アメリカ・カリフォルニアディズニー旅行日記〜2〜

やっとアメリカ到着。
本番はまだ先ですが、前夜祭はここからスタートします。
ピ●チュー…もといネズミ、ゲットだぜ!!


11月21日(金):1日目後半

 さてさて。昼寝でHPを6割方回復したところで、前夜祭ですよ。2:00頃からホテルを歩いて出発〜。
何処へって、勿論ネズミ国へですよ。ヒルトンからは歩いて20分程度でランドの入口に着きます。
一応ホテルから$3で1日乗り放題のランドへのシャトルバスが出てますが、片道20分なら充分歩けます。
というか、ホテルでバスを待つくらいなら歩いた方が楽。帰国するまで何度もこの道を往復したけど、シャトルバスが横を通ってるのを最後まで見なかったよ(苦笑)。道は大通りばかりで広いし、両サイドはホテルとABCストアとセブンイレブンと軽食店があって夜遅くても安全だしね。街灯も明るいし、女性でも夜に普通に歩けます。
Tさんが言ってましたが、ここは(アメリカにしては)本当に治安がいいのよ。
なんたって夢の国のお膝元だからね★
実際、ヒルトンからランドの入口までの距離の半分はランドの敷地の横をぐるっと回り道するようなもんだからなー。
建物やアトラクションが見えてるのに入口が遠ひ(苦笑)。まぁ、だからと言ってあんまり無謀な時間に一人歩きは止めといた方がいいと思うけどね。それは日本も同じ。

 どーでもいい余談ですが、皆様は大阪のカウントダウンする信号をご存知でしょうか?
歩行者信号が赤の時、「あと何秒で青になるか」を横(もしくは上下)でカウントダウンしてくれる信号の事です。
アレはせっかちな大阪人がまだ青になってないのに赤信号を渡ろうとするのを防ぐ為のブツと思われますが、同じようなのがココにもありました。但し、ココのは真逆。歩行者マーク=青信号が点灯したら同時にカウントダウンが始まり、それが0になったら掌ストップマーク=赤信号になります。そしてそのカウントダウンのスピードがめちゃくちゃ速い。
ちょっ、絶対アレは1秒じゃないって! 0.5秒くらいしかないって!! 
ぎゃー轢かれるー!!!(汗)
青になったと同時に早歩きで道を渡り始めても(※アメリカには日本の横断歩道のような縞々はありません)、渡り終わったか終わらないかギリギリのところでカウントダウンが0になります。大人の早歩きであれじゃ、小さい子供は走るくらいのレベルでなきゃ渡りきれないんじゃなかろうか……どんだけ忙しないんだアメリカ!!
ホテルからランドまでこういう信号を2つか3つ渡るんですが、いちいち心臓に悪いよ。カリフォルニアだけ??


 話は戻って。前回、ランドにはこの日は入れないと説明しましたが、それなら何故私達がネズミ国に向かうのか。
それは併設するダウンタウン・ディズニーにはチケット無しでもタダで入れるからですv
 ごっちゃになりそうなので改めて説明すると、まず、アメリカには所謂「ディズニーリゾート」が2箇所あります。
53年前、世界最初に出来たディズニーランドがここカリフォルニア州アナハイム市にある「ディズニーランド・パーク」。
そしてもう1つがフロリダにある「ウォルト・ディズニー・ワールド」ね。一般的に「アメリカのディズニーランド」と言うと後で完成したワールドの方を差す事が多いと思います。そっちの方がカリフォルニアより倍以上大きくて有名だから。

 だけど元祖ディズニーランドも負けてはいられません。2001年に、元々あったランドの駐車場を潰してすぐ隣に「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー」と「ダウンタウン・ディズニー」をオープンさせました(駐車場の方は立体駐車場になった)。カリフォルニア・アドベンチャーは今までのディズニーリゾートの傾向とは違い、ディズニーキャラとは全く関係ない、地元をテーマにしたアトラクションがあったりします。雰囲気や傾向は東京のシーに近いと思って貰えれば。
 ダウンタウン・ディズニーの方は、そのまんま東京のイクスピアリをもっと広々と作ったといった感じです。
だから無料なのよ。アトラクションは何もないけど、ライブハウスや映画館、レストラン、そして世界最大規模のディズニーショップ「World of Disney」があります。この店はその辺の大型ショッピングモールによくあるディズニーストアとは別物なので、ここにしか置いてない商品もあるらしい。寧ろダウンタウン・ディズニーのメインイベントはこの店です。
ランドやカリフォルニア・アドベンチャー内で買い忘れたお土産品があっても、大抵ここに同じ物があったり。
他にもディズニーに関係のないレゴやらクマの縫いぐるみを作れる店やらちまちまと数件お店があって、一番奥にはディズニー公式ホテルが3軒あります。このホテルは朝食にディズニーキャラが出てくるプランが売りらしい。
当然ながら周辺のホテルより部屋ゲットも難しく、宿泊費も食費も割高になるので、公式ホテルでディズニーを満喫したい方は気合が必要かと思われます。私は諸々の理由により最初から諦めましたが。
アメリカのランドについて詳しくは日本語版ウィキにも載ってるので、興味があれば調べてみて下さいませ〜。

 んで、現在3つのパートに分かれているカリフォルニアディズニーですが。
ダウンタウン・ディズニーは無料で出入り自由ですが、ランドとカリフォルニアの方は当然チケットが必要な訳です。
 そこで有効なのが「パーク・ホッパー・パス」!
2dayとか3dayとか種類があって、2dayなら2日間ランド⇔カリフォルニア⇔ダウンタウンを自由に出たり入ったりできるのね。出る時は手の甲に蛍光のスタンプを押して貰います。この辺は東京と同じ。
ここでは敷地を完全に出てホテルに戻って一休憩、後でまた来るなんてのも有効です。
なんたって営業時間が長いからね〜。細かく週によって営業時間やパレードの時間は変わりますが、基本的に週末はランドなら朝8:00〜夜中0:00、カリフォルニアは朝10:00〜夜10:00、ダウンタウンは店によって違う…という感じっぽい。しかし夜中0:00って凄くないっすか!?
最初、アメリカの公式HP(英語バージョン)で営業時間を調べた時目を疑ったっつーの。0:00amと書くと日本だと昼の12時を差す事が多いみたいだけど、あっちでは夜中の0:00という意味になるらしい。どんだけ遊び倒せと。
 更に普通の1日パスではなく「パーク・ホッパー・パス」を使えば(1dayのパーク・ホッパーもある。1日パスだとどっちに入るか選択する必要あり)、決められた曜日(大体1日ごと)には正規営業時間の1時間前に入場できるという特典が付きます。日曜はダメだけど土曜ならOKなのね。おまけにディズニー内で使える各種クーポン付き。日本語バージョンあり。このクーポンがまた凄いのよ。各1枚しかないけど、公式ホテルでの食事10%引きの他に、ディズニー内の決められた店で纏めて$75買えば15%引き、$100買えば20%引きなんてのがあります。
これって10000円買えば2000円引きで8000円になるって事だよ。
ディズニー公式グッズでそれって凄くね? 日本じゃ考えられないよ!
このクーポンが貰える事は知らなかったので、Tさんにパスと一緒に貰った瞬間、目が輝きましたよ姉妹揃って(笑)。
私は面倒なので全部纏めて旅行会社に任せましたが、旅行会社を通さずともこのパスは日本からも買えるようなので本当にディズニーだけが目的なら飛行機・ホテル・パスをバラバラに取る事も可能ですよ。
 因みに後で「地球の歩き方」でパスの値段を調べたら、大人で1日パスは$66、1day・パーク・ホッパーは$91、2dayパーク・ホッパーは$132でした。……円高でも2日で13200円と考えたら東京に比べて3000円以上高い?
クーポン分を差し引いても、こっちではそれが当たり前なのかしら……その分給料いいんだろなぁ……(遠い目)


 つー訳で周辺の店をチェックしながら20分歩いて辿り着いたよ、出銭ランド! ここまで約20時間…長かった…!
明日・明後日の本番でアトラクションに集中する為にも先にお土産買いまくるぜー!!
 ランドもカリフォルニア・アドベンチャーもダウンタウンも、中で区切られてはいても全体的な敷地は同じなので、まずは門からエントリー・プラザと呼ばれる広場に入ります。ここでチケットも売ってるのさ。
……入る前にいきなり荷物チェックかよ……鞄開けさせられるし。キャストというより警備員っぽいカッコしたオバチャン達は緊張感あるようにも見えないけど、やっぱり危険物の持込みを警戒してるんだろうなぁ。まぁこっちはいかにも観光客だし、そんな鞄の奥まで確認するようなもんでもないけどね。

この服、見覚えある人もいるかと(笑)。靴は中国にも履いてったウォーキングシューズです。歩きメインなの分かってたからね。 最初のネズミきた──────!!!

手荷物チェック終わってすぐ、エントリー・プラザに入る前のベンチに先制攻撃くらいました。感動して思わずぱちり。
ネズミは顔無しの方が可愛いと思う。 エントリー・プラザの下タイルも可愛い。
流石にパーク内の全部が全部こんなタイルではなく、おそらくここだけだったと思います。屋根もない雨風吹きっ晒しの場所ばかりだしね。
ここから右に行くとランドの入口があって、左に行くとカリフォルニア・アドベンチャー、奥に行くとダウンタウンに繋がってます。
ナナメで読み難くてすまん。広すぎて正面からは全部の文字がフレーム内に入らないのよ〜。 アルばかりもつまらんので豆。 「CALIFORNIA」なオブジェ(?)。
最初のCにはネズミの王様がくっついているので、いつも人だかりが。
最後のAにはグーフィー。こっちはまだ群がる人が少ないので(苦笑)、隙間を狙ってツーショットゲット。
この床が↑になってるのさ。


 ここからダウンタウン・ディズニーに入る前にも荷物チェック場所があって(これは出てくる方のみ。支払い済んだかどうかだろうね)、いよいよ探索開始。
平日のお昼もだいぶ過ぎた時間という事もあって、人はそこそこいるけどそんなに多くはないかなー。
11月末なので奥には大きなクリスマスツリーもあったけど、ディズニーではなくレゴ仕様(兵隊人形がいる)でした。
周りの木の飾り付けも綺麗ではあるけどディズニーちっくではないし、ディズニーショップ以外はあまりファンシーな雰囲気を期待しない方がいいかも。本当にショッピングモールって感じやね。でもカリブの海賊ちっくなグッズの店があったり(店には入ってないけど、店の前の海賊マネキンと写真撮ったよ・笑)、好きな人は結構楽しめそうです。

正面玄関。ダウンタウンに入ってすぐにあります。 そして、ワールド・オブ・ディズニーきた───!!

もうね、入口からして可愛い。
写真だと分かり難いけどミッキーとミニーとプルートが三人乗りで馬車(?)を漕いでるのよ。もう大興奮。外観だけで脳内アドレナリン出まくり。
他2つの入口の上にもブタがいたりアヒルがいたり(名前で呼べよ)、窓から見える飾り付けもディズニー色満開です。
この店だけでダウンタウンの存在価値がある。
結局17:30まで3時間ほどずっとこの店にいました。←いい迷惑

 以下、ここで気付いた事・思った事を箇条書き。東 京 と 全 然 違 う … !

・買い物カゴが、スーパーによくある四角のプラスチック製ではなくて網の丸い円柱型バスケットゴールみたいな形。使い難いんだか使い易いんだか微妙なところ……。ん? これは東京も同じだったかも?(ウロ覚え)
・店内は広いのは広いが(おそらくイクスピアリのディズニーショップの2〜3倍くらい?)、キーホルダーや縫いぐるみなんかのグッズより断然服類が多い。トレーナーとかTシャツとかワンピースとか鞄とか帽子とかマフラーとか。子供用だけでなく大人用も同じくらいある。デザインはワンポイントものとか意外とシックなのもあったり。
・そのくせ日本でよく見るハンドタオルやバスタオルは皆無。携帯ストラップも殆どなかったような。
・その分、「ピントレーディング(ここカリフォルニアとオーランドのディズニーワールドで行っているピンバッチ交換。ゲスト同士でお互いのバッチを交換したりするらしい。やってる人は殆ど見なかったがな!)」用のピンバッチは豊富。季節限定物や2008・カリフォルニア・アドベンチャーとロゴが入ってる物もあるので交換よりもコレクターズアイテムっぽい。
・ちょい待て。11月末に普通にハロウィングッズも置いてあるんですが。寧ろクリスマスグッズが少ないんですが。
・クリスマスグッズはあっても入り口の一箇所とか。ツリー用の飾りとか。可愛いんだけどねー。
・あの……まだ2008年なんですが。普通に2009年って書かれたグッズも一緒に置いてあるよ……?(乾笑)
・ぎゃーす。なんじゃこの値段。出銭国価格なのは差し引いても、TDLより最低2割増しだよ!? やはり物価が高いのはスーパーだけではなかったのか……これがアメリカの常識なのか……!!(血涙) 
・ピンバッチが1つ$12って……タンブラーが$15って……これに更に消費税が7.75%………ガクブル。
・マグカップでか過ぎ。ウチにある500mlの計量カップよりでかいよ。おそらく日本人には飲みきれません。
・それより
TDLではお馴染みの可愛い缶入りお菓子が殆どねぇ──!!(汗)
・ちょっ、待っ、身体に悪そうな色の飴とかポップコーンはアホほどあるのに、マジで缶入りお菓子が存在しないんですが。見たのは可愛くないお城の絵のチョコが1つ2つだけ? それも中で小袋に分けてあるタイプじゃないし。
・そもそもアメリカには「旅行に行ったらお土産を周りに配る」という習慣がないって噂は本当だったのか。
・仕方ないので会社用のお土産は袋包装のクッキーを大量に買う事に。
よ、予算オーバー3倍…有給の意味ねぇ…!(涙)
・気を取り直して他のグッズ系を見……。………。何これ。
MADE IN CHINA ?
・おーいぃぃぃ。よく見れば服も縫いぐるみも文房具も置物も絵葉書も、9割9分が中国製なんですが。
・これじゃここで買って帰っても何処の国のお土産か分からないよ! きっと香港やフランスにも同じのがあるよ!
・必死で中国製以外を探すも、やっぱり殆どない。途中で諦めた。いいよもうナマモノじゃなければ中国製でも。
・せめてもの意地。(C)Disneyの中国製じゃ日本のディズニーストアにもありそうなので、タグや包装にDisneyland(大抵一緒にWalt Disney Worldも入ってる。グッズはアメリカ共通なのか?)が書かれているのを極力探しました。ふう。

 色々葛藤を抱えつつ、それでもアタマのネジが飛んでしまうのが出銭国の恐ろしさ。
この感覚ってオタの祭典と似ているわ……きっと分かってくれる人は多い筈。
自分の分のお土産含め、どんどん重くなる買い物カゴ。
有難う20%引きクーポン様。
ふふふ……この日のお土産だけで(※買ったのはこの日だけではない)軽く$200飛んだぜ。
ネズミ、恐ろしい子……!(ガ●スの仮面風に)(完全にネジが飛んだようです)
 これだけの金額ならポイント的にクレジットカード払いにした方が良かったかもだけどねー。
元々アメリカはホテルに泊まるにもカードがないと無理(カード=身分証明書でもある。今回はTさんがチェックイン手続きをしてくれたのでいらなかったけどね)ってくらいカード社会だし。
だけどスキミングなんかの安全面が怖いのと、2ヵ月後に円がこれ以上高くなってるとも思えなかったので、旅行中オール現金払いにしただけにダメージ大でした(苦笑)。
でもいいの。夢の国だから。もう、旅行の目的は果たした……!!←まだ何も終わってません。


 外も暗くなってきたところで姉妹揃って両手にアホほど重い荷物をぶら提げ、17:30にダウンタウンを撤退。
夕食前に荷物を置きに一旦ホテルに戻る事に。荷物を持って帰りの20分は結構ツライなぁ……。
つーかホテルまでの道で思いっきり迷子になるし。(アホ)
や、これは私が悪いんじゃないよ!? 妹が自信満々で角を曲がるから釣られて!!
結局1つ早く交差点を曲がってしまったが為にホテルの裏側をぐるーっと周る事になっただけだったんですが、安全だと言ってた表通りと違って裏通りは暗くて人少なくてかなり怖かった……まだ夜遅くなくて良かったよー。ひー(涙)。
 因みに翌日以降、妹は同じ場所で同じミスを2回やりかけました。その度に必死で止めたっての。
私より方向音痴が存在したのにびっくりさ……ドイツ旅行の母上を思い出したよ。方向音痴ファミリー万歳★(ヤケ)

 ともあれ、どうにか無事にホテルの部屋に帰還。
……ってベッドメイキングされてるー!? 朝ならともかく、昼にチェックインして出てきたのにわざわざ!?
うおお……これがヒルトンの力(?)か。昼寝したベッドを綺麗にされてたのは嬉しいけど、まさかこの時間に部屋に入られるとは思ってなかったのでびびったよ。散らかしつつも、一応トランク閉じていたのが救いか。
ベッドメイキングされるなら枕元に$1置いておいたんだけどね……これは予想外という事で勘弁して貰おう(汗)。

 言い忘れましたが、アメリカではホテルに泊まったら朝出かける前に、枕元か机に一人$1置いておくのが通常。
ベッドに限らず、何かサービスして貰ったらチップを渡すのが常識なのです。なので常に$1札は複数枚手元に用意していなければならず、正直このチップ計算がかーなり面倒。レストランでは消費税7.75%の他にサービス料としてチップを一人15〜20%も払わなければならないのよ。物価といい、どんだけぼったくりなんだこの国は。
妹曰く、オーストラリアにはチップ制度ないらしいけどね。その点では日本も楽だよなぁ……。(しみじみ)

今、このプルートはトランクの上で寝そべってますv←トランクまだ押入れに仕舞ってないんかい ベッドの上で荷物整理がてら、自分用お土産の一部。
プルートはお腹のところがぺたっと四角に広がって枕になるのよー。
トランクに入るか不安を覚えつつも、肌触りが良くて一目惚れしたのです。
丸いネズミは形にウケてつい買ってしまいました。
ドナルドやグーフィーバージョンもあったけど、完全に別人(?)だったよ(笑)。
手前のは木彫りっぽいクリスマスの飾りです。これも色々種類あったなー。
東京にもある?

 だらだらしてるとすぐに夕食の時間になったけど、休憩したらもう動きたくなくなるのが人の性。
ダウンタウンに戻ってレストランでも行くかーと最初は考えていたものの、その気力もなくなったので19:00頃にTさんに聞いたテイクアウトの中華弁当を買いにホテルを出発。それはディズニーまで行く途中の道の反対サイド、ホテルから歩いて10分くらいで行けるのよ。往復する間に場所はチェックしといたのさー。ヒルトンの1階にはスタバもあるのでそれで済まそうかという案もあったけど(寿司レストランとか他にも店はあったけどね……ここまで来て怪しげな寿司は食べたくない)、昼もパンだったし、いいかげん普通のご飯が食べたくなったのです。
 それにしても寒いぃぃぃー!! 夕方から夜になった途端、この寒さは何。日本から着てきたコート着ても寒いよ。
昼間は暑かったのに、この温度差はかなりキツイ。現地の人って慣れてるから大丈夫なのか? 
とりあえず荷物を置きに…というより上着を取りに部屋に戻って良かったわ。


 中華弁当屋さんの並びにはピザ屋やサンド屋もあったけど、やっぱりパンはやめとこうという事で「CHINA」と看板が出た店に突入。……お土産グッズはともかく、いくらなんでもナマモノ食材は中国から輸入していないとは思いたい。
というか敢えてその事は考えないようにする。店内はテーブル席もあって中で食べる事もできるようだ。
店員さんは見た目はアジア系だけど悠長な英語で話し掛けてきたので、やっぱり中国系3世とかかもなー。
 AセットBセットみたいな細かいメニューもあるけど、別に決まったセットでなくてもアイス屋さんみたくガラスケースの中に入った色々なおかずを2種、それとチャーハンか焼きそばかどちらか1つ選べばOKって事らしい。
おかずを指定すれば店員さんがフタ付きのお弁当箱に入れてくれます。1セット$8.09(税込み)也。
レジでここで食べるかと訊かれるけど、「GO」で普通にテイクアウトできますよん。←英語…?

おかずはセサミチキン、テリヤキチキン(アルファベットでもteriyakiでした)、ブロッコリーと豚肉の中華風…みたいなモノです。そんなに油っこくはないけど、とにかく量が多い…っ 買って帰ったお弁当〜。左が妹、右が私の分。
味は思っていた以上に美味しかったけど、あまりのボリュームに気が遠くなったよ……。ホカ弁が800円と思えば高いけど、死ぬほど食べて800円と思えば安いかもしれない。飲み物は昼に買った水で充分。

ホテルの部屋にある机(というより仕事用デスク?)は壁向きで椅子も1つしかなかったので、各自トランクをテーブルにしてカーペットにベタ座りして食べました。
以降、この食事スタイルが定着する事に(笑)。楽だからいいんだよ!

 食べたらさっさとお風呂入って(ドライヤーは備え付けがあります。ネットで調べ済み。泊まるホテルの設備が最初から分かってるっていいねぇ…)、時差ボケ完全解消&明日の為に体力を蓄えるべく、この日は21:30には就寝。
ってちょうどその時間に花火の音が─────!? これってランドの花火だよね!?
慌てて窓から外を探るも、音のみで花火は見えず。いや、よく見れば向かいのホテルの暗い窓に反射した光が…?
どうやらこの部屋の窓はランドと正反対側を向いていたようです……orz
悪い部屋じゃないとは思うんだけどね……早くチェックインしたのがまずかったのかなぁ。ちっ。
明日は現地でしっかり見てやるー!!との野望を夜空の星に誓って、ベッドに入った姉妹でした。


 という事で次回、「クマ、ゲットだぜ!」編をお待ち下さいませ〜。確実に2日目も前後編……げふん。