴっちり綿を詰めると、白い綿が黒い毛糸の編み目から結構見えてしまいます。
そこを黒糸の波縫いで一周させるだけでもかなり穴が埋まって誤魔化せて、
糸の処理もできるので一石二鳥。
手(2つ同じ物を作る) ※並太黒
わの中に6目細編み
そのまま細編み
同じ
同じ
同じ
同じ
4つ目で増やし目
立ち上がりから3つだけ細編み、次の目で引き抜き編み。
半分だけ編み目が多い方が頭の方(上)になります。
★胴体に繋げるので糸を多めに残して切る。
最初の糸は内側に入れて、綿を外から見えない程度に詰めておく。
口の方はやや少なめに詰めると胴体に付ける時縫い易い。
足(2つ同じ物を作る) ※並太黒
わの中に8目細編み
そのまま細編み
同じ
同じ
同じ
同じ
同じ
立ち上がりから3つだけ細編み、次の目で引き抜き編み。
半分だけ編み目が多い方がお尻の方(下)になります。
★胴体に繋げるので糸を多めに残して切る。
最初の糸は内側に入れて、綿を外から見えない程度に詰めておく。
ぱんぱんに綿を詰めると浮いてしまって座れなくなるので、
口の方は特に少なめに綿を詰めるべし。
尻尾 ※並太白(うっかり間違い易いけど、パンダの尻尾は白ですよ〜笑)
わの中に7目細編み
そのまま細編み。
最初の糸を中に入れ、綿を少し詰めて絞っておく。
★胴体に繋げるので糸を少し多めに残して切る。
各パーツが完成したら、いよいよ合体。
1:鼻・口周りパーツのてっぺん(やや上寄り)に逆三角形になるように鼻先を縫い付ける。
※鼻・口周りパーツは立ち上がりの目が真下(口側)になるので、上下間違わないように!
2:鼻の下に黒刺繍糸で口を刺繍。
3:綿を適度に詰めながら、鼻・口周りパーツを頭に縫い付け。
4:左右の耳を縫い付け。正面・横・上からもバランスを見て少し前寄りに付けた方が可愛い。
※耳はくるんと内側に丸まった方が前になるので注意!
5:先にボタン目を取り付けてある目の周りパーツを鼻の横に縫い付け。
6:完成した頭を胴体に縫い付け。縫い終わり後の糸(白糸)は頭側に通して処理。
7:両手を縫い付け。上下間違わないように。縫い付け終わったら、余った黒糸を手か胴体の
白い綿が見える気になる箇所に通して波縫い補修その2。ビバ一石二鳥。
8:両足を縫い付け。座れるように綿の量と位置を調整すべし。ぐるっと縫い付け終わったら、
余った黒糸を足に通して波縫い補修その3。
9:尻尾を縫い付け。丈夫にぐるぐる縫い付けておきましょう。

以上で完成です。お疲れ様っした!

次は何時になるかな……来年の冬?

(09.04.04.UP)