アメリカ・カリフォルニアディズニー旅行日記〜3〜

お待たせしました本番です。
テンションMAXです。
でも決して期待し過ぎないように。現実なんてこんなもんよ。


11月22日(土):2日目前半

 さて、この日は朝5:00起床です。
決して小学生が遠足前に興奮して早起きした訳ではありません。
昨夜21:30に寝たってのもあるが、エアコンのせいで部屋が乾燥しまくって寝苦しくてねぇ……目覚ましが鳴る前に起きちゃったんですよ2人とも。咽渇くわ、唇痛いわで夜中に何度起きたことか。
それならエアコン止めろよって話だけど、昼間は夏日のくせに朝晩は寒いんです冗談抜きで。
ベッドの布団も薄手なので、エアコンなければ寒くて寝られないのは自明の理。
 なので諦めて予定より30分ほど早く起きて、全く内容の分からないニュース(…)聞きながらまったり朝食タイム〜。
昨日スーパーで買っておいたレーズンケーキです。割と美味しかったけど、量が多くて丸々半分明日用に。
ビバ節約生活。飲み物は備え付けのコーヒーメーカーとコーヒー1杯分パックで淹れたアメリカンコーヒーですよ。
……ちゃんと分量計ったのに勝手にアメリカンになるんだよ!(苦笑)
まずくて飲めないってほどじゃないけど、どーにも私には物足りないわこの薄さ……アメリカ人には日本のコーヒーショップのコーヒーは濃く思えるらしいね本当に。向こうは1日何杯もガブ飲みするから薄くしてるってのもあるだろうけど。
 因みに水はスーパーで買ったエビアンの残りです。部屋に置いてあるのは800mlで1本$5するから。
海外ホテルはホテルによって水がサービスだったり有料だったりするので油断なりません。
まぁそれも見越して多めに水を買っておいた訳ですが。
 そんなこんなで日中の水分補給用に各自1本ずつ水を持って、6:30にはホテルを出ました。
そう、パーク・ホッパー・パスを利用してオープンより1時間早い7:00にディズニーランドに突入する為ですよ勿論!!

右方面に真っ直ぐ行くとヒルトン、左方面がディズニー。 ランドに行く道のり〜。
別に日の出を見る予定はなかったんだけど、綺麗だったので。
空港が近いので飛行機雲も頻繁に見れます。
ぽつぽつとホテルと店がある以外、民家もありません。アメリカは広い。

…それにしても寒いぃぃぃぃー!(またか)
昼間は暑くなるので半袖の上に薄めのジャケット着てストール首に巻いてたんだけど、まだ寒い。とりあえず海外旅行にはマフラーにもなるストール系必須です。(中国でも厚手のストールが大活躍したしな)


 7:00少し前に昨日行ったエントリー・プラザ到着。こんな時間だと流石に人も少ないので、Aのネズミの王様とツーショット写真をしっかりゲットしつつランド入口へ。おお〜まだ開いてないけど、やっぱり並んでるよ!
それでも東京の開園前行列に比べたら全然少ないです。ざっと見て、3〜400人程度じゃないかと。
 ガイド本にも載ってたしTさんも言ってましたが、アメリカ人は朝が弱いです。というか、活動し始めるのが遅い。
朝はゆっくりのんびりというタイプが多いので、こういうテーマパークで遊び倒すには朝・午前中が空いてて最適なのですよ。それでも7:00直前になって入口の向こうに出てきたキャストのおじさん(?)が何やら演説を始めると途端にテンションが上がるのが本場アメリカ。気付けば全員でカウントダウンですよ。こういうノリは嫌いじゃないよ、うん(笑)。
 無事カウントダウンも終わり、いざゲートに突入!

だいぶ明るくなってきたなー。あ、飛行機雲。 ゲートを入ってすぐ。
パスポートをチェックして貰う時に、園内地図とその日のパレードやイベントのタイムスケジュール表も入口でゲット。これは毎週変わります。
地図は少し離れた場所に日本語版も置いてあるので探しましょう。

ネズミのすぐ後ろの建物はランドをぐるっと周るトレインの駅。
ティンク人形が可愛い♪
これはアップで載せたい気もしたけど、自粛。(今更) お土産屋さんが並ぶメインストリートを通り抜けて、ちょうどランドの真ん中くらいにあります。少年よ大志を抱け…ではなく、ウォルトさんとネズミの像。
そのずーっと後ろにあるのはシンデレラ城っぽい門です。結構小さい。
実は世界最初のディズニーランドにはアトラクションとしてのシンデレラ城が存在しないのですよ……意外だ。

 人の少ない(寧ろガラガラ)ランドを適当に写真を撮りながら早歩きで突っ切り、まず目指すはここにしかないアトラクション「マッターホーン・ボブスレー」…のファストパスです。それ取ってから「ビッグサンダー・マウンテン」(東京のも好きなので比べたいと姉妹の意見が一致)へ並びに行くという綿密な計画を昨夜立て……………ってオイ。
思 い っ き り 道 が 鎖 で 封 鎖 さ れ て る ん で す が 。
慌てて他のルートを探すも、ファストパスがあるような大きなアトラクションのあるゾーンへ繋がる道は尽く塞がれいてる、もしくはそのアトラクションのみまだ動いてない様子。
………特典の1時間前入園ってのは、一部限定って事かよ!!!(叫)
どうやらこの時間に動いてるアトラクションは中央の一部…コーヒーカップとかメリーゴーラウンドとか、要するに小さいお子様向けの乗り物のみの様です。人気あるからか、トゥーンタウンですら入れない。要するに8:00まで待てと?
これって日本だと詐欺で訴えられる気がするんですがどうですか。アメリカ人は元々こんな時間に来ないからいいんですか。なんかごっつ騙された感が……くそぉ。


 折角7:00に来たのに予想外に8:00まで時間が余ってしまったので、どうするか〜と歩く事暫し。
コーヒーカップは酔うし、この年で白い馬に跨るのも憚れたので、唯一「これで時間潰すか…」と目に入ったアトラクションに乗る事に。
「it's a small word」ですが何か?
……他に乗りたい物いっぱいあるのに、アメリカまで来て最初に乗るのがコレとは思わなかったよ……。
可愛いのは分かるよ。分かるんだけどね。基本大人向けじゃないよねコレ。
東京のも一度乗った(たまたま他が混んでてコレだけが空いてたんだと思う…)だけでお腹いっぱいになって、それ以降乗ってないんだよね私。大阪USJのE.Tも一度乗っただけで満足したけど、あれといい勝負だよね。
 微妙な気分のまま、全く待つ事なくキャストのおばちゃん(ここのキャストって店員にせよ現場スタッフにせよ平均年齢が日本より高い気がする。皆体格いいからそう見えるだけかもしれないけど)に促されて現地の親子連れ3人と一緒のボートに乗り込む日本の大きいお姉さん2人……いいよもう、乗るからには楽しんでやるさ!(ヤケ) 
世界共通な例の曲と共にボートはしょぼいプールからどんどん奥の建物の中へ。

ここに出てくる「日本の人形」はあくまで「着物を着た」人形であって日本人形じゃないんだよね。顔が濃い(笑) おお、雰囲気も日本のとそっくりだ!(そりゃそうだ)
最初の方はハリボテちっくで日本よりしょぼく思えたけど、中はそんな事もなく。
記憶曖昧ですが、コースの長さ的にはこっちの方が長い気がします。
時間にして全部で15分〜20分?
今の時期はあの曲(勿論英語バージョンですよ)に続いてクリスマスソングも混ざって飽きません。曲の繋ぎがまた自然でねぇ……「今の繋ぎ、すごっ!」とか変なトコで感心する姉妹は間違いなくニコ厨です、すみません。
電飾も綺麗だし、人形はよく動くし、予想以上に楽しんでしまいました。

 でもってコース終了間際……建物から屋外プールに戻ってボートが前の空ボートと数珠繋ぎにほぼ止まった辺りで、いきなり日本語で「危険だからまだ立つな(意訳)」放送が流れてきてびびったわ。何故に英語より先に日本語。
それだけせっかちな日本人が多いって事なんだろうか。確かにエスカレーターで歩く人種だしなー。否定はすまい。
続けて同じ内容で英語、スペイン語? テープが聞き取れなくて「今のドイツ語?」「いや、違うやろ」「アメリカってスペイン語が次に多いんだっけ?」とまったり喋りながらゆーっくり流れるボートの中で降りる順番を待っていた訳ですが。
この時、乗り場のキャストのおばちゃんが遠くから早口で何か言ってたのを姉妹揃って聞き逃してたのよね……。
 気が付いた時には、ボートはノンストップで降り場をスルー。
「え、え、えー!?」と慌てる私達に、前の席に座っていたお母さんが振り返って「さっきagin?って訊いてたよ(勿論英語)」と笑いながら説明してくれました。つまり、空いてるから(全然待ってる人がいなかった)もう1回続けて乗ってもいいよと。親子は喜んでそのまま乗る事にOKし、私達も敢えて拒否しなかった為に降りるチャンスを失くしたと。
説明を聞いてる間にどんどん降り場から離れ、再び暗い建物内に吸い込まれていくボート。流れるあの曲。
えへ★ 意図せず世界2周しちゃいました★
もうね、親子も一緒に大爆笑よ。ネタは国境を越えるね!!
……こんなとこまで来てネタを作る気はなかったけどな……orz
つーかいくら待ち人数がいないからって、乗客を下ろさずにそのまま2周目なんて日本じゃ絶対に考えられないよ!?
聞き逃し云々の前にまさかそんな事を選択できるなんて思わないってば! フリーダム国家アメリカの真髄をみた。
 まー2周目突入しちゃったものはどうしようもないし、乗りたいアトラクションが動くまでまだ時間はあるし、さっきは写真撮るのに必死だった分今度はゆっくり眺めるのに専念できたから良かったと言えば良かったけどね。
2周目終わって無事に陸地に戻った頃には8:00をちょっと過ぎたくらいになってました。やれやれ。


 さて、8:00のオープンも過ぎていよいよ乗り物も本番ですよ。世界2周で気合も充分、ファストパス取り捲るぞ!
……と思ったら、まだまだ全然人が少ない。平日ならまだしも土曜日だってのに、ファストパスがあるアトラクションで一般の待ち時間が3分て何。どんだけ朝に弱いんだアメリカ人(苦笑)。もともと並ぶ人数も少ないのか、各アトラクション入口の並び用の通路(ロープで道作ってあるアレね)も東京より全体的に短いです。
ならばいいさ、空いてるうちに乗りまくってやるぜ、いぇあー!!という事で、以下順番にウロ覚え感想。


・マッターホーン・ボブスレー:カリフォルニアのランドにしか存在しない、一押しアトラクション。スリル(乗り心地?)としてはスプラッシュ・マウンテンとビッグサンダー・マウンテンのちょうど中間っぽい。それ系が好きならお薦め。
 因みにこれは乗り場が2つあります。片方はそうじゃなかったみたいだけど、私達が並んだ方はたまたまカップル&親子席(今、命名した)だったのよ。本物のボブスレーもそうなんだろうけど、ソリみたいに
一人が座った脚の間にもう一人が座る席なんだよ。これって姉妹だから「え!?…まぁいいか(苦笑)」で済むけど、間違ってこっち並んでしまったムサイ男友達とかだったらキツイと思われ(笑)。寧ろホ○が多い国だから平気なのか? 
ベルトも当然それ用です。が、自動ではなく自分で車のシートベルトみたいに締めないとならないので注意。
ってぎゃーちょい待て、まだきちんと締めてないってば、動くなー!!(汗)

…他のも乗って嫌でも気付きましたが、アメリカのアトラクション及びキャストは安全点検が日本より大雑把です。
安全装置も「これで本当に大丈夫?」って感じのもある。これは要するに自分の身は自分で守れって事か。
嫌だ夢の国で命懸けのアトラクションなんてー!!(涙) 小さいお子様と乗る時は冗談抜きでご注意をば。

・ビッグサンダー・マウンテン:微妙にコースは違うような気がするけけど、基本は東京と同じっぽい? 
でもやっぱり安全装置が以下略。よ、横揺れがー!! 振り落とされそうで違う意味で怖いー!!

・カリブの海賊:中にレストランがあったり、これは本当に殆ど東京と同じっぽい。こっちもパイレーツ・オブ・カリビアンちっくに改装されたからね。牢屋の鍵を咥えた犬の人形とかも同じ。早口過ぎて英語は何言ってるか分からんが。

ハロウィンかクリスマスかどっちにしろよ!と言いたい。 ・ホーンテッドマンション:入口を見れば分かりますが、中も雪の中でカボチャがサンタの帽子被っていたり、プレゼントのリボンがオレンジと緑だったり、思いっきりハロウィンとクリスマスが混ざっています。
合理的と言うか、手抜きと言うか……いいのかそれで(苦笑)。
乗り物とか建物の雰囲気は東京と似ていたとは思うけど。

 ふふふ……これらを乗り終わった時点でまだ10:00ですよ。
とにかく並ばないから、進む進む。休まずランドを飛び回って逆に疲れたくらいです。ぶっちゃけ絶対乗りたいのはこの時点でほぼ乗り終わったので、目的を達した感でいっぱいというか既に飽きてき……げふごふ。
この頃になってやっと人が増えてきたなー、並び出したかなー、という程度かな。

・ディズニーランド・レイルロード:地上3階くらいの高さのレールがあって、ランドの外側(カリフォルニアやダウンタウンは含まない)をぐるっと1周するトレイン。アトラクション近くの駅がいくつかあって、好きな所で乗車・下車できます。
休憩がてら、メインストリート入口からまったり1周しました。

 ランドに入ってからずっと思っていて、トレインに乗って確信。
元祖カリフォルニアのディズニーランドは、東京ディズニーランドより小さいです。
歩いても結構簡単に1周できちゃうんだよ。人が少ないからそう感じるってだけじゃない。
本場と言えば狭い日本のディズニーランドより大きいイメージあるけどねー。感覚としてはシーと同じくらいの広さ?
正直がっかりしないでもないけど、世界最初のランドとしては売れるかどうかも分からないのにいきなり巨大な敷地で冒険できなかった(資金がなかった)って事なんだろうなぁ。
 他にも気付いた事はあるけど、それはまた後で。

・プーさんの冒険:内装や乗り物の形も違うけど、コンセプトとしては東京のハニーハントの別バージョンという感じ。
可愛いけど完全にお子様向け。プーさん好きならどうぞ。しかしあのおっさん声はなんとかならんのか……。

アクションが可愛いよプーさん。 ちょうど上のアトラクションから出てきたタイミングで、プーさんに遭遇。
運良く撮影タイムだったようです。
この後5分ほど並んで、妹も一緒にキャストのおねーさんにデジカメで写真撮って貰いました♪(2人分、2台のデジカメで…有難うおねーさん!)
これは嬉しい!!
プーさん好きの妹なんか大興奮。
これだけでアメリカ来た甲斐があったと言っておりました(笑)。
東京じゃ人多過ぎてキャラと写真なんかなかなか撮れないからなー。
チップとデール。どっちがどっちか分かりません。 子供にサイン中のプルート。サイン帳持ってる人多かったなぁ。 ついで。ウロウロしている間に他にもいっぱいネズミーの仲間達に遭遇しました。
……本当に妙に多く出くわすんだけど、ランド内に同時に出現してないだろうな……?(笑)
人気のあるキャラはやはり大勢の人に囲まれます。
それでも並ぶ人は東京よりずっと少ない。
午前中ならおそらく5〜15分も並べば、ツーショット写真を撮れると思います。
その点は高く評価したい。

濡れる系は鞄の保護が大変。パスポートとチケットが!(汗) ・スプラッシュ・マウンテン:←最後の落ちる滝。写真は分かり難いですが、日本の横2人×3列のボートではなく、縦1列なのです。横幅は1人分。
スピードが怖い…というより、頭から足先まで半端なく濡れるのがやばい。
暖かいカリフォルニアだから辛うじて風邪ひかずに済むってレベルです。
濡れた服を乾かすべく、昼間早いうちに乗るべし。

ジェットコースター系は自動で顔写真撮られるのがお約束だけど、出口でそのモニターを「自分のデジカメで」撮るのが暗黙の流行中(爆)。

 ここでひと段落〜。この時点で11:30くらい?
既にバテバテ状態のまま(そりゃ朝5時起きで歩き回ればな…)、以下次号!!